『天の羽衣』と『薫風』
大体が令和の時代にすでにブランド化されたものが主流ではあるのだけれど、まだ輸入されていないものもたくさんある。鳴門金時で有名なさつまいもはまだ日本に入ってきていない。ジャガイモもまだだし。和三盆の砂糖もだ。
なので、じゃがいもの代わりに『じいも(里芋)』を奨励。『蒟蒻芋』『カタクリ』も。
野菜も『大根』『白菜』『レタス(この時代はサニーレタスのようなもの)』『ほうれん草』ニンジンはまだ入ってきてなくて、『南瓜』。『大豆』や豆類。味噌や醤油。『山椒』『わさび』『和芥子』。
甘味は『蜂蜜』主体。『養蜂』を始めて色々な種類の『蜂蜜』を作ったり、甘い樹液を出すカエデ(イタヤカエデやウリハダカエデ、ヒナウチワカエデ)を見つけて『メープルシロップ』『メープルシュガー』もどきを作り出した。
後この時代の甘味といえば『甘葛』。これに使われたのが『ナツヅタ』だ。これも増やしていずれも真冬の作業。頑張ってもらった。
『柿』を使った砂糖を使わないシロップやジャムも作った。『柿酒』『柿酢』などなど。
『すだち』も量産化。『ゆず』や『みかん』も『梨』もだ。いずれも令和の徳島ブランド。土壌的にあってるということなので、どんどん奨励していく。
いずれも『蜂蜜』や『果汁酒』もだ。とはいっても自分はまだ小童なので『酒』類に関しては覚えているやり方を大人たちに試してもらってる。
異世界あるあるの『清酒』はすこぶる好評でこの時代で目覚めて一年後には商品化できた。
『助命嘆願』の時には『献金』と共に『清酒』も一緒に献上した。
これを『お上』が大層気に入られた。
正直、まさか、口にされるとは。
え? ほんとに?
せいぜい幕府か各宮家どまりで消化されると思ってた。
飲みやすかったらしい。まあ、令和の時代でも全国有数の清流(穴吹川)の水を使ってるし、軟水だし。
『献上品』ということで私としてはその瞬間は最高のものをという意気込みで作ってもらったものだった。
スッキリ、フルーティーな、令和の時代でも好まれる味になった。
だからよかったのかな?
気に入られた。ということで毎年送ってこいと幕府と朝廷からお墨付きと共に要望された。
『天の羽衣』とお名前もいただきました。
完全なる歴史改変だ! いいのか、これで!
ここは並行世界。そう思い込むことにした。
翌年には『すだち酒』も作った。すだちと蜂蜜と清酒だったと思う。
記憶をたぐり寄せ作った。ハチミツもすだちの蜂蜜を使った。
これも献上すると大好評だった。『薫風』という名前いただいた。
う〜ん。徳島のためだ。許してほしい。先に謝っとこう。
『阿波の清酒』は売れた!ものすごい注文が入った。
ありがたい。このおかげで阿波の公共事業や産業促進が一気に進んだのだ。




