バスケあるあるだね
バスケあるあるだね
「これより2開戦第2試合、チームE対チームGによる試合を始める。礼!」
「「「お願いします!」」」
翔流達を含むコート上にいる選手10人が礼をする。
野郎2人のトイレが終わった後、体育館に入り、トーナメントの組み合わせを決める。トーナメントの左からチームA、チームB、チームC……チームGと合計7チームが書いてある。そして、どのチームが翔流達のチームになるのかを7チームの代表者でじゃんけんをして決める。7チームのため、1チームがシードになるため、全チームやる気だった。翔流は美春を嫌がらせをする奴らを成敗するため、3年生チームをぶっ飛ばし、このトーナメントで優勝することだ。まあ嫌がらせをする理由は自業自得だが。そのため、このシードは意地でも取りたかった。よってじゃんけんには運が最強の成美に行かせた。結果は、
「(成美)グー」
「(他の6人)チョキ」
よって翔流達はシードを獲得した。そして1回戦が終わり、2開戦の第2試合。相手は2年生チーム。
「ピーー!!」
バスケ部の顧問が審判をし、試合開始の笛と同時にボールが宙に投げられる。ジャンプボールだ。奈那は自分の身長を生かして、ボールを翔流の方に弾いた。
翔流はボールを持つと、誰かにパスしようとしたが、パスコースが塞がれていたため、仕方なく自分でゴールまでドリブルで向かう。お助けのため初心者だと思われていたのか、翔流の前にはディフェンスがおらず、かつかなりスピードが付いていたため、簡単にゴール前についた。そのままレイアップでシュートしようとする。
「うっま。なにあの子」
「そう言えばあの子この前の校外学習に来てなかった?」
「確かに、確か名前は……ゆめ?」
「あの7不思議の!?」
どうやらゆめの事は7不思議になっていたらしい。
翔流はそのままレイアップでシュートを決めた……だがスピードが付いていたためそのまま前へ行き、転んでしまう。
「大丈夫、ゆめ?」
「う、うん。大丈夫」
しかも……
「ピーー!! オンゴール」
「……へ?」
オンゴールだった。
「……」
「……ま、まあ。そんな日もあるよ」
バスケあるあるなので成美は励まそうとする。
「……笑いたければ笑って」
「WWWW」
「美春、笑うな!」
ずいぶんと可愛いらしい声で美春に言った。しかも顔を赤らめている。そのころベンチにいる竹田と咲は、
「記念に1枚。パシャ」
「うわなにあいつ、キッモ」
「……グス(泣)」
「……まあ竹田、ドンマイ」
他のバスケ部員に気持ち悪がられていた。




