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訓練開始!カザロフ兵団副団長!その16

お疲れ様でございます


まったくね


あんだけ米が無いって言ってたのに、スーパーに並べたお米は1ヶ月くらいしたら捨てるらしいです


だったら値段下げて売れよって思うのは私だけでしょうか


商売は売れてナンボです


いつか分かる日が来ると良いですね


さておき、本日のキララ、どうぞ

「では、副団長選抜試験の結果を発表する。カザロフ兵団副団長、アラン。壇上へ。この場にいて任命する」


壇上のポチ ―――


その後ろに控えているのは、まごう事無きアスモデウスとエリゴール ―――



こんなもんウソだ…夢に決まっている…



こちらはカザロフ兵団、副団長就任式会場


兵団総勢の拍手をって、今アランは壇上へと送り出されている



「では兵団を頼んだぞ、アランよ。これはワシからじゃ」


アスモデウスから渡された華美な装飾の軍刀を抜いてみると、ミスリル製であった


「ハッ!アスモデウス様…兵団はこの命に代えましてでも…」


アスモデウスに対し臣下の礼を取り、その場にひざまづくアラン ―――



「では引き続き、新軍団長の就任式を執り行う!シグナス!壇上へ!」



えっ!?…


聞いてない話に、左右を振り向いてあからさまに挙動不審になるシグナス ―――


どういう事!?…


ポチ殿が健在なのになんで私が軍団長?…


さっぱり事情が分からないシグナスだったが、呼ばれたからにはとりあえず壇上へと向かった



「それでは新設されるカザロフ第二兵団軍団長として、シグナスにその任を与える。これはワシからじゃ」



その剣を抜いてみると、それはかつての愛剣、サンビシオンであった ―――



「こ…これは!!私の剣だ!!どこで!!?」


「フフ…実を言うと、ゾディアック殿が大事に持っていたんじゃよ。いつか晴れの日に渡して欲しいと頼まれておった。今日がその日じゃ」



聖剣サンビシオン ―――


赤紙一号とかいうマグナイト鉱製の超硬質金属の刃を魔力を帯びたミスリルの刀身で覆って鍛造された銘刀であり、両刃の日本刀みたいな構造をしている


分子分解ブレードとでも言うべきか、帯びた魔力によりサンビシオンを振った先の物体は刃が触れる前に既に分子構造が崩壊し始めている


要するにこんなもんでぶった斬られたら人生とか業務とか色々終わる


ちなみに元々は天界で造られたものであり、天界やら魔界やらがひっくり返るような騒動が起きた伝説の中には、大体3割くらいの確率でこのサンビシオンが振られたという記述がある



懐かしさと、愛しさと、心強さで剣を抱いたまま固まってしまったシグナス


とりあえず壇上から下りて貰って、次のワイスを呼ぶ



「では新軍団副団長、ワイス!壇上へ!」



「ハッ!」



やはりこの人も呼ばれた…


この人に着いて行くのが正解だ…



ワイス軍にいた者達が向ける目線と拍手は、熱い ―――



それから第二兵団の強襲偵察部隊隊長には、ワオンとガルルが任命された


就任式も終わり、新しい軍の編成も発表された


それによると、キュレーネとベルサリオは第二兵団配属でワイス直属らしい



式の終了後、就任おめでとう会という事で酒席と相成ったカザロフ兵団 ―――



今回はちゃんとだだっ広い会場を用意しており、クッソでかいゾディアックでも余裕のスペースである


「それでは皆の就任を祝して、カンパーイ!」


「「カンパーイ!!」」


アスモデウスの音頭で一斉に飲み始める参加者達 ―――


それからワイワイとそこら中で立ち話が始まった



「おめでとう、アラン。まさかホントに副団長になるとはな…アラン様って呼んだらいいのか?」


祝いの席に駆けつけていたガベル


「おいやめろ、冗談に決まってんだろ。俺とお前の関係は何があっても変わらないからな?」


「フフ…今日くらいは調子に乗れよ。ホレ、アラン様」


「ンー…悪くない響きだ。ではガベル、私の靴を舐めろ」


「流石にねえよ?お前もう酔っ払ってんのか?」


あっちの席では、アランとガベルが楽しそうである ―――



こっちの席では、第二兵団のみんなよろしくね会になっているところである


ワイス的には自分が副団長だった事がちょっと納得いかないご様子だったが、ポチやニルスにシグナスを先陣に立たせる為には必要な措置であったこと、実質的な軍の指揮担当は自分であることを聞かされ、ああそういう事ね、と納得した


シグナスにサンビシオンを持たせて前線に突っ込ませるだけで何とかなってしまうのが第二兵団だったりする



クッソでっかいドラゴンとか伝説の剣とか、半透明で向こう側が透けて見える人とかを眺めながらチキンをかじっているメスのボーダーウルフ5頭


「…あの、コリーヌさん…コイツらって…」



コリーヌ (2009~存命 カザロフに来た魔犬達のお嫁さん候補のうちのリーダー格 まつ毛が長い)



「皆まで言うな。あのドラゴンだけでも我等では到底太刀打ち出来ん。こんな奴ら敵に回したら我々の群れはお終いだ。仲良くするぞ」


「あの、それって…」


「ここの魔犬の嫁になるかどうかは自分の意思で勝手に決めろ。気に入らないものを我慢しろとまでは言わん。帰りたいと思ったら帰れ」



ペロリ (2011~存命 ♀ 乙女全盛期の可愛い子さん)



「分かりました。ガルルってあんまり喋らないし素っ気なくて、まだ何を考えているのかよく分かりませんけど。帰るにしても、もう少し調べてからにします」


「では頼んだ」


宴もたけなわになったところでお開きとなり、酔っ払い達が寝床へと帰ってゆく ―――


ペロリが帰ってみるとガルルは初めて飲まされた酒が覿面てきめんに効いており、スヤスヤと寝ているカンナの隣でのびていた



ウーン…結婚か…


考えた事とか無かったけど…


ていうかこの子誰よ?…



考えてもよく分からないペロリだったが、少し回ってお布団を整えた後、お腹が一杯で幸せだったので寝た ―――

zzz…

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