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閑話休題!アルバン国立学校!その4

お疲れ様でございます


なんだか最近、陽が伸びたような気がします


確かMaxは6月だったような気がします


私としては早いとこ陽が落ちてくれた方が涼しくなって良いのですが、私の異議申し立てが通る気配はありません


さておき、本日のキララ、どうぞ

一夜明けて、翌日 ―――



夕飯のカレー、そしてお風呂、からの、また遊ぶ ―――


エネルギーの全てを遊びに注ぎ込んだお子様達は再び疲れ果ててグッスリとお休みし、今朝に至る


今朝も今朝とて、益光はPCで色々検索しながら城の内装のデザイン画を描き、氷雨さんは皆の朝食を作っている



朝食のメニューは、出汁巻き卵、小さい里芋の挽き肉(あん)かけ、おろしソースのミニハンバーグ、ご飯と味噌汁である


そろそろご飯が出来るかなー、というタイミングで、眠る気など微塵も無かったソフィがパチッと目を覚ました ―――



「ふひひひひひ…」



まずはジェダへとご挨拶 ―――


鼻をつまんで口を塞いだ



ン?…


ンンンンンンンン…



「ブハァアアアアアアアアア!」


ガバッと飛び起きたジェダを見て、声を出さないように大笑いしているソフィ ―――


眼を見開いているジェダに対し、シー、と人差し指を立ててエネッタを指差す


お前もやれ、という意味である



そうして次々とみんな起こされていき、最後に残ったお寝坊さんはカンナであった


他のメンバーにシー、と人差し指を立て、ティッシュでこよりを作るソフィ



わりと硬めの先端を作ると、カンナの鼻の穴にズン!と差し込んだ ―――



ファ〇ク!! ―――



全員が息を殺して悶絶している最中さなか、グリグリとこよりをひねるソフィ ―――



「へ…へ…へくちっ!!」


クシャミと共にカンナが目を覚ますと、そこで全員の笑いの堤防は決壊した ―――


目が覚めたら皆が大爆笑していた


何がなんだか分からないカンナだったが、丁度そこで氷雨さんからお呼びがかかった


「みんなーーー!?ゴハンですよーーー!?」


「「ハーイ!」」



ドタドタと駆け出してちゃぶ台に座るお子様達 ―――



「「いただきまーす!」」


ソフィとジェダは普通にお箸を使えるが、他の子達はスプーンとフォークである


ミニハンバーグが気に入ったカンナは最初に全部食べてしまい、他の子の物を見ていた


「カンナ、ぼくのあげる」


マティスからの、さりげない食事支援 ―――


「わたしのも」


ソフィからも支援を受け、カンナのハンバーグ数は初期値まで回復した


ほっこりと微笑むカンナ ―――



しまった…


私の方が先に食べていれば、そのポジションは私だったのに…



カルーシア、学習中 ―――


実際はカルーシアが同じ事をしていても、誰もハンバーグはくれない



「「ごちそうさまでした!」」


「ハイ、じゃあみんな、食器を持って来て?」


順番に食器を下げると、すぐにドタドタと部屋に走って行くお子様達 ―――


今度はボンバーマンで殺し合いを始めた



「はっちゃん、いるー?」


「…」


今朝は後ろから出て来た益光 ―――


納屋で遥と一緒にいたのである


「いた。ちょっとみんなを連れて遊びに行って来ようと思う」


「…ウム…して、どこに参る?…」


「ウン、オフロードの自転車用のコースがあってな。そこに行ってみんなでレースだ」


「…ほう…皆、体力が有り余っているようだしな…良いのではなかろうか…」


「その後は海に行ってアジを釣る。大きいヤツはなめろうにして、小さいヤツは唐揚げだ」


「…ほう…行く前には声をかけてくれ…拙者も参るとしよう…」



そうしてオフロードコースに到着したアキラと子供達 ―――



まずは自転車をレンタルし、練習開始


最初のうちは上手く乗れない子もいたが、コケても周りは柔らかい土なので問題ない


次第に上手く乗れるようになっていき、全員が普通に乗れるようになったところでレースは始まった ―――



「じゃあいくぞ?3…2…1…GO!!」



全車、一斉にスタート ―――



まず最初に上がったのは、普段からチャリを乗り回しているソフィ


ちなみに最近、補助輪は外した


勢いよく坂を登ってジャンプしたところ、坂の先は崖だった ―――


そういう罠コースである


空中で徐々に体勢が斜めっていき、地面に突っ込んだソフィ ―――


着地に失敗し、ゴロゴロと転がっていった


その間に第二走者エネッタ、第三走者ジェダが通過


冷静なピリムとカルーシアは前に出ず、前車の様子を見ながら差し切れるポジションを選んでいる


マティスはカンナを助ける為の執事どれいと化しており、最早レースはそっちのけである



先頭を走るエネッタを追うジェダ ―――


子供達の中では一番体格が良い為、中々速いがジェダには秘策があった


「あ!エネッタさん!ちょっと待って下さい!」


「え?何?」


「先に行かせて貰います」


お人好しのエネッタは停車し、まんまとジェダの策にはまった ―――



あっ…


コンニャロー…



止まってしまったエネッタの脇を、シャーッとピリム、カルーシアが通過する ―――



許さんぞ小僧…



怒りの炎が目に灯ったエネッタの猛追が始まった ―――

後日譚・甲賀の里 ―――


里の長となった吹雪を争い、またもやくノ一達の間で争いが勃発しました


特に殺し合いレベルまで発展してしまったのが、くれない石蕗つわぶきです


寝ている間に毒矢を吹きつけられる可能性がある為、二人とも普段はどこにいるのか分かりません


ダァン!! ―――


ある日、紅を木の上に発見した石蕗は、躊躇なく狙撃銃のウィンチェスターを発砲しました


その刹那に殺気を感じ、間一髪でこれを躱した紅は木立ちの中に消えました


あのヤロー、ブッ殺してやる…


現在二人の殺意と第六感は、極限まで高まっています

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