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ホロウの放浪譚 1部  作者: あんたったー
第一部 二章 ドラゴン討伐編 【ヨーラ】
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第三十三話『チョロコンビ結成』

「おまえ、ばかにしてんのかっ!?

 僕のこと!」


「何を言っている」


「確実に殺せたはずだ!

 今の一撃で!

 なぜ手を抜いた!」


「聞くに堪えんな」


「おまあ、ぁっ?」


 から、だがァッ。


 カエデ、お前!


<悪いが返してもらうぞッ

 ってめ抵抗すんな!>

 

 余計なことしやがって、邪魔すんじゃねえ!


<いいや邪魔するねっ

 死にたいなら死ねばいいが

 テシリアさんに殺されるか

 恨みをかって誰かに殺されるかなんて

 そんな死に方許さねぇ>


 あ!?

 んだお前、善人気取りか?

 そんなタマじゃねえだろうが。

 自分が一番わかってるはずだろ。

 

<善人も何も!

 お前が死んだらわんちゃん俺が死ぬんだよ!>


 それはないって言ったろ!

 今ここで僕が死んでも、死ぬのは僕の肉体と精神だけだ。

 お前の肉体も、精神も魂も、何もかも無事だ。


 だから主導権をよこせ!


<そうだとしてもだ、俺はお前なしで生きてける気がしない>


 は、はあ!?


<実際、今回はお前がいなかったら確実に死んでた>


 あ、ああ?

 いやだが、そもそも僕がいなきゃお前こんなことに巻き込まれてなかったろ。


<今回はな

 だけど、こんなことが二度と起こらないとは限らない

 俺がこんなな以上、お前がいてくれなきゃ困る

 お前には、存在価値も存在理由も有り余るほどにあんだよ>


 チッ。


<なんだよ>


 傲慢だ、嫌いだよ。

 君のそういうとこ。

 自分勝手、カス。



 君みたいな奴らは、どうしてそう自分を軽く見るのかね。


<なんとでも言え、お前が敗けて天仰いでんのが事実だ、

 俺の勝ちだよ


 勝負ですらないが>


 はぁ。


<というかお前、もうどうしようもないだろ>


 ああ。

 おっぱいが倒れてる僕に何もしてこない時点で、僕に選択肢なんて無かったわけだ。


 わかった、今回は諦める。

 あくまでも、こ・ん・か・い・は、だが。


 ——契約だ。


<契約?>


 ―――これはいわば、死にたがっている僕と。

 殺しを、自殺を望まない君との戦いだ。


<あぁ、そうだな>


 だから、もし君が僕の死を望めば、もしくは、心の底から、誰かの死を望めば、君が僕を止めることは不可能になる。


 それは死を、殺しを認めることで、願うことだ。


 今の君と僕では、精神に違いがありすぎるけど、君が僕に寄れば、僕は君の肉体をある程度自由に使えるようになる。


 そこでだ―――。


<あぁ>


 もし一度でも、君が僕に寄ったら。

 僕が一瞬でも、肉体の主導権を完全に掌握出来たら。


 その時は、肉体の主導権を永遠に、僕が貰おう。


<―――俺のメリットは?>


 それまで、全面的に君に協力しよう。

 それとついでに、君が死を望んだ相手を、僕が殺してあげる。

 いればだけどね。


<お前のメリットは?>


 いずれお前は必ず、心の底から他者の死を望む。

 そうすればお前の肉体は僕のもんだ、それまで待ってればいいだけの話。


<―――わかった、契約だ

 お前の思う通りにはなんねぇよ>


 あぁー。


「ったく、ハァ..............

 お前んとこのガキに説教されたよ

 くっそむかつく、死ね


 クソガキに免じてここらへんで引いといてやるよ

 感謝しろばぁか!」


<倒れた状態で言ってどうすんだよ>


 僕には自爆なんて手もあるぜ。


<はいはい、させねぇよ>


 わかってるよ。

 せいぜい、楽しませてくれよな。


<任せろ>


><

カエデ(´-ω-`)「お前チョロ――」

悪魔(# ゜ω ゜)「うっさい死ね!」

カエデ(´-ω-`)「お前ガキ――」

悪魔(# ゜ω ゜)「うっさい死ね!

        てか全部ブーメランだボケ!」


シロ(; ・`д・´)「すごいです!あの二人チョロ力が53万もあります!」

ユーガ"(-""-)"「しかもあと3つも形態を残しているらしい」


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