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侵略!アルバン独裁王国!その6

お疲れ様でございます


ンー…


宇宙人っているんでしょうかね


いるとしたら、何考えているんでしょうか


もし彼等に会えるとしたら、私はとっておきのジョークで彼等を笑わせてみせます


さておき、本日のキララ、どうぞ

「…まことですか、ユステール…」



ザビーネ (1088~存命 現エスタミル王国女王 ちょっとおばあちゃん)



「はい。この目と耳にて、確かに」


現在ユステールは女王ザビーネに、アルバンで見聞きしてきた事、どうやら攻めて来ないという事、同盟を結んだ方が良い相手である事などを報告したところである ―――



「ご苦労でした…では議会を開いてこの話を皆に伝えましょう。あなたは出席しなくても結構です。既に知っていますし、旅の疲れもあるでしょう。議決はまた後日に行います。その時においでなさい」


「ハッ!!」



一礼したのちきびすを返して颯爽さっそうと玉座の間を退出するユステール ―――



「…大丈夫でしょうか、女王様…まさかとは思いますが、ユステール殿がエスタミルを売った、などといった事は…」


隣にいた近衛兵の方をそっと向き、柔らかい笑顔を浮かべるザビーネ ―――


「コルネリウス?彼を見てどう感じましたか?」


「どう?…いえ、特には…」


「では覚えておきなさい…顔を見て、目を合わせるのです。嘘をついている者か、忠誠を誓っている者かはおおむねそれで分かります。彼は私と国の為なら命も惜しまないでしょう。疑ってよい者ではありません」


「ハッ!二度と彼を疑いません!」



ハァ…


だからそうじゃなくて、そこはどうやって見分けるのか聞いて自分で覚えるとこでしょう…



ザビーネはあきれると同時に、少し疲れた顔になった ―――



一方その頃、馬車に乗って自分の邸宅へと帰り着いたユステール伯爵 ―――


「テレジアーーー!テレジアはいるか!?」


バァーン!と屋敷の扉を開き、声を上げるユステール ―――


「なあに?お父様」



テレジア (1899~存命 伯爵家の箱入り娘 親に隠れて漫画を描いている)



「最高の男が見つかった!!見合いをするぞ!」


「えっ?…」


よくよく話を聞いてみると、相手は新生アルバン王国の宰相でイイ奴らしい


どうやらとんでもねえ国であり、自分がその宰相婦人となればユステール家は安泰との事であった



「…分かりました…お見合いに参ります」


「上手くやってくれ、テレジア。これには国の未来も関わっている。くれぐれも上手くやってくれ」


いつになく興奮している父の態度から察するに、きっと大事おおごとなのであろう


このまま嫁入りしないで漫画を描いていたかったテレジアだったが、ここは一つ父や国の為、伯爵令嬢としての運命を受け入れた



OK了解 ―――



そこんとこ確認したユステールはテレジアを連れ、ダッシュで再びアルバンへと向かった ―――


よその国だって同じことを考えるに決まっている


どこかに宰相を取られてからでは遅いのである



「どうもユステール殿。本日は如何なされました?」


「やあダリ殿。本日は私用でお伺い致しました…」


「では城内へとどうぞ。貴方であればもう隠し立てする必要も無いでしょう」



城壁に備え付けられた、とんでもねえ大きさの弩弓 ―――


巨大な鉄柵、重厚な扉といった二段構えの城門 ―――


入ったが最後、ピタコラスイッチのように鉄球さんがゴロゴロ転がって来る通路 ―――



ウン…見た事無いわこんな城…


何このクッソでかい石の城壁…どうやって持ち上げたの?…



「こちらです、どうぞ」


「では、失礼致します。いや突然申し訳ございません。お時間有難うございます」


「いえ、そんな。とりあえずお掛けになって下さい。ローザ、お茶をお願い」


「はい」



足早に給湯室へと向かうローザの足音がしなくなると、ユステールは話を切り出した ―――



「…ダリ殿、実は我々エスタミルはアルバンともう一歩踏み込んだお付き合いをしたいと考えておりまして…」


特に私が…


「はい。それで?…」


「差し当たり、我が娘テレジアをダリ殿の側用人として置いて頂けませんでしょうか?」


「ンー…少々お待ち下さい。そこは私一人で決める訳にはいきませんので」



そうして数分後現れたその男は、国王ゴリオスその人であった ―――



「あっ、お初にお目にかかります、」


「挨拶はいい。話は聞いている。で、何が目的だ?」



この男には、隠し事は通らない ―――



直感でそれを判断したユステールは、正直に思うままを述べ始めた



「…なるほど…フーム…別に構わんだろう。後は当人同士の問題だ。ダリ、お前はどう思う?」


「えっ?…いやそんな…俺会った事も無いですし…」


「ではお引き合わせ致しましょう。娘を連れて来ております」



そうして数分後、ダリの前に現れたテレジアは美しかった ―――

後日譚・キュレーネとキュイ ―――


「グォオオオオオオ!!」


大分デカくなってしまい、以前の可愛い鳴き声は聞けなくなってしまいましたが、それでもキュレーネはキュイちゃん大好きです


ママーーー!!


キュイちゃんが飛びついて来ると、キュレーネは圧殺されそうになります


押し潰されてアバラを2本折られて以来、キュレーネは避けるのが上手になりました

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