第一章3話 出立準備
「そーいや何で屋根なんか飛んでたんだ? 空飛べないのに」
「……ほら、分かってても練習すればと」
「それ自分で言ってたじゃん? 練習しても上達はしにくいって」
「そうなんだけどやっぱり憧れがあって、まぁ今は雄也のおかげでそんな気持ちもどっか言っちゃった
けどね」
やっぱ笑顔とかカワイイなぁ……やっべはず!
「まぁいいやでローリェは何してる人なん?」
「私は商いで成形立ててる感じかな? 討伐クエなんかはやっぱり私の魔法じゃ心もとないし、採取や諜報何かもやったりしてるけど採取はアンマリお金にならないからねぇ」
やっぱりその辺はゲームと同じか…なら案外商いって簡単に金稼げるチャンスじゃ?
「因みに特産品えぇっと……この町では良く売れてて他の町では希少なんて商品は分かったりするか?」
「うーん、この辺だと水何かじゃないかな?」
「消費期限や賞味期限が気になるな」
「え? 何」
「消費期限や賞味期限ってのは、食材を美味しく食べれたり食べたら危ないって目安に日にちの事」
「魔法があらそうゆうのは魔法使いがいると大体どうにかなるものよ? ……それにそうゆう魔法は特定の魔道具なんかがあれば案外どうにかなるかもね」
「は!? 魔道具? そんなの聞いてねえぞ?」
「説明省いちゃったごめんね。簡単にゆうと生活に必要な簡単な魔法なんかだと代用してくれるの、作ってるのは噂だけどスキル持ちの人みたいな話詳しくわ知らないけど」
なるほどそんな便利なものが、だた詳しくわ知らないと魔法と同じであんまり知られてないかただローリェが無知なだけか、俺より物知りなのは間違いないし疑ったら悪いな。
「そうかじゃぁ次ぎは逆に水が不足してる、までは行かなくてもあったら嬉しいみたいなとこ知らないか?」
「そうね……近場だとベンジャグかな有ると嬉しいみたいな話聞いたことあるわね」
「因みに時間でどのくらいかかりそうだ?」
「そうね休憩有りでも7~8時間あれば行けるんじゃないかな休憩なしの強行だと6時間くらいかな?」
「あと何で近場に限定するか聞いてもいいか?」
別に近場じゃ無くても良い気がする、正直多角売れるなら多少遠くてもいいと思うんだが?
「さっきの説明でも行ったけど他種族を従えたり有効的な種族ってのはあまり多くはないの、だから借りるにしても買うにしても高いのよ負傷なんかさしたりしたらもう……」
なるほど流石にそうなるとあまり遠出では出来ないな
「馬みたいなのは居ないのか? 馬車とか引いてくれるような動物流石にそんなのいないと商いなんて出来ないだろ?」
「そうね荷馬車引いたりする用の動物も居るはよ、ただ安く話ない」
まぁ他種族が少ないなら動物のが使い道が多いし需要も高くなるか
「で借りれるくらいの余裕はあるのか? 具体的には二人分の家賃と昼夜の飯代動物借りて水買うかね、出来ればそれなりの量が欲しいとこなんだが?」
「それなりの量になるとちょっと心もとないけど私一人だと十分かな?」
「ハイそれなら大丈夫ですね!」
この流れ引っ張ると置いて行かれかねないからな、でも案外金持ってんのなあんま詮索すんのは今はやめとくか好感度下げるだけになりかねん。
「そう言え外道とかってモンスターとか出ないのか?」
「あんまり出ないかな流石に野営になると他種族借りてる方が安心だけど日中なら大丈夫多分ね。それにここははずれと言っても有数の国のはずれだからその辺も安心していいと思うよ?」
そう言えばそんなこと言ってたな色聞いて飛びそうになるぜ、となると
「日が高いうちにさっさと行く準備しようぜ俺はあんま持ちもんないから大丈夫だけどローリェは?」
「なぜ仕切られてるか分からないけど宿に帰って準備済ませてればそんなに時間かからないわよ。
さーて仕切るからにはちゃんと結果を示してもらわないとね」
「後半何か言ったか聞き取れなかったが?」
「いえなにも言ってないわよ」
「ならどうする? 土地勘ないし置いて行かれるの怖いから宿まで付いていきたいんだけど?」
「はぁーそんなことしないけど心配ならついてくればいいわただ迷った場合探すの面倒だから置いて行く事になりかねないけど」
どっちにしろ置いて行かれる可能性があるとなると、やっぱりついていくだけど人ごみに流されかねんしそうするか。思いつくこともないではないが好感度も上がって無いのにこれはハードル高い、てか好感度上がってても俺にはちときついとなると
「ぎゅっ」
「何してるの?」
「いやさすがに手握って怒られるの怖いからさ、袖握ってんだけどこれでも怒る?」
「いえ怒りはしないけど何か子供連れてるみたいで恥ずかしいわねそれに、私こんな大きい子供居る様な年じゃないし」
「じゃ手握るか?俺はそっちのが恥ずかしいけど?」
「……確かにそっちの方が恥ずかしそうねなら子のままでいいわ、少し歩くけどちゃんと握ってるのよ?」
頬を染めて可愛いなこのやろう
「俺の命綱だから放せと言っても簡単には放さないぜ」
ドヤってみたものの言ってることは超ダサイ
「何カッコつけてダサいこと言ってんのよ? さっさと行くわよ遊んでたら時間なんてあっという間に過ぎちゃうんだから」
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「付いたわよ」
見た感じ普通の安っぽいアパート、外装はぼろぼろじゃないにしても女の子が住むにはちょっとお勧めできないような印象を与える、
「もう少し良いとことまった方が良いんじゃないか? 仮にも女の子が住むような場所には思えんぞ」
いきなり失礼な感想を告げる店主にも住人にも失礼な感想を言う。
「良いでしょおかげで雄也も旅に同行できるんだから」
「そう言われたら言い返せねぇけど、俺が同行するからにはちゃんと稼いで女の子の済むようなとこに替えてやる!」
「別にいいわよ住めてお風呂があれば」
「そうわ行かねえなちゃんと女の子が止まっても大丈夫そうなとこに止めてやる」
これはただの俺の維持押し通す必要もないが押し通して見せる。
「さちょっと準備してくるからここで待ってて流石に中には入ってこないでよ」
「さっき言ったろ簡単には放せないって」
「!? まさかは行ってくるつもりさすがにそれは断固拒否!」
「冗談のつもりだったんだが、そこまで言われると入りた……すいません何でもないです」
流石にこれ以上おちょくっても時間の無駄なのと置いて行かれかねないので大人しく待っておくことにしておこう。
「じゃ行ってくるから待っててね」
「ゆっくりなって言いたいけど流石に時間掛けすぎないでほしい」
「どの口が……こうやってやり合ってる時間も惜しいわねじゃ早速行ってくるは」
と言って走って行ったああいう子って焦らせたりテンパったりするとドジッこ属性つけそうだから走ったりしないでほしんだけどな、頭を搔きながらそんなことを思う。
そんなことより時間はそんなにないと思うがちょっとした振り返りと言うか整理でもするか。まず確認事項を確認した結果言葉以外はダメだった、まだ言葉が通じるだけいいとしよう
次に読んで字のごとく降って来たイベントの割にはご都合主義というかまさに、ゲームや小説の異世界転移てっ感じで優しく進んでくれる。まぁ夢なんだが……
おかげで一般常識が多少は分かったつもりだ、ただローリェが知らない常識までは無理なので、ローリェが物知りで有ることを祈る限りだ。
今後の確認事項として簡単な雑魚と戦って俺の戦闘力魔法含めて見ておきたいな、流石にチート級の能力はないだろうし魔法は才能みたいだから現実では魔法なんかとは無縁の俺には使いえないと思った方が良いか。
で……今後の事だが取りあえずは二人での旅もいいが仲間が欲しいな最低限回復系魔法使いや体力バカの壁役辺りは居ても困らないだろう、困るどころか事実上戦力はないに等しい、俺はどの程度やれるか分からない王道で行くなら魔法使いのローリェは物理攻撃はダメだろう、魔法も攻撃系何かは無いみたいだしな。
困るとしたら生活費つまり金だな欠点の多いうちにチームに来てくれるなら金どうにかしてみせる。
それに特産品買って売っていけば何とかできるか? ……楽観が良くないがなると信じてないとやってられない、飯も気になるなマズいや食えなくはない、普通や旨いの辺りが評価だろうが普通当たりじゃないと、
料理スキルない俺が努力して作る必要が出てくるかもしれん、足も必要だしないつまでも借りものだと金が勿体無い。
あー考えることいっぱい過ぎて嫌だなー夢じゃなくゲームだとセーブして好きなとこからやり直せるのに、目が覚めた場合また続きからなればいいが最悪関係ない物語の可能性もあるしな。
起きたら起きた時考えようそろそろ、ローリェも準備ができたころかなぁ?
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入ってからもう15分くらいは経ってるいやもしかしたら20分くらいたってるかもしれない、あまりスマホの充電消費したくないとケチったがために時間が分からん、ケチって無くてもどの道見る癖がないから分からん方だろうが。とそうこう考えてるうちに、
「遅くなってごめんちょっと片づけ……何でもないさ行きましょうか」
今なんて言いかけた……片づけとか言ってなかったか?
「聞きたい事もあるが無駄愚痴聞いてて夜になったりしたら洒落にならんさっさと行くか」
安定の袖確保、荷物はさりげなく持つつもりが
「案外重たいな、このくらいなら頑張れば大丈夫だか重たくなかったのか?」
「大丈夫よ私が持つ分には軽重の魔法がかかってるから実際よりだいぶん軽いのだから私が持つは」
「女の子に荷物を持たせるなど! と言いたいけどそうゆう訳なら持ってもらう、そのせいで遅くなったりしても意味がないし。鍛えてないのがこんなに悔しいと思ったことはない」
それに流石にこんなことで時間のロスは良くないしな
「ならさっさと行きましょ取りあえず動物借りてその後に水で良かったのよね?」
「ああそうだ、水を買ってそれでベンジャグに行こう、今から出発したら夜には付けるかな?」
「道中モンスターとかに合わなければいけるかな、隠密のスキルで多少は緩和できると思うし日中だと流石に強いのはそうそう出てこないと思うから大丈夫よきっと」
「俺は全くの無知だからローリェの事信じてるから大丈夫だ」
「あまり信頼されすぎるのも困ったものだけど悪い気はしないわね」
「さっさと買い物済ませるか」
説明を乗り越えてのようやく出発か……ここまでお付き合いいただいた方ありがとうございます、まだキャラ自体3人しか出てないですが今後どんどん増えてく予定です。
次も読んでいただけると嬉しいです




