表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
621/622

閑話休題!アルバン国立学校!その16

お疲れ様でございます


現在野球回を書きたい衝動に駆られているんですが、そこはまだ我慢しておきます


昔は地元ホークスファンだったんですが、最近ではあっちこっちに行った選手も見ている為、どこファンでもなくなりました


左のアンダースローとかいう抑えが出てこないかなー、と思っているんですが、全然出て来ませんね


さておき、本日のキララ、どうぞ

なんだか次第に、髪型や今日着る服を気にし始めたカンナ ―――



ウン…これって、マティスに可愛いって思われたいって事よね…


エネッタとピリムチェックによると、この行動はラブである


恐らくこっちは、このまま見守っていれば問題ない



マティスはマティスで、日々あった事や思った事などを忘れぬよう、日記に書いていた


主にカンナに対する想いであり、大人になって冷静になってから見返すと悲鳴を上げて恥ずか死ぬ、黒歴史というヤツである



「あの二人はもう大丈夫かな…」


「ええ、このまま何事も無ければね…次の問題はあっちの二人ね」



ソフィとホロン ―――



本当は大親友なのに、どちらも大分意地っ張りな為まだ和解してない


そっちが先に謝って来るんなら聞いてあげないでもないのよ?、といった感じでお互いチラチラ見ている二人だが、目が合うとフン!、とそっぽを向く


さて、こっちはどうしたものか…


現在数学のバスフローチカ先生が、三平方の定理を用いて遠くの物の高さを測る方法について説明しながら黒板に書いているが、この二人の問題について考えていて気もそぞろなエネッタはあんまりノートを取っていない


ちなみにここはテストに出る



「うーん…どうしよう?」


講義が終わり、机に寝そべってピリムの方を見るエネッタ ―――


「何を?」


テキストとノートをかばんに入れ、帰る仕度を始めるピリム ―――


エネッタはちょっとだけソフィとホロンの方を見た



ああ、そっちの子達ね…


まだケンカしてるのか…うーん…



ティンと来たピリムは、ゴリオス城塞にいたアキラを探して声をかけた


現在(ようや)く城の厨房に換気口を空け、これから発電機と換気扇を設置するところである


電気工事の資格は持ってないが、地上と違って冥界にはそんな法は無いので問題ない



かくかくしかじかでソフィとホロンがケンカしている事をピリムが話すと、アキラは仕事の手を止めてその事を益光とイシュヴァルドに通報した



「…なに?…ソフィが?…」


「ウン。ピリムが言っていた」


そこん家は仲良しさんなのでケンカして欲しくなかった益光と氷雨は、悩み始めた ―――


とりあえず今度は精霊界へとおもむき、イシュヴァルドにその事を話すアキラ


「ウーン…困ったね…」


そこん家は仲良しさんなのでケンカして欲しくなかったイシュヴァルドも、悩み始めた ―――


話に聞き耳を立てていたウンディーネとガイアロスも、そわそわし始めた



結果、みんなして益光ん家に集まり、ソフィとホロンのケンカをどう治めましょうね会議が行われた ―――


ウンディーネは着いて来ているが、ガイアロスは益光ん家に入るにはちょっとデカいので駄目って言われた


現在精霊界でまた小石をモコッと作っては、ピンと人指し指で弾いている



「エネッタとピリムに聞いたところによると、二人とも仲良く出来なくなって寂しがっている様子だそうだ。何かきっかけがあれば元の仲良しに戻ると思うんだが」


アキラの言葉に、考え始める議会 ―――


目が合った益光とイシュヴァルドは、ウチの子がすみません、と、互いに目を伏せて軽く頭を下げた


「…ソフィとホロンをここに連れて来よう…ソフィに謝らせる…」


益光パパは厳しく育てられた為、許さん、と思ったら愛娘まなむすめでも叱る


「ホロンにも謝らせる。ちゃんと仲直りさせよう」


言いつつイシュヴァルドは、自分の教育が足りなかったのかなー、とか思い始めている



そして数分後、アキラに連れられてソフィとホロンが益光ん家に現れた ―――



テーブルに座っている両親達が、悲しげな顔で自分を非難している表情を見たソフィは、事情を察しポロポロと泣き出した ―――



「だって…冗談だったんだもん…みんな笑うって思ってたのに、ホロンが怒り出して…」


それを聞いたイシュヴァルドとウンディーネが、同じ表情でホロンの方を見つめる ―――


耐えられなくなったホロンも、同じくポロポロと涙をこぼし始めた ―――


「バカにされたって思ったの…ソフィの事大好きなのに、そんな事言われて許せないって思ったの…」



ウン…


普通に子供のケンカやね…



大体の事情を察した大人達は、じゃあお疲れ様でした感がある挨拶をして帰っていった ―――


「ソフィ、ホロン。このままケンカしていたいか?それとも仲直りしたいか?」


「仲直りしたい」


即答でそう答えたソフィがホロンの方を向くと、ひしっと抱き締めてきた ―――


「ホロンの方は聞くまでも無さそうだな。じゃあ二人とも、お祭りに行くぞ」


本日は七夕、大きな花火大会があるお祭りが開催されている


ローザとベルタ、ザムダ達と一緒に、一行はお祭り会場へとおもむいた



色んなお菓子や食べ物を売っている露店 ―――


金魚すくいや、鉄砲で景品を撃つ露店 ―――


夜空に上がり始めた花火 ―――



花火が上がり始めてしばらくした頃だった


「…ごめんね、ホロン。ホロンの事、大好き」


そう言って抱き締めてくるソフィ ―――


「私もよ…ソフィの事、大好き」


同じく抱き返すホロン ―――



初めてのケンカ、からの、仲直り ―――


二人はまた一つ、一生残る思い出を作った ―――

後日譚・キララ ―――


薫の面倒は頼まなくても好き好んで両親が見てくれる為、正直キララは暇でした


アキラはアキラで築城に忙しいようで、頼まれたキララは参帝重工が生産している巨大な発電機を発注しました


いずれゴリオス城塞に備え付けるつもりです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ