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第一章1話 ヒロインのやさしい講義1

 まずは自己紹介からしよう、俺の名前は高橋雄也19歳


 ごく普通の私立高校で平凡な学校生活を終え、高校卒業後就職しないで、高校の間にしていたバイトを続けてる実家暮らしのフリータだ。

 趣味で最近小説を書いてることが、普通と少し違うところか? もちろん小説を書くのがおかしいのではなく、読むのではなく書いてるから少し違うと表現しただけだ。

 普通の人は書くより読むが多いと思う、個人的感想。偏見が入ってるとは思う。

 そんな俺が今何をしてるかというと


「あれ……夢でも見てるのか?」


 目をこすっても目の前に広がる風景は変わらない。

 日差しは高くまぶしく、土煙が舞って、人がいきかって騒がしく、建物が並ぶ。ようは屋内など出なく屋外しかも見渡した限りだが、家は木造ではなく、レンガ造りと来たもんだ。ここまで来れば、自室に居るなんて勘違いしようがない


「とうとう異性召喚が俺にも と言いたいがそんなことがあり得るのは2次元だけだ。趣味でファンタジー小説書いてても俺の生きてるのは3次元だ」


 そうどれだけ焦がれて小説を書こうがアニメを見ようが漫画を描こうが(実際は漫画は書いてないのだけど)3次元の住人である俺が2次元ではよくある異世界召喚に巻き込まれるはずがない。


「って事はあれか小説書いてて寝落ちして夢を見てるって事だよな?」


 それなら納得がいく。全く知らない異世界なら訳の分からない生き物がいてもいいだろうが、周りを見ればドワーフやエルフ、獣人犬耳や猫耳などお約束のキャラなどが多い。


「ざっと見た感じこの場所は夢で間違いないだろう俺の知ってるものが多すぎる」


 が、俺はいつ寝た? 最後の記憶は小説を書くのにPCに向き合ってたそこまでは覚えてる


「ならパソコンに向き合って睡魔に負けて、寝落ちってとこか。夢から目を覚めるには現実で目を覚ますとかか?」


 夢でも異世界に来れたからには満喫して少しでもネタ収集して、明日からの糧+ネタにするか


「さぁ、行動方針は決まったし持ち物の確認はしとくか」

 

 夢で持ちもの確認の意味もないだろうが、ネタ収集になるし……それにコレ以上ない経験になる。手荷物はなく、いつも持ち歩くスマホ、イヤホン、財布(中身は金に免許証、図書カード)、がズボンに乱暴に詰め込まれ。寝間着代わりのシャツに薄手の長ズボンを見に纏ってると


「夢の死が現実の死とかだと防御力なさすぎて心配だな……」


 死ねば戻るそう信じて取りあえずは散策だな。

 通貨と文字と言語の確認は必須……後はイベントがあれば程々参戦して、情報収集やネタ収集


「おぉ賑わってるねぇ。でも看板は……よめんねぇ」


 字が読めないと不便だな、まぁさしあたっての重要性は高くないか取りあえずは放置で問題ないだろう。それに言葉が通じさえすれば字は読めなくても問題ないだろう。


「俺の小説でも言語は通じるが字は読めない設定にしてるが実際読めないとなると不憫だな……まぁいっかどうせ夢だし時間の進み具合は分からんが2、3日程度で戻れるだろう今書いてるのが終わったら次回作書くときは字も読めるようにしてやろう」


 連れも居ないのに誰に対しての近いやら、自嘲気味にそう思いつつも次の確認事項に移る


「さぁ次は通貨だなこれだけ賑わってるんだ店くらいあるだろう」


 通貨が通用しないと無一文……流石に夢でも、無一文は大変だ、どうか貨幣単位が同じであってくれ。


「お! 店発見!」


 見た感じ軽食を売ってるみたいだな、焼き鳥か? 串に肉を刺して焼いてる


「おっちゃんこれ買いたいんだけど」


 頭が涼しくそんなので汗かくのか? と疑問には思うが頭にはちまきをまいてるおっさんにそう声をかける


「いらっしゃい大鼠の肉詰め300ガロン」


「おっちゃんこれで買いたいんだけど……」


 金額の時点で円じゃ無いので無理だろうとは思うが確認すべきことだ。もしこっちで円がガロンとやらになってるなら儲けものだし。そう思い財布から札と小銭を取り出して尋ねてみると


「坊主何だそりゃ? ただの紙切れに石こっろか? 冷やかしならとっととけぇーってくれこっちは商売してんだ!」


 短気なおっちゃんにどやされて、そそくさと店から離れる。取りあえず人が少ないとこに行こう、確認事項の整理がしたいそう思い走って行く


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


 先ほどの通りより少し外れ、人道理が少なく少し薄暗い路地に来ている。おっちゃんにどやされ、少し走ってると見つけちょうどいいと思いそこに入った


「あんな怒るこたぁねえぜ、まぁ確認したいことは確認できたしいいとするか」


 結果言葉以外はダメだった、予想はしていた俺が書く小説に似た設定だな……それに夢でも転生、転移、なら言葉が通じるだけでも良しとしよう。


「帰ってもバイトに行く、小説書く以外は特にすることないし満喫してから帰りてぇな」


 確認事項も終わったし早く帰る必要もない、元々帰り方に検討などない。だが同じ居るなら満喫したい……となると


「次はイベント遭遇してネタ収集したいが、イベントなんかそんな簡単に遭遇できるか?」


 イベントがそう簡単に起こってたら町中大騒ぎだ、と思案してるとイベントは目の前に降ってきた


「うわっっ!?」


 これは! 親方空から……のやつではないか! ……冗談はさておき比喩ではなく本当に空から降ってきた


「きゃッ」


 目の前には上から振ってきたのは。クリーム色の髪を束ねるでも無くストレートで背中まで伸ばし、落ちてきた拍子に髪が舞い。瞳には愛らしさをたたえ、それでいて少し憂いを帯びていて、人目を引く肌は透き通るように美しく白い。

 服装はシンプルな白だが、フリルが付き少しかわいらしさが引き立ってる。肌の白さと相まってお人形みたいなかわいらしさをもつ美少女


「すいません怪我はなかったですか?」


「ああ、俺の方は大丈夫だがあんたこそ降ってきたんだ怪我とかなかったか?」


 どうしてあんなとこに居たのか知らんが空から降って来た、屋根から落っこちたにしてもそれなりの高さだ、男なら笑ってるとこだが、こんな美少女なら心配しない方がおかしい


「ご心配には及びません私はこれでも魔法が使えますので」


 あまり大きくなくされとて小さすぎることもないだろう胸を張り、誇らしげな顔で言ってのけた……が


「……え? それってすごいことなの?」


「……?」


「…………?」


「えぇー!」


 俺の反応が期待と違ったのかすぐに驚愕で顔を染める美少女、流石に驚きに顔が染まっても美少女だと絵になるな。


「え? 何?」


 と明後日の方に思考を飛ばしている俺にはもちろん、何故こんな反応されるのか……どこに驚かれたのか俺には分からない


「自分で言うのもなんですが凄いことなんですよ! 皆が出来ることじゃないのはもちろん、魔法が使えるのは生まれ持った才能と言っても過言ではない、なにせ一万人に一人以下の確率なんですよ!」


「へぇそりゃスゴイのな、てっきり皆使えるものなのかと思ってたよ」


 そう大体異世界では威力の大小や、使える種類、効果範囲は人それぞれだと思うが全員とまではいわないまでも、大多数が使えると思ってた


「え! ……てことはあなた……も?」


「うんにゃ俺は使えねぇよ多分だけど」


 当たり前だ今来たばかりの俺は使えるかどうかは分からない。それを正直に言うと彼女は。

 肘置きに肘を置いたつもりが肘置きが無く空を切る……というお決まりのズッコケを披露してくれた


「言っとくが俺はこの辺の字も読めなきゃ一般常識も分からん」


 またも同じギャグ? を披露してくれる、そんなにこけるとそのうちどこかで頭でも打つぞ。そう心配になる反面漫才でもしたいのか? と疑問も抱く


「はぁ……自慢するようであんまり気が進みませんが、少しだけ魔法が使えることの希少さをお教えします」


 いやいや、ドヤってた時点で自慢する気、憧憬される気でいたでしょ。思ってても言わないけど話が面倒になりそうだし。


「何か言いたそうな顔してますね? ……なんですか?」


「俺ってそんなに正直な顔してる? 嘘をつけないってのは罪だね言わなくていいことも、相手を傷つけることも正直に物語ってしまう」


「……」


「悪い特に言いたいことないから気にせず続けて」


「……はぁ…………ならそう言う事にしておきます、では始めますね。ここは世界で分かってる国の中でも有数の人口を誇る国、エグストニカのはずれにある都エグニファトス。

そのエグニファトスですら人口百五十万人、エグストニカ全土で三千万にも及びます。定住の人間のみの計算で流れ者や亜人は入れてません」


「ハイ! 質問です先生。亜人が数に入って無い理由はなんとなく分かるけど、普通にそこら歩いてるのに何で数に入れてないんですか?」


 教えてもらってるということで、何故か生徒風を装う俺、彼女もあんまり悪い気はしてないみたいだしまぁいい。


「説明の途中でしたけどまぁいいでしょう。その答えですがどんな想像をしてるか知りませんが、人間と亜人やほかの種族に少なからずの溝があるからです、有効的な種族も居ますが亜人という括りで迫害されているのは少し可哀想ですね」


 やはりそこは想像道理というか王道というか、期待を裏切らないなさすが俺の夢。人間も他の種族も基本自分達以外の種族にあんまり良い気はしないだろうし……当たり前か


「他に質問が無ければ次に進みますが?」


 なら割ったついでにもう少し質問しておくか


「では割ってしまったのでほかの質問も……。人口三千万って少なくないですか?」


「そうですね、理由は先に言った通り亜人やほかの種族との抗戦による減少が原因ですね。昔はエグストニカ全土で一億強居たらしいですが、それは抗戦が激化する前の話だそう何で詳しくわ分かりませんが、他にありますか?」


「じゃあもう一つ他の種族や亜人ってどんなのが要るんですか?」


「まず町にも居たエルフ、ドワーフ、獣人、吸血鬼、人魚この辺りが亜人ですね。他種族はドラゴン、ゴーレム、ワイバーン、リッチー、デビル、エンジェル辺りが有名ですね他種族の中にはエレメントと呼ばれて魔法で使役や召喚できるのや、服従させた他種族を使役したりすることもあります」


 ビーストテイマーや召喚魔法の類もあるのかふむふむ……デビルって悪魔だよな? ひとくくりにしてるが、魔獣とかは悪魔の部類になるのか? それとも種族としているのか?


「契約によって力を借りることも出来ますがこの場合は、知性が高い種族がメインですね力も契約も個体差が出ます。低位の種族だと心を汚される場合もありますからおすすめはしません」


 契約を結ぶことも出来るのかふむふむ。エンジェルとかだと契約結ばなくても状況に応じて手を貸してくれそうな気もするが


「契約にはそれなりの手練れやある程度条件を満たしてないと、契約を結ぶ前に殺されることもあるので注意しましょうこの条件も個体差があります」


 なるほど力もなく条件も満たして無い場合殺されるかもと……


「は!? ……ふざけるな殺されるかもだと! さっき聞き流しかけたが心を汚されるとかも言ってたな!」


 ……フーフーフー落ち着け落ち着け先に情報を手に入れれたのは良かった、それにこれは夢死んでも多分起きるだけだろう……が安パイを取るに越したことはない


「?」


「すまない急に大声出して教えてもらってるのに取り乱してしまった」


 死ぬとか汚れるとか言われて、少し動揺したが彼女は悪くない……てか教えてくれてるのに彼女に当たるようなことして……悪いことしたな


「え……ええ。で……他に質問は? 大体説明はしたけど、何か聞き足りないことなんかあった?」


「いや大体は大丈夫だ、それに今後も付き合いがあるんだ気になることが、あればそのつど聞けばいい」


「なら良かっ……え? ……付き合いって…………え?」


「俺への説明で話がそれてしまったが確かにそれなら、魔法使いは希少って事になるな……てことはお前スゴイのな!」


「そ、それほどでもないわよ。で……今後の付き合いって?」


 褒めたら流せるかと思ったが褒められるとこはちゃんと聞いても、そんなに簡単には行かないか


「ッチ流されないな」


「何か言った? 聞こえなかったけど」


 小声で言ったから聞こえなかったみたいだ、聞こえてたら面倒だったから良かったのだが。


「いや、なにも。付き合いに関しては、俺無一文で先述道理なにも知らんけど今後もよろしくな」


「ええよろし……じゃ無くてなんでそうなるのよ!」


 流せないのはいいとしてこの子やっぱりお笑いでもしたいのかなぁ。ノリ突込みやさっきのズッコケ、ちょっと古い気はするが。


「こんな広い世界のこんな狭い路地で有ったのも何かの縁だ、よろしく頼むよ」


「何か釈然としないけど……よろしく」


 異世界転移、転生は夢でも仲間がいないと進まない。だからちょろい奴が来るんだろうが、こいつちょろいな


「今何か思ったでしょ? 良くないこと」


「いやに勘だけはいい奴だな。いや何にも思ってないよこれから仲良くやってこうぜ。俺の名前は高橋雄也」


 初めは口の中だけで呟いているから、聞こえてないだろう、それに


「何か流されてる感がまだぬぐえないけど私の名前はローリェ・イグニェ」


 さっきの事でも分かったが彼女。ローリェはちょろい



こうして高橋雄也は異世界に召喚されたと知らないまま異世界物語が始まるのであった


俺の処女作を見よ……感想待ってます。と言うよりここ読んでる時点で見てくださってますよね、

読んでくださりありがとうございます。次回もお楽しみに


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