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第一章2話 ヒロインのやさしい講義2

「で、自己紹介もとい名乗り合いは終わったが。何で希少なはずの魔法使い様が『一人』で上から落っこちてきたんだ?」


 そう希少なはずの魔法使い様が単独行動してるのも疑問だが、魔法が使えるなら空を飛ぶことも簡単なはずだ。


 屋根から屋根へ飛んでいく肉体派な魔法使いだったとして、落っこちる前に魔法で飛ぶことも出来たはずだろうに、


「……べ、別に私がちょっと魔法使うのが下手だとか、他の人に比べて使える種類が違ってたりしてる訳じゃ……ないのよ?」


 語るに落ちるとはまさにこのことだろう、自分で自分が落ちこぼれですと公言してるようなもんだ、天然も入ってるのかな?


「要するにローリェ……君はただ魔法が使えるというだけの、『落ちこぼれ』と言うことでいいのか?」


「!? そんな言い方されるのは心外ね、貴方はさっき自分で言ったことも忘れる様な人なの雄也?」


 自分が先に名前で呼んだのを棚に上げて美少女に名前呼びされるのはやはり照れてしまう、別に現実ではコミュ障と言うほどではないが。


 人づきあいはあまり得意ではないし、バイト先で呼ばれるときは基本苗字にさんとか君呼びが大体だったし周りは年上のおっちゃんおばちゃん連中だ、まかり間違ってもときめいたりなんかしない、だから余計に、

 ……ハズカシい!


「どうしたの急に黙り込んで顔も赤くなってるような気でもするけど……」


「少し照れて……わるい何でもない」


 照れて何が悪い! 誰だって美少女に名前呼びされたいはずだ


「声が小さくてなんて言ったのか聞こえなかったけど大丈夫なら話を戻すわよ」


「……わるい何の話してた?」


 冗談やおちょくるの抜きにして名前呼びのインパクトで話の内容抜け落ちた


「!? あなた私をおちょくってるの? 自分で言った内容を忘れたのかって…………聞いていたのよ!」


 あぁそう言えばそんなこと言ってたな、落ちこぼれってのに怒って自分の言ったこと忘れたのかだったか?


「いや、流石にそこまで忘れっぽくはないつもりだ……確か一般常識が無いって言ったな。けどそれがどんな関係があんだ? ローリェが無能だってのは変わらないじゃないか」


「!? あなたはまた、一般常識が無いからって好き放題! では講義その2を始めましょう」


「……自己弁護?」


「! 戯言に付き合ってると時間がいくらあっても足りませんので続きを勝手に進めます。まず魔法使いの希少性は分かっていただいたと思いますが」


「知られてる国でも有数のエグストニカでも3000人いるかいないかって程希少なんだろ?」


「ええ、その通りですねその希少な……希少な魔法使いでも使える魔法が個人の性質特性なんかに左右されるって事何です」


 二度行ったよ、ってそんなことより


「!? 魔法って書物とか読んで魔法陣とか書いたり、呪文唱えたらどんなのでも力量差はあっても

使えるんじゃないの?」


「そんなことが出来ればいいですね、でも実際は使える種類は個人差があるのが現実です。ただ力量差ってのは合っていますね、同じ魔法が使える人でも生まれ持った才能とでも言いましょうか? マナの量によって出力は変わってきます」


「それって鍛錬や修行なんかで鍛えて最大値上げたり出来るもんじゃないの?」


「良いとこに気づきましたねただ、最大値は基本的に一朝一夕で上げれるもじゃないんです……」


 ゲームなんかだとステ振りで簡単にあげれるが、やっぱりゲームって事か。


「鍛錬や修行の主だった目的は制御や練度上げですね、自分の使える量があまり増えないのに増やすよう努力するよりより出力の調整や練度を上げる方に努力した方が現実的ですね」


「ん? ……てことは練度と制御を上げまくったら低燃費なのに強いみたいなことも出来るの?」


「そうですねそれも可能ですただ、絶対量を増やすより楽なだけで何事も簡単に出来ることはありません。先に言っておきますと歳や種族はそれほど違いはありません、これも才能と言ってもいいかもしれませんね。種族によっての違いがあるとすれば耐性や出現率何かは違ってきたりはしますが……」


 先に言われた、が質問する手間が省けたな。


 今の話だとエルフだからと言って魔法が得意ってのはなさそうだな、ただ魔法使いが生まれやすいのはエルフみたいな感じだろう。


 それにドワーフでも魔法が使えるってことか? てことは俺の持ってる知識と違ってくるな。いやドワーフも魔法は使えるが俺の知ってるドワーフは武器に魔法をつけたり地属性特化で攻撃魔法より物理攻撃って印象なんだよな。


「うん? どうした続けてくれていいぞちゃんと話聞いてから」


「え、ええそれは疑ってませんが何やら真剣に考えてそうだったので待っていただけです」


「悪いな、気ぃ使わせたみたいで」


「いえ自分の中に取り込むために考えるのはいいことだと私は思うので結構ですよ。では続けても?」


「今のところは大丈夫だ」


「では、次ぎに種類ですね。主流は移動系、攻撃系、回復系、防御系ですね」


 ここはゲームにも出てくるしなんとなく分かるが……あれ?


「デバフやバフはないの??」


「デバフ? バフ?」


 そう、魔法といったら回復、攻撃、バフ、デバフが俺の率先してあげるスキル、防御上げるなら殴れの超脳筋プレイが大好きな俺なんだが、


「えぇーっと簡単にいうと、バフは見方や自分の能力向上で、デバフは逆に相手側の能力低下」


「……? すいません私話知りませんもしかしたらあるかもしれないですが、希少で知られてない可能性がありますね」


 バフやデバフは見方に居れば心強いのになぁ、努力で手に入れられないとなると、


 確かに希少だわなぁ


「他は隠密、探索。有名どころはこの辺りですね、さっきのバフ? デバフ? が本当に合った場合知られてない魔法何かも有るかもしれないですが」


「うん大体分かったでローリェ、説明に熱が入って本題忘れてたりしないよな?」


「……?…………え、ええもちろん忘れてませんよ」


「なんだ今の間は? 忘れてた」


「そんな訳ないじゃないですか、ハハハ」


 あ~コレ踏むと地雷だが忘れてたなぁ、乾いた笑をしながら頬を引きつりる。


「何ですかその苦笑い」


「いやなにもそれより話し戻そう」


「そうですね、で私が落ちこぼれだの何だの言ってくれてましたが、私は移動系魔法があまり得意じゃな

く隠密や探索何かの方が得意でして……」


「うん? それってすごいことじゃね?要は大多数が出来ることが出来ない、代わりに小人数しか出来ないことが出来るって事だろ?」


「む胸に突き刺さる」


「俺からしたら大多数が出来る攻撃や回復も捨てがたいが危険察知が出来る方が需要有ると思うぞ?」


「そ、そんな……の言われてた、の…………初めて、です」


 涙を頬につたえながら言ってるがそんなに嬉しいのか?


 まぁ実際向こうでもそうだが大多数が出来ることが出来ないと劣等感を抱いたり差別されたりするもので、小人数しか出来ない希少性を忘れがちだ。周りも自分も、


「俺は思ったことは正直に言う希少な魔法使いの中でなお希少と言いうことじゃないか!」


「そ、そうですよね」


 まだ涙の流れた名残を残しながら一息ついて落ち着いいたようだ、


「そんなわけで落ちてきたのは落ちこぼれじゃなくただ単に得意不得意が理由なんです」


「なら初めからそういえばいいじゃん、私は落ちこぼれでみんながうまく使える魔法がへたくそなんですぅぅ。みたいな言い方しなくても」


「! わ私そんな言い方してません、ただちょっと皆と使える魔法が違うから恥ずかしかったので誤魔化そうとしただけです!!」


 うわぁなにこの娘カワイイ

「うわぁなにこの娘カワイイ」


「!? な何を急に!」


 顔を赤くしながらそんなこと言ってるローリェを見ながら、


「やべぇ俺ってちょろくね? 夢で自分の好きなキャラ風の子の会えただけで…ちょろいなぁ」


「えなんて? もっとはっきりいてくれないと聞こえないんだけど」


「悪いこっちの話、元々付いてくつもりだったけど尚更ついてくって気持ちがましたわ、断られても付いていくからそこんとこよろしく」


「そこまで言われると突き放しにくいものがあるのは不思議ね」


「え? なんて自分で言ってるくせに言いたいことがあるならちゃんと言って聞こえない」


「こっちの話」


 ぷいっという擬音が似合いそうにそっぽを向く間に際かすかに見えた頬には赤みがあったような気がした。



2話目はいかがでしたか? あまり話が進まずすいません、

飽きずに見てくれてる方を今後も繋ぐため努力をします

返事しますので感想など待ってます

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