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第一章幕間 交渉

 ローリェの話を聞いた後夜も深まってきたし話は明日ということで解散になった、


「いやぁ疲れたななんか怒涛の一日って感じだ」


 そう夢に入ってからまだ一日もたってないのにモンスター討伐精神的な疲れがメインだがもうくたくただ


「そうね私も肩の荷が下りたのもあって何かドット疲れちゃったは早く帰って休もう」


 二人の意見が一致したのもあってそそくさと帰っていく二人。


「忘れてたぜ一部屋しか取って無いの」


 そう二人はお金の都合で一部屋しか取れなかった、当初は雄也が雑魚寝という話だったがこれだけ疲れてたらやっぱベットで寝たいが、それ以上にさっさと眠りにつきたい


「雄也ベットで一緒に寝る?」


 そんな気持ちをローリェは読み取ったのか、頭が回って無い質問をかけてくる。イエスと言いたいが


「ゆっくり寝れそうにないから当初の予定同意雑魚寝でいい」


 好きな娘の横でなんて眠れない、快適に寝るより確実に寝るが今の俺に必要な事だ


「そう、雄也がそう言うなら良いけど」


「じゃお休み」


 そう言って寝ようとするとローリェは


「お休み」


 言いながらこちらに来る


「? ベットで寝ないの?」


「雄也が雑魚寝なら私も雑魚寝にする」


 訳が分からない雑魚寝何か回復できるもんも回復できないのにそんなことを言いだしてしまう


「いやお前はベットで寝ろよじゃないと、回復するもんも回復しないぞ」


「それは雄也も一緒でしょ? 一緒に寝たいのよ。だから雄也が雑魚寝するなら私も雑魚寝する」


 言われると嬉しいがこんな状況じゃあんまし嬉しくない、そういうセリフはもっと好感度上げて上目遣いとかで言われるのがたまらんのだ、急にそんなこと言いだす理由はなんとなく察しが付くしどの道このままじゃ2人して雑魚寝だなら


「俺が頑張れば良いだけか、良いぜならベットで寝よう」


 このセリフだけ聞くと胸が高鳴るが今は全然高鳴らない


「分かったわ」


 そう言って床から2人してベットに移動このままゆっくり眠りにつく


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 チュンチュン鳥の鳴き声が耳をくすぐり今日はやけに目覚めが良い、正直寝れなかったといいたいが思いのほか疲労が溜まってたのか寝れたが、気は張ってたみたいで夜中に数度起きてしまった。


「ローリェ朝だぞ起きろ、さっさとギルドに行こう」


 別に焦る必要はないが、面倒ごと、そうなるかもしれないことはさっさと済ませておくに越したことはない。そう思いローリェを起こしたのだが


「なんで雄也がベットに居るのよ! あ、あんたは雑魚寝って言ってたじゃない! へ、へへ変なことしてないでしょうね」


 いや一緒に寝るといいだしたのは君だよ? ローリェ


「君はあまり覚えてないようだけど、悪いが僕が一緒に寝てるのは君の意思だ。それに許可もなししかも好感度の上がって無いキャラに勘違いしたりはしないさ」


 そう言って切り抜けたと思ったが


「そんな戯言に騙されたりしないわ」


 どうやら信じてもらえなかったらしい


「私がなんであなたみたいな、無一文の常識知らずのかっこつけで戦闘力皆無の素性の知れないやつと一緒に寝なきゃいけないのよ!」


 その挙句この言われようだしかもほとんど合っているから訂正できない、一つだけ訂正できるとしたら


「戦闘力は未知数と訂正を願うまだ戦ったことが無いのだ皆無と断言」


「分からないのは戦ってないからもあるけど戦う気もないでしょ? ……それに分からないなら現状皆無の方が良いわ、高望みなんかして状況判断を正確に出来ないと危険だもの」


 何故だ寝起きで頭なの回って無いからの誤解だろうにやけに頭の回ってる発言


「もしかして昨日の事覚えてて全部俺のせいにしようとしてねーか?」


 そうここまで頭が回れば寝ぼけて分からないということはないだろうなら考えられるのは


「そ……そんなことないわ、私がそんな自分の責任を人に擦り付ける様なやつに見える? 仮に思いだしたくないことを自分から語って、その挙句一人は寂しいと思って一緒に寝たいといったとして、それを忘れてる風を装って責任転嫁する訳ないでしょ」


 でたローリェの自白色々あって久しぶりに感じるがやっぱりかわいいなぁ


「そうだな悪い、俺がローリェの可愛さについ魔が差しちまったんだ許してくれ、それでいて見捨てないでくれ俺はローリェなしじゃ生きてけない」


 いろんな意味でな……あれこれってやばくね? 夢から醒めたらどうなる?


「こっちこそごめんなさ、覚えてはいるのただ恥ずかしくて雄也に押し付けちゃった本当にごめんなさい」


 こうやって素直に謝れるのもローリェの美点だよな、醒めた後の事なんて考えるのはやめだ今はこれで良いこの生活を楽しめばいい


「今言ったことは全部嘘って訳じゃ無いしいいよ、それに言い合ってても水掛け論平行線を行くだけだ。したくしてギルドに行こう、キャメロの事だきっと起きてるだろう」


「そうね、準備をしましょうか」


 それからなんだかんだあってギルドに付いたのは1時間ほどしてからの事だ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 ギルドは思ったより静かだ朝って事を考えてもだ、まぁ昨日あんなことがあったんだ仕方ないか


「キャメロ居るか?」


 昨日の今日で重役出勤はないだろうそう思いながら声をかけると


「あぁ? オメーらかちょっと待て団長呼んできてやっからよ!」


 そんな感じで大声出してるのはジンだ


「朝っぱらからうるせー奴だなぁ、うん? あいつってギルドのメンバーだよな? 俺たちが来た時に合いつが初めに出てくるって事はもしかして!? あいつギルメンじゃ無く門番とか受付って可能性が……」


 失礼なこと言いながら思考に耽っていると


「はは、ジンは確かに君たちが来る時に居るがちゃんとしたうちの構成員だよ」


 笑いながら来たのはキャメロ近くに人の姿は見えない


「案外声デカかったか? すまんな失礼なこと言って」


 言ってて何だが失礼なのは自覚してるジンに聞かれてたらボコられてただろう、なら言うなって事だがつい口をついてしまった、俺の反省を異に返さず


「気にしなくていい君たちとの相性がいいのか、ジンがいつも初めに合ってたら勘違いもするだろう。立ち話も何だし中で話そうか、あまり人に聞かれるのは気が進まないしね」


 ニッコリ微笑みながら何やら物騒な気配を感じつつ


「そうね、そっちの方が助かるわ」


 及び腰になってるところをローリェが代わりに言ってくれる。


 あまり人が居ない大広間を抜け通路に入って行くそれからほどなくして階段を上がる


「上って事はギルド長の部屋とか?」


 待合室や談話室は一階にあるものだろう、それにこんな機関は重要なものを上か、地下に置いてたりして部外者をあまりたやすく上には上げないだろう、って事はあれ? これってやばくね?


「な、なあ俺たち部外者なのに上に上がっていいのか? お前に何も言われなかったから付いてきちまったが」


 まさか重要なことを知られたとか言ってここに縛られることに


「大丈夫あまりうろちょろ散策さえしなければね、それに大事な場所には結界や魔法を仕掛けてるから大丈夫」


 おれ不安は解消されたが逆に不安になるようなことも言われてしまった、などと思って居たら何やら重要そうな場所にたどり着いた


「案内されてきたんだから入っても大丈夫なんだろうな?」


「大丈夫入ってすぐ魔法が発動なんてことはない、それにここは僕の自室だ見られて困るものや何かない重要な書類などはちゃんと別に保管してる」


 へー


「って自室!? 団長室って事か? 上に行くからもしかしてとは思ったが、まさかなぁ」


「勘違いしないでくれ団長室は上、ここは正真正銘僕の自室」


 驚くのにも疲れたさっさと話して帰ろう


「分かったじゃあ入って話をしようか」


 そう言ってキャメロに急かせ入って行くそこには


「え!?」


「……」


 驚いたのは俺で無反応はローリェなんで驚いたかというと


「お前男じゃ無かったのか? ……いや名前が女っぽい名前な気もするがてっきり男だとばっかり」

そう部屋に入って目に入ったのはピンクとぬいぐるみ、流石に男でこれはちょっと引くなので女だろう。


「言わなかったけ? 僕女だよ」


「聞いてねーよ!!」


 男だと思って接したから気やすかったのに女だと思ったらちょっと緊張するな


「私はもしかしたらと思ってたけど」


「なんですと!?」


 これまた意外てっきりローリェも驚いて絶句してるのだとばかり思ってたのに、裏切られた気分


「だってまず魔法使いは確率的に女性の方がなりやすいって聞いたことあったもの、理由は男より体が弱いからだとか、ホルモンなんかが関係あるだとかいろいろ言われてるけど何故かは分からないんだけどね」


 そうなのかなら昨日戦ったやつらも遠距離組は大半がおんなだったって事か、サブイボが立ってきた


「びっくりはしたが話をしよう」


「そうだね」


「まず話したいのは金だな金の話なんて汚いが、これは俺たちも死活問題だ。自分から使えといった水あの代金は請求しようとは思わないが討伐に関わったものとしての功績なんかがあると思ってくれてるならそこんとこ頼む」


 正直水代も欲しいがあれはこっちが使っていいと言った物であって向こうから頼まれたものじゃないだから請求するのは常識知らずも良いとこだ、だから功績を金にと持ち掛けたのだが


「いやちゃんと、水代渡すよ功績も多いとは言えないが渡すつもりだ」


「そうかなら遠慮なく貰うよ」


 さっきの意見を直ぐに撤回したのは押し問答になると時間の無駄だからだ、それとこうなるだろうと思ってたしな


「次は討伐したあのモンスターの部位だそれはどうするつもりだ?」


 これは交渉が難しいと思うがしてみて損はないとも思うというのも


「武器や防具にしようと思ってる」


 思った通りだ武器や防具に加工できる、これで情報収集も出来たし十分後は交渉で少しでも貰えるようにできるかだがこちらは期待しないでいよう


「そうか……そこでだ、ずうずうしとは思うが俺たちにも少しでいいから分けてくれないか?」


 これは向こうも死活問題だろうからそう簡単にはくれない、なにせあれだけ強ければ武器も強いはずだ


「構わないが?」


「そうだろう簡単には貰えると思ってないだからこうしょ……え? なんて言った?」


 聴き間違いじゃ無かったら良いと言ったが


「構わないといったのだ素材も欲しければくれてやる全部はダメだが半分までなら持って行って構わない」


 ……えーっとちょっと意味が分かんねーな


「まずなんでそんなにすんなりくれるのか分からんから質問だ。なぜあっさりくれるそれがあれば武器や防具の強化が出来次の被害が減らせる、今回みたいな強い敵じゃ無くても普通の狩りでも使えるはずだなのに何故?」


「それは簡単な話だこの町にあれほどの素材を扱えるのもが居ないだから許可する、すべてやれないのは扱えるようになったとき用に置いておきたいからだ。逆に半分までやれるのはこれは君たちが悪用しないのが一つ二つ目はそれだけの成果を君たちは出しているからだ」


 それはちとこちらに便宜を図り過ぎの意見だ、俺がやったのはちょっと作戦立案に協力しただけ、ローリェは隠密魔法をかけただけだ、言ってしまえば二人は戦闘は何もしてない危険域から離れた見てただけだなのに


「不満そうな顔をしてるね、じゃあ君たちの功績を上げようか一つ嵐の正体がモンスターだと割り出した、二つ雷対策の立案三つ隠密魔法による援護四つ状況判断の速さにより臨機応変に作戦を立案この辺りを言っても不満かね?」


「あぁ不満だね一も二も意味がない、二は雷が落ちてこなかったから一は個体や容姿が判別で来てたら分かるがそれが無いから、三、四に関しては多少尽力出来たと思ってるがあくまで多少、命の危険の無い安全域に居たんだからな」


 そうだから不満なのだ、貰えるものはもらった方が良いが権利が無い物までもらえるほど図々しくも恥知らずでもない


「君は色々誤解している」


「何が?」


「モンスターだと分からなければ、嵐が過ぎるまで待ってたかもしれないなら討伐に向かうきっかけをくれたことは功績に値する、仮に長いおかしいと思って斥候を放ったとしても無暗に死者を増やしたに違いない。次に雷これに関しては結果論だ、落ちては来なかったが対処をすることに悪いことはない対処を怠って雷の警戒を怠ってれば落ちてきた時の被害は計り知れない、次死ぬ危険は戦場に立ってる時点でみな平等にある、近くに居るから殺されやすいなどと言うことはない、指揮官を先に殺すモンスターも居るだろう。次に隠密もなかったらあそこまで近づけなかっただからすべて功績に値する」


 このままだと平行線をたどるだけかキャメロはにこちらを過大評価し、俺は過小評価してる


「雄也、キャメロはこちらを過大評価してるけど間違った評価でもないと思うわ」


そう言ってくれるローリェのおかげで踏ん切りがついた


「分かったキャメロ三分の一クレ半分はちょっと俺の中では多すぎるだから三分の一くれ」


 流石に半分くれとは言えないが元々ほしかったものだなら三分の一が妥協点だろう


「ああそれで構わないなら、こちらはそれでいい」


「あぁこっちも半分も貰っても使道が無い一様あれば助かるだろうと判断したから欲っしてるだけだしな」


 話はひと段落次は金の話だが


「金はそっちに任せる素材を三分の一もらえただけでも十分だ」


「構わないのか?こちらがケチるとは思わないのか?」


「別にケチったっていいよ、それに金でケチるんなら素材をケチるだろう」


 素材の方が価値は高いなら金をらず素材をケチるべきだ何ぼ使道が無いと言っても


「それもそうだな君達なら、どれだけ少なくても納得しそうだが納得のいく金額を渡すよでいつまでに渡せばいい?流石に今すぐだと金がないんだが?」


「さっさと出発したいんだがなぁ今ならどの程度出せる?」


「考えて多分の十分の位置くらいかな?それで5000ガロンかな?」


 正直どの程度なのか分からない


「ローリェ5000ガロンってどの程度だ?」


「私たちが買った水が5樽、元の町で買えば樽15は確実もしかしたら相場によって変わるけどね」


 って事は3倍か


「十分だそれでいい」


「正直これじゃ少ないとこっちが思ってるんだが」


「なら貸しにしといてくれ何かおまったことがあれば助けてくれ」


 逆に高く付くかもしれないこの提案に


「ああ分かったギルドエルヴの名においてこのキャメロが約束する」


 すんなり約束を交えてしまうキャメロこんなので大丈夫なのか団長??


 さぁ交渉も終わったし後は少し買い物して次の町を目指そう。


こうして二人は元での3倍の金をもらい次の旅への準備に動き出す



一章の終わり今までお付き合いありがとうございます

二章もキャラが増える予定ですので今後もお付き合いください

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