うひょー。翔流いい趣味してるじゃん
うひょー。翔流いい趣味してるじゃん
「「ぎゃーー!!」」
翔流が急に大声を出したせいで、2人は大声で悲鳴を上げた。
「「ぎぎゃゃゃーーーーーーーーーー!!」」
「いつまで悲鳴上げてんだよ」
いつまでも悲鳴を上げてるので流石にツッコミを入れた。
「ぎぎゃゃゃーーーーーーーーーーー!!」
「……なんだ翔流か」
「今気づいたのかよ……」
今気づいた咲に翔流はあきれた顔をする。そして……
「ぎゃy((殴」
「……あはは」
いまだに悲鳴を……いや半分面白がって大声を上げていた竹田の頭を思いっ切り殴った咲に、翔流は苦笑いを浮かべた。……ちなみに竹田はその場で気絶? してそこに倒れていた。
「……それで? なんでこんな時間に部室に来たんだ翔流?」
「それ俺のセリフですけど」
「まあまあ、気にせずに」
「……まあいっか。単純にカバン忘れたから取りに来ました」
「ああ、カバンならそこにあるよ」
「よかった~~」
翔流はカバンがあるのを確認したら、一安心して椅子に座った。
「それで? 2人はなんで部室に?」
「これだよ、これ」
そういって咲は バスケのスポーツ系ラノベを翔流に差し出した。え? タイトルはって? 実は作者が名前をおm、おっと、これ以上はメタ発言だからひかえさせていただきます。
「あーー、それ? 面白いよね」
「練習で参考になるかなって持って行ったけど意味なくて」
「なるほど、それで部室に戻って直しに来たと」
「そうそう、それでちょっとだけ読んでみたら……」
「いつの間にかこんな時間になっていたと…… あるあるだな」
動画とか見てるといつの間にか時間が経っていた事があるどろ。それと一緒でラノベ読んでたらいつの間にかこんな時間になっていたらしい。
「は!」
どうやら竹田は起きたらしい。そして2人に気づかれないように翔流のカバンを目指す。
「翔流も読むか?」
「すまん、妹が家でまってる」
「竹内妹かーー、良い妹持ったな」
「……まだ竹内妹って呼んでんの?」
竹田は翔流のカバンの前ポケットからスマホを取り出す。
「ところで竹内妹が料理してんの?」
「いや、俺がいつも作ってる」
「お前料理出来るの!?」
「いまさら過ぎない!?」
「負けた」
そしてスマホのパスワードに0514と打ち、ロックを解除する。
「『負けた』ってことは咲料理出来ないの?」
「……そうだよ」
「……まあ、得意不得意は人それぞれだし」
「励まそうとするな……余計悲しくなる」
「……なんかごめん」
翔流が咲を励ましている間に、極秘ファイルを開く。
「うひょー。翔流いい趣味してるじゃん」
「ぎぎゃゃゃーーーーーーーーーーー!!」
「ふふふ、さっきの仕返しだ」
「お前どうやってパスワード分かった?」
「翔流の押しの誕生日入れたらなんかいけた」
「セキュリティー、ガバガバ過ぎるだろ。てかもう辞めたれ」
「ぎぎゃゃゃーーーーーーーーーーー!!」
「またまた~~、そういって咲も気になるんだろ」
「ほう、分かってるじゃないか。どれどれ」
「おーーい!!」
その後、スマホを取り返すのに身長差があってかなり時間がかかって、翔流が帰るのはもう夜10時だった。そして美春に「何してたの!?」と怒られた。お母さんみたい。




