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第四話 伝わる恋
「中山君…私が逃げたからまた変な噂広がっちゃったかも知れない。」
「ごめんなさい。」
「と言うかすみません…。」
私がそう言うと彼は
「俺はホッシー、いや星河をずっと見てきたんだ。」
と言う彼の言葉に私はどんな風に返せば良いのか思い付かなくて黙って聞いていた。
「黙って聞いてて平気だから。」
と言われたので黙って静かに聞くことにした。
「俺は星河のこと好きだよ。」
彼の一言に私は驚いた。今なんて言ったのとかを心の中で思って居た。
「ビックリするよな…だけど俺は高校一年の頃から好きだったんだよ。自分でも最初は疑った。だけどよくよく考えたら俺はあることに気づいたんだ。あっこれは一目惚れなんだなって。」
彼は誰も居ない屋上でそう話してくれた。
「俺の気持ちは言ったけど星河、返事はいつでも良いよ。」
だけど私の気持ちは決まっていた。でも本当に言ってしまって良いのかが凄く悩みになった。
「今日の放課後また屋上に来れる?」
と私が言うと彼は
「必ず行くよ。」
と言われたので私はただ
「ありがとう。」
の一言で屋上から教室に戻った。




