『阿波徳島城』ものがたり?
千熊丸の元服までの『歴史的背景』の前に2話挿入しました。
初めてのお城や城下町作りに関するエピソードです。
相変わらず緩い展開です。
さて『城』だ。『令和のおばちゃん』まさかの『築城』!
こんなに早く『お城』作らなきゃならなくなるなんて! 計画では十年くらいかけてするつもりだったのに!
その上、『皇女様』『王女様』『公女様』!
マジか!って勅使に向かって叫びそうになったよ。
ああ、しかも『稀人』とか言ってるし!
あれ、家督譲ってもらってなかったら、それから阿波一国巻き込んであれこれ同時に改革してなかったら、不審死の可能性もあったってことだよ。(怖)権力者、やばい。
まあ、『皇女様』も『皇位継承権』は放棄したとしても、他の宮家に養女に入ってからとかじゃなく、直接うちに来るってことで『抑止力』になるってことなんだろうね。『天皇家直轄領』になるってことだから、これに否も、反旗も翻せないってことだし。
『天下』とっても『四国』は除外ってことになるのかな。『稀人特区』?
つまりは『四国』は戦場にならないってことなんだろう。国内勢に関しては。けれども南蛮とか対応はやらなきゃいけないかな、やっぱり。
それにしても『お城』! 武家風はダメなのかな。京風? 寝殿造?
う~ん。多分徳島の気候じゃ、無理だなあ。
台風多いし、地震大きいのがくるし。
令和的には耐震性重視なんだよね。どうしようかな。
場所は決まってる。令和の城跡だ。なので、とりあえずは『縄張り』をした。
元々は『城山(渭山・猪山)』を切り開いて建てられてるから、地盤はしっかりしてる。津波対策で最低でも海抜10メートル以上は確保したいところ。なので補強のために周囲を石積みしつつ、水道も引くことにした。下水の方もだ。それに伴って浄水場の整備や下水の浄化設備の整備も行うことにした。
水道管? 鋳造でできるようになった鋳鉄。これは鋼より錆びにくいし、加工もしやすいので採用した。本当は鉄と銅の合金作りたかったけれど、残念ながら間に合いそうにもない。
大きさもそれなりに大きいので専用の焼き窯を作ったし、それ用のコークスも大量に作った。
ああ、『城山』にある貝塚も『保護』した。みんな変な顔してたけど、ちゃんと歴史的遺物は『保護』しないとね。お城や領地のあれこれ弄るたびに出てくる歴史的遺物もちゃんと記録取りながら保管してる。
もちろん自分が『目覚め』て以降、領内にある神社とかも修繕したりして、領民たちがそこに参拝しやすいよう交通事情も整備してる。
ああ、そうそう『お城』だ。
『即位の儀』の時に父、海雲に『近衛様』にどんな様式がいいか聞いてもらったら、
「『稀人』の知識に基づいたものが良い。好きにせよ」
とのことらしい。いいのか、そんなので。
え? 本当に好きにしちゃうよ。
何やら、御上が譲位したら、娘に会いに来るとか言ってるらしい。
え? 日嗣の皇子さんが即位する前に妹に会いに来る? そんな爆弾落とさんといて(泣)
従来の徳島城は『渭山城』と『寺島城』という二つの城(両方とも既に落城していた)を基に築かれたものだった。
けれど現段階(千熊丸の時代)では『寺島城』はまだ築かれていない。
いろいろ考えて敷地も令和で確認されている(徳島城跡)敷地の2倍以上、かなり広めに取ることにした。
執務を行う『本丸』と住居部分の『西の丸』は渡り廊下で繋がってはいるけれど、出入り口は厳重に制限をかけることにした。
え~~ というわけで、2階建てにすることにした。敷地にも限界があるということもあって。
住居にする部分は見た目木造。中身鉄筋コンクリート。
周囲は『本丸』とは切り離してがっつり日本庭園を作ることにした。
住居部分は基本和式。食事するところは洋間。
間仕切りはサッシが作れたらいいけど、木枠も使って
ガラスを使えば明るいかな。
ただ、灯りがこの世界『電気』がまだないから『蝋燭』とかに頼ってる。
自然光をどれだけ活用できるかってことなんだろうけれど。
本当に電気がないって不便だよね。




