第二話 少しずつ変わる気持ち
今回は長くなってしまいました。
今日は遅刻せずに学校に行けたのは嬉しいが、朝から騒いでいた。その理由は夏休みに急遽修学旅行があるからだ。
「ホッシー!聞いたか!!今年から夏休みにも修学旅行があるらしいぜ♪」
と朝から走ってきた中山晴哉は聖奈にそう言って来た。
私たちの学校では、冬休みだけ修学旅行がある。だが、今年から夏休みにも修学旅行が行われることになった。中山やクラスの皆が騒いでいる理由がこれだと気付いたが事実を言ってしまうと私的にはどうでもいいと思った。何故なら修学旅行はお金がかかるからだ。
「おはようございます。中山君。朝から誰かが騒いでるなっと思っていたらやはり中山君でしたか。」
と私が言うと彼は、
「ごめん。うるさかった?だけどせっかくホッシーとか皆と行けるからテンション上がっちゃってさ。」
と彼の一言が私はビックリした。珍しいと思った。こんなに冷たい私と一緒に行けることが嬉しいのかと。私が驚いていたら不意に後ろから、ある少女が話掛けて来た。
「ホッシーおはよう♪今日も一段と可愛いね♪」
と私に言って来た彼女は私の中で一番仲が良い佐藤菜々子と言うクラスメイトだ。そんな菜々子には彼氏が居る。菜々子の彼氏は私たちと同い年の男だ。話によるとナンパされて付き合ったらしい。実際、私は正直その男は危ないと思っている。何故ならナンパと言う所で危険を感じた。だけど菜々子が決めた相手だから私は口を出さないことにしている。
「可愛く無いよ!と言うかおはよう♪」
私がそう言うと中山が
「何で佐藤さんだけは明るく話すのに俺には敬語で大人しそうに話すの?そんなに俺って話しづらい?」
中山にそう言われると私は照れてしまう。何故か知らないが。自分の中では中山は私が男子と関わりを持とうとしないから話掛けて来たのかと思った。だが、他の女子たちから聞いたら
「聖奈が可愛いし、それになんと言っても大人しいけど人一倍笑顔が輝いてるからじゃないのかな?」
と言われてしまう。でも私は笑顔が輝いていると言う所では凄く不思議に思ってしまう。何故なら面白いことでも直ぐに笑っては居るが、輝いては居ないと思う。自分では普通に笑って居るだけなのに。
「別に話しづらい訳じゃ無いですが、男子にはどうしてもこの口調になってしまうので。だから中山君にも敬語になるだけです。傷付けたなら謝ります。すみません。」
と言うと彼は…
「良かった!嫌われてるから敬語で話されてるのかと思ったよ!」
と言われ私は別に中山君が嫌いな訳じゃ無いけどと思った。
むしろ私は中山君は男子の中で一番だと思っている。だから嫌いには何故か知らないがなれない。




