第四章5話 作戦開始
「お前らここで何している? ここは俺たちに縄張りだ」
呼び止められた俺たちは用意していた文言を言う
「いえ、あなた達がにしたと言う少女を連れてきたのです」
男は驚きに顔をしかめ睨みつけた来る。
「なぜそれを知っている!?」
「簡単なこと、本人から事情を聞き。ここまで来たのです」
またしても驚く男
「なら敵か!」
持っていた槍を突き立て威嚇のつもりか声を荒げそう言ってくる。
短慮で好戦的な性格らしい彼にはもう少し頭を使って欲しい。もし俺たちが敵なら、ここで死なせるより交渉の材料になるかもしれないと、ならなれば殺せばいいとそう考える頭を与えなかった神に文句を言いつつ、こちらは慌てて否定する
「いえ滅相もない、あなたたちの仲間になりたくて手土産にその少女を捕まえ連れてきたのです」
「訳を放せ」
興味深く全身をなめ回すように見られるのは気分のいいものではないが、これに堪えなけらば話にならない。
同じ感想を抱いたのか早くも一人、身内にしか分からないレベルで嫌そうな顔をしてる人物が居る。話を聞かずに襲い掛かって来るほどの脳筋でなくて、少し安堵しながら、背中を濡らしつつしゃべる。
「いえ我々三人は商いをやっておりまして、その道中賊に襲われることもしばしば。それならいっそ自分たちではなく誰かに守られながら商いをするか。同じく賊にみを落とせばいいそう思っていたとこ、この少女からの、助けがあり渡りに船と助けるふりをして騙し連れてきたのであります」
間をあけ付け加えてこういう
「それに敵が攻めてくることを事前に避けたことを功績とすることも出来るかと思いまして。気分を害しないでくださいもちろん、あなた方が負けるとは毛ほども思ってはいませんが負ける負けないではなく被害は出てしまいましょう。そうなれば今後仲間になるであろう方がたが傷付くのは避けたく思いまして」
先程の会話で彼は少なくとも頭を使う人間ではないのは分かりきっているので、あまり逆撫でしない程度にその上で、仲間を思っての行動と言う印象を与えるためにすぐさまフォローをいれたのだが
「そう言うわけか。取りあえず頭に聴いてくるからちょっと待ってろ」
効いたみたいで良かった
そう言い残し男はどこかに消え4人だけ残されたが……もちろん、親しく話す訳もなく
「これで俺たちもようやく」
作戦の前段階に立てたわけだ
「ええそうね」
「ああ」
と外から見れば楽観を抱いただけにしか見れないが内心ではちゃんと通じるものがある。もちろん誰かからの目を気にしての行動だ。そんな心配性な作戦立案者の心配をよそに頭自らこの場まで出向いてくれていた
「おおなんと本当にあの少女居るではないか!」
急にあらぶった声で現れる男性に少しびっくりしながらそちらを向くと。そこには
身長200に届くのでは? と言うくらいの長身に、筋肉を見に纏った身体。色黒とここまで厳つさを醸し出している上にいかつい顔に無精ひげ見てるだけでも吐き気を持ようしそうな嫌悪感。完全に顔と雰囲気肢体がマッチした体を前に嫌悪感を表に出さない様苦心しながら
「もしやあなたがこの一団を指揮している団長殿で?」
話しかけることに成功
「ああいかにもこのチームを指揮しているガメッツイだ」
一様団長という事で頭を下げるふりをする。どうやら今回の事件の発端はこいつのせいらしい
「わざわざ団長殿自らお出向き痛み入ります」
「何こちらの逃がした物を拾って届けてくれたんんだ、団長自ら出向いて礼を言うのは当然のことであろう?」
三人が今の発言人眉を動かすが自制してどうにか反発するのを抑える。流石に露骨に出すとばれるかもしれないが今は下手にでていて頭を垂れているのが功を奏しばれずに済むが
「そうかしこまらずに頭を上げていいぞ」
正直先ほどの様な不意打ちが来るかもと思うとこんなやつに頭を下げたくはないが下げていた方が安心かんは高いのだが……
「それでは失礼して」
強情張っても仕方がないので頭を上げるが
「それにしても嫌に大人しいな」
そう突込みを入れたのは頭を呼びに行った門番の男。
「どういう意味で?」
内心で舌打ちをしつつ、背中を嫌な汗べ濡らし質問する。
「いや……逃げ出すくらいなだもっと激しく暴れたり喚き散らしたりと手に負えないおてんばかと思ってな」
「それが道中ではなき喚き散々でしたが、途中で諦めたのか黙りこくっておりまして」
勿論これも全部嘘だ、が嘘も方便それに
「確かに目が少し赤く目から頬を伝い顎にかけて何かが流れた跡がある……これはすまない疑うようなことを言って」
みてのとうり、ばれない
「そうだぞ大事な所有物を拾ってくれた恩人に感謝こそすれ嫌疑をかけるなど恥を知れ」
流石に顔を上げた今先程の不意打ち我を経験していたがためになんとか堪えることに成功するが、つらいものがあるな。
「いえいえ、用心深いのは想定内ですが。我ら三人であなた方50人とやり合うなど出来ようはずがないではないですか?」
二人の表情が一瞬で険しくなり。
「何故それを?」
「……」
片方質問で片方は無言で真意を見守るかのようにこちらを観察している。
「勿論彼女を助けると言った以上作戦を立てる『ふり』をしなくてはいけません、その上で戦力、居場所周りの位置関係など把握できるものは聞きだして当然かと?」
「まぁ確かに」
「騙すのも手がこってると言うわけか……うちに入りたいらしいな?」
「はいそのためにこの少女を連れてきたのでありますから」
「それなら入れてやろう。少女一人騙すのに、そこまで大がかりな嘘をつくくらいなら賊としてんお資質も十分ということだ。歓迎しよう」
「ありがとうございます」
これで第一段階はクリアか……
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「取りあえず宴だ、うちの落とし物を拾ってくれた君たちを新たな仲間として紹介したいしな」
そう言って、宴の準備にかかる頭と一向。流石に三度目にもなると表情に出さないのは苦心も必要ない。内心は言うまでもなく煮えたぎっているが。
「あのぉ僕たちはどうすれば?」
「お前さんらは客人……もとい今回の功労者だ何もせず待っててくれればいい」
「それでは恐縮ですが……」
こんな屑どもと話すのなどゴメンこうむりたいのだが流石にそうもいかないのでうわべだけはそう言って置く。その後数時間
「宴の準備が出来たぜ!」
呼びに来たのは門番の男
「「「それでは」」」
そう言って立ち上がる三人。
宴の席に連れていかれまず驚いたのは食料の量酒の量。酒の匂いあと思ってたよりがたいの良い面子。
「では今回の功労者逃げ出した奴隷を連れてきてくれ、新しくうちのメンバーになる。三人だ」
「これからお世話になります遊馬と言います」
「同じくハルンツと言う」
「同じくローチェです」
勿論皆偽名屑に名乗るななど持ち合わせていない。
「軽い自己紹介も終わったし飲むぞー」
「「「「おーーー」」」」
そう言って飲みだす輩、食べだす輩騒ぎはデカくなり数分とたたずに宴会も凄まじいことになって行くなか
「食ってるか?」
「ええいただいてます」
話しかけてきたのはガメッツイだ
「そんな他人行儀な言い方しなくても良い、俺たちはもう仲間なんだから新人とか重鎮何か関係ない。質問なんかあったら何でも聞け」
頭自ら何をしに来たのか分からないが
「それでは遠慮なく少し質問を。これだけの酒や食べものすべて盗んだもので?」
「当たり前だろ? 俺たちを誰だと思ってる? 盗賊だぞ」
当たり前の答えが返ってきたが、これだけの飲食物を盗むとなるとかなりの戦力があると考えられる。少し計算を見誤ったか……
「次はこっちが質問させてもらう。お前頭が切れるみたいだが、それならどっかの国の軍師何かに抜擢されたりしないのか?」
まだ一つしか質問をしてないのに質問は順番になってしまった、てっきりこちらが一方的に質問していいのかと思っていたが酒飲みに言っても仕方ない。それに……この質問こっちを疑っての質問かそれとも単に気になったからなのかそこは分からないが
「そんことはありません……そんなことない。頭が切れるって評価をくれたのは嬉しいがそこまで頭が切れる訳じゃ無く切羽詰まってたからたまたまいい案が思いついただけだ」
敬語を使おうとするといやそうな顔になったのでとちゅから砕けて話すようにシフト。
「そうか。別に疑った訳じゃ無いから気を悪くしたら悪いな。俺たちは仲間だ信用して無い訳だは無くただ気になっただけだ。もしどこかの国の軍師をしてたなら、これからの作業効率が跳ね上がるしな」
「期待に答えられなくて悪いな」
一様詫びを入れておく。
「これはお前たち三人が仲間になった宴でもあるからじゃんじゃん飲めよ」
そう言い残し去っていく団長。
その後立ち代わり入れ代り構成員が質問などをしに群がってきた。結果対応している間に日がくれ周りは皆寝てしまった。
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「……さて皆寝たみたいだし、作戦実行と行きますか」
そう言って森に繰り出しわなを仕掛けて回る。
「途中我慢が出来ずに爆発するかと思わなかったぜ」
「全くだ、義のためだとしても金輪際こんなことはしたくないものだ」
「ホントに勘弁してほしいわ」
三人が言ってるのは、コロネを落とし物だとか言ってた部分ももちろんある。あるには有るのだが
「先ほどの宴会で、質問攻めに合わされたとき。酒に酔った息酔いもあったんだろう。俺たち三人の関係を執拗に聴いてくるおっさんが居た。三角関係だとか。馴れ初め聞かせろだとかそんな話ばかりでもううんざりだ」
そんな話をしてると日が昇りはじめあまり開ける時間が長いと疑われると思い今日はこの辺で仕上げて帰って寝ることに
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仲間になってから今日まで毎日どんちゃん騒ぎ。
「お前たちのおかげで追手も来ないしそろそろここを出るとするか」
そんなことを切り出され内心焦る。まだしたいことは終わってもない。あれから少しずつ第二段階は進行していったが、決定的な決め手であるもの肝心の……この作戦の決め手がまだなのだ。
「そうか俺たちは特にて荷物が無いから、いつでも行けるただちょと待ってほしんだ」
「なんでだ?」
「ここまで来るのに使ってた、足を森の前に置いて来ているからだ、その足を連れてきたくてな」
あまり露骨に足止めすると疑われかねないから当たり障りのないことで言ったのだが
「別に構わない……それよりなぜここまで連れてこなかった?」
当たり前の質問を投げるつけられるが
「仲間になりたいのにここまで乗ってきて疑われたら元も子もないからな」
これも前もって考えてた返答、流石に理由が理由だけにおかしくないだろう、身に武器がある状態や乗り物に乗ってきたら、疑われても仕方がないからな。
「確かに……お前らだけで行けるか?」
「正直言ってここに来るのにも迷ったくらいだから誰か道案内が欲しいだが」
嘘はついてないしおかしいことは言って無いはず。一つの会話に対して毎度こうも緊張するのは初めてただし今後経験などしたくない。
「正直だな、それなら連れてけ。ここは迷いやすうからな」
そう言って快く人員を貸し出してくれる。
「じゃぁ行ってくる」
そう言い残し道案内を連れバッシュの元へ進む。
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「悪いな支度があるだろうに道案内なんかに連れてきてしまって」
「別にいいさ」
そう言って道案内をしてくれるのはここにきて初めて会ったあの門番の彼モンタ。なんだかんだ初めに会っただけんいそれなりに話しかけてきてくれ色々気にかけてくれてるようだ。
だが正直この脳筋に道案内が出来るのか不安ではあるのだが
「何に乗ってきたんだ?」
「犬」
「犬!?」
驚き半分嘲笑半分と言った感じで聞き返される
「犬だ」
「てっきりトカゲだとか龍だとかの大物かと思ってた、犬くらいなら捨てれば」
「そんな訳にいくか」「そんな訳にいかない」「そんなこと出来ない」
流石に同時に言われて少し気圧されたのか、顔を引きつりながら「わるかった」という
「こっちこそすまなかったな、仲間を捨てろなど言われてちょっとな」
「いや、本当に申し訳ない」
半分本心半分作り話の意見を聞き、彼は本当に申し訳なさそうに頭を下げる。
「よしてくれ分かってくれたらな良いんだ」
そう言ってその後会話もなく森を抜けるまでただひたすら歩く。
書きダメ全消費のつもりで投稿します、また書きダメが貯まるまでお待ちくださいな




