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俺みたいなダメ人間でもやればできると信じたい  作者: 富田雄也
第五章 のんびりする一行
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第五章4話 犬の尻尾館

なんか大ぼら噴いた気分になってしまった……

今月中に最新話上げるとか言わんで良かった

「おっちゃんに聴いたとうり着たはずなんだが……」


 おっちゃんには安めで良さげと頼んだはずなんだが……これが安めなのか??

 通り沿いにあるひときわ目を引く絢爛豪華な店構え、温泉街というくらいだから少し古びた日本古来風の民宿や旅館を想像していたのだが。

 ただ単に旅行経験が中高の修学旅行しか言ったことが無いので勝手に温泉街には旅館や民宿しか無い物だと勝手に思っていた、修学旅行で言ったのは温泉と関係の無い寺などがメインだったんだけどね。


 話を戻そう。日本にあるような少し古びただからこそ落ち着き和むそんな宿を想像していたが、目の前にあるのは店構えからも様に想像できるようにここは明らかホテルのそれだ。

 ここに来るまでに旅館の様な宿や、少し小さく古臭い民宿もいくらか見えただがおっちゃんの言ってた宿はここだ、看板に犬の尻尾館とでかでかと書いてある。


「……おっちゃんに紹介されたのはここで有ってるんだが」


 紹介されたのは交渉していた俺一人で他の三人は道や名前何も知らない。もし俺が道を間違えても誰も指摘を出来ない、俺が言った道が正しいと皆信じてる。店名も道順も両方間違えた挙句、勘違いした店名が実在する……なんて事は何と言う偶然。


「まだ猛暑病が抜けてない?」


 あのばあさんは多分それなりの腕を持ってる、まだ治ってないということはないだろう。再発の可能性……は無きにしも非ずだが。


「まさか名前は間違っていなくて、この町に同名の店が二つも構えてるのか?」


 可能性としてはこっちの方が高いし、こっちで有って欲しい。


「うだうだ考えて居ても仕方ない、取りあえずはいってみるか」


 考えて居ても埒が明かずおっちゃんの居る店まで戻るにしてもめんどうだし間違って居たら出れば済むだけだ。


「あのぉすいません」


 中は外からも想像できるようにホテルだ、広いロビーに入口からでも見えるカウンター、ソファーがいくつかありテーブルにイスまである。店構えが豪華すぎるだけに警備の厳ついおっちゃんや門番が居て一元さんお断りで入れてすらもらえないのかと思ったが、その辺は大丈夫みたいだ。


「どのようなご用件でしょうか?」


 流石に元の世界の受付と話したことはないが、流石に服装が違いすぎる。あっちでは制服を着た受付嬢が椅子に座っているはずだが、こちらではその制服が浴衣になっている。

 旅館とホテルをごちゃまぜにしたような雰囲気でなにか気持ち悪いが仕方ない。


「えぇーと町の入口の近くにある店のおっちゃんから紹介されてきたんだけど……」


 おっちゃんの名前を聞いてみなければ店の名前すら見ていない。これでは明らか不審者だ、つまみ出す人物が見た感じ居ないがどこかに待機していてもおかしくはない。

 そんなことを考えながら焦っていると。


「お泊りでよろしいですか?」


 普通に返された


「今日からでも止まる事はできるんですか? 事前に予約なんかしていないんだけど……」


 普通ホテルや旅館に泊まるのは事前に予約を取ってからチェックインだと思う、だが俺たちはここにきてまだ数時間だし、宿を探すのも町に着いてからの予定だったのでもちろん予約などいれていないし、入れる手段もない。

 紹介してくれたおっちゃんのを出せば何とかなるかもしれないが、そのおっちゃんすら名前を知らない。


「大丈夫です、旅の方は多いですしお客様を門前払い等しては看板に泥を塗るも同じ。部屋に空きがある限りはお受けし、もし満室になっていれば他者の経営している、宿を紹介するのが筋です」


 あっちでは考えもしない返答がきた、確かにこっちでは旅は普通だろうが。客の取り合えいが無いのがいがいだ、普通なら懇意の中の宿を進めたり、チェーン店などを進めると思っていたのだが。今の口ぶりだとお客様第一で考えてるのが分かる。


「そうですか良かった、長旅で疲れているところ宿なしだと疲れが取れないので」


 乾いた笑みを浮かべながらそう言うと。


「さぞお疲れのご様子、当店でごゆっくりおくつろぎください。再度おたずねすることになり大変恐縮出すが、ご宿泊される日数と、部屋数をお伺いしてもよろしいですか?」


「あぁ申し訳ない、部屋は二つ、女性2人に男性3人、後馬小屋みたいなのがあれ場そこに繋いでおいて欲しいものがある。後は荷台もおければたすかるのだが……最後に宿泊日数だが、金額と延長は可能か、金額は前金かどうかを聞いてもいいか? 前金の場合出発が早くなった場合日割りにして戻って来るのかどうかも」


 質問を質問で返すと言う失礼をした挙句、さらに質問を長々と上書きしてしまったと言う後悔をする暇もなく。


「部屋数は二つ女性二名様に男性三名様。馬小屋はありますし荷台置き場もございます。金額はお二部屋で一拍7500ガロンになります。お食事はお部屋までお運びも出来ますし足を運んでいただき立食もテーブルまでお運びいただきそこでお召し上がりいただくことも可能でございます。食事、荷台、馬小屋もろもろの雑費は含まれております、金額の方ですがどちらも対応しておりまして、もし前金お支払いの上期間が短くなる場合、差額分はお返しいたします」


 丁寧な説明ありがとうございます。


「なら取りあえず四日分前払いで30000」


 そう言って袋から金を取りだす


「確かに四日分お受け取りしました。期間短縮のさいは窓口までお申し付けください」


 そう言ってルームキーを二つ分かりやすく赤と青の札が付いたやつを渡してくれる。


「ありがとう」

「ごゆっくりなさいませ」


 そうして受付から離れて行くが、自分はテンパっていてちゃんと見ていなかったことにようやく気付く。

 遠目からでも目立つ黒髪は手入れが行き届いておりその艶は、近くでなくとも良く分かる。人も黒く自分以外の日本人か? と錯覚してしまいそうだそんな彼女はどこか落ち着いた、世界に執着も関心もない空虚な瞳をしているように思えた。

 浴衣は一般的なピンクではなく、紫。柄は変わらずシンプルな縦模様だが紫でも良く似合う……いや紫だからこそ良く似合っているのか?


 どこか空虚なだがそれでいて人を引き付ける魅力の有る。そんな受付をみて少し身構える気持ち半分浮かれ気分が半分を占めていると


「なに鼻の下伸ばしてるんじゃ? ぬしよ」

「雄也?」


 と女性陣からは少しきつめの視線を浴び男性陣からは


「兄者……」


 と少し呆れられた……


 うん? 何か今引っかかることが有ったような……なんだ?


「まぁいっか」


 思い出せないということは大したことではないのだろう、そうきっと……


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 外観から内装から見てきてなんとなく想像は出来ていた、だが……


 部屋に入るとまず目に付いたのは襖、靴を脱ぎ襖を開けるとそこに広がるのは一面に敷き詰められた畳。

 机にはみかんやせんべいとしか言い表せない物があり、座布団と座椅子が隅に置かれ自分の好きな方を選べばいいのだろう、テレビはもちろんない。あったら有ったでびっくりするのだが……

 辺りを見渡すと次に障子が目に付くと言っても襖を開けた正面に障子があるのだから初めに目に入ってたのだが。


 その障子を開けるとイスが二つとテーブル一つ。窓があり換気や景色を眺めるためにあるのだろう、幅は大人が腰かけるには少しゆったりとした椅子が入る程度なので二人同人入ろうとすると狭く障子を破る危険がある。同じく立つときも順番に立たなければ頭を打つだろう。


 だがそこに何故か引き寄せられてしまう。


「なんだろう……おちつくなぁ」


「そうだな兄者」


 二人そろって和む、熱々のお茶があれ場完全に縁側に座り茶をすする爺だ。


 だがこの反応は仕方ないだろう、向こうの世界からこちらに来て短い長い関係なく故郷の名残は抜けきらない。こちらの世界の住人はこれを珍しく感じるかもしれないが、これは彼らからすると故郷を思いださせる懐かしい風景。


 ただ外観や内装と違いアンバランスすぎる室内に少々の驚きは有るだろうが。


「となるとあれは押し入れで布団とかがしまってあるって感じだな?」


そう言って押し入れに手をかけ開くとそこにハ……


「人とか居たらびっくりするけど……普通だとなんだか寂しいな」


 当たり前のことだが戸を開ければそこには美少女がとか、異世界の扉が開き……などということはないてかここが異世界なのだが……


「後月どうする? このまま風呂に出も入るかそれともローリェ達のところにでも行くか?」


 このまま風呂に入って今日は休むと言うのもありだし、女子組の部屋に邪魔しに行って雑談なんてもの有だ。

 と言っても男子部屋と女子部屋が分かれてるなんて事はなく同じ階にある、もっと言えば隣だ


 ここは5階建で1フロアに部屋が15個ある、こっちの技術がどの程度まであるのか分からないが旅館にしてはデカくホテルにしては小さいそんな大きさだ。


「風呂に行って食事をしてからでもいいと思うのだ」


 確かに腹も減ったし嫌な汗をかいたせいで気持ちも悪い、ここは後月の案に乗っておくか。


「となると先に飯でもいいか? 何しろ道中碌な物食べてないから腹が減って」


 腹の減り具合はコロネ以外皆一緒、腹の虫がなりこそしないが限界も近い。第一段階は大体我慢すれば通りすぎるが第二第三と、段階を増すごとに考えがまとまらなかったり意識がもうろうとしてくるので進行を遅くするためにも早く異に何か入れなければならない。


「兄者こっちに来てもらう方が良いか?」


「いや来てもらう時間が惜しいから向こうに行って食べよう、立食とか言ってたしバイキングみたく用意はされてるだろう、行ってから注文ってことはないはずだ」


 頭が回らなくなるまでは行って無くとも正常に働いているか? と聞かれれば否となるであろうこの状況で最適解を導き出せたのは、空腹ゆえの偶然か、それともただのまぐれか……

文章少なくいつにもまして拙いものを読ませてしまい申し訳ないです。

風呂に入ってその後の展開を書きたかったのですが、自分で言った手前これ以上信頼を落とさないためにも? 仕上げたら文章量の多くなりそうなお風呂シーンは後日にお楽しみと言う感じで申し訳ない。

次話も楽しみにしてくれる方がいれば幸いです、また来月に……て後3時間で来月ですが、まだ書けてないので早くとも中旬遅ければ下旬かも……気長にお願いします

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