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俺の妹が優秀過ぎる件  作者: たけたけ
第3話 妹は兄を女装させてバスケの試合に出したいそうです
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なんで陰キャでオタクで痛い中二病を昔発症していた翔流が女子と仲良く話せるんだよ!?




  「お疲れ、はいスポドリ」

  「ありがと」

  「お兄さんすごいね」

  「そう? ありがと」

 キリの良いところで咲は5人にスポーツドリンク(スポドリ)を配った。ちなみにこのスポドリは、5人が竹田にお金を預けて買いに行かせた。翔流だけ竹田に500円を預けたのでおつりを盗まれているが、翔流はまだ気づいていない。

  「咲、ちょっとこっち来い」

  「へ? うわ!」

 咲は竹田に無理矢理引っ張れたのでそんな声が出た。

  「(どうした竹田)」

  「(見て見ろよ)」

 そう言って竹田は翔流の方に指をさす。その指の先には美春、成美、奈那、光美の4人と楽しそうに話している翔流がいた。

  「(……なるほど)」

 なんとなく察した咲は、翔流達に聞こえないくらいの声の大きさで、竹田と話を始めた。

  「(翔流は何で初対面の女子とあんなに喋れんの?)」

  「(知らん俺に聞くな)」

 色々な説を2人は考えた。実は翔流は陽説だったり、男子は無理だけど女子は話せるラノベ主人公説だったり、(*個人の考え)。他にもいろんな説が出て来たが、2人は結局……

  「翔流、ちょっとこっち来い」

  「え? うわ!」

 結局、翔流に聞くことにした。

  「なになに?」

  「(なんで陰キャでオタクで痛い中二病を昔発症していた翔流が女子と仲良く話せるんだよ!?)」

  「ひでぇ!!」

 翔流は端っこでコソコソ話をしている事は分かっていた……さらに女子4人も分かっていたが、なにを話していたのかは、分からなかった。だが竹田に引っ張られて、「(なぜそんなに女子と話せる?)」と聞かれてなにを小声で話していたのかだいたい分かった。

  「……強いて言うなら妹の友達だから」

  「「……はい?」」

 なぜ陰キャでオタクで痛い中二病を昔発症していた翔流が、同じ年の女子……しかも初対面の女子と話せるのか。普通なら、

  「よろしく!」

  「あばばばばよっっよっよ、よろっ、よろしく……お願いし、ます」

  「きっしょ」

 美春達は「きっしょ」などと絶対に言わないが、普通はこうなる。だが成美や奈那、光美は美春の友達だ。そして翔流は美春をかなり信頼している。信頼しているからこそ、(美春の友達なら大丈夫)と思える。

  「(竹田)……すげえなんとなく分かった」

  「(咲)右に同じく」

  「(成美)後ろに同じく」

  「(奈那)その右に同じく」

  「(光美)成美の右に同じく」

  「(成美)もともと分かってたけど、1番左に同じく」

  「(翔流)ややこしい!!」

 いつの間にか聞いていたのか、後ろにいる4人(1人もともと分かってる)は竹田と咲と一緒になんとなく分かったらしい。

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