第48話 王者の決断と、恐怖の偵察部隊
クリスタルの真の正体を自ら偵察部隊にバラしますw
山本勇次の配信中
普段通り遊んでいると、
クリスタルが派手な入室エフェクトを出して
入ってきた。
クリスタル枠のリスナーも
勇次の配信に来ていたりもする。
いつも通り、ミサキ、連もいる。
クリスタル枠のリスナーがクリスタルにコメントした。
ももかの件はどうなったかと。
このリスナーは
他枠応援部隊のメンバーでもあった。
勇次は「ももかって、連のリスナーだったももか?」と聞く。
クリスタルが「海斗、ここに来る?」とコメントを打つ。
「来たことない」と不思議そうな勇次。
クリスタルが
「海斗が俺の枠に来て
特大3連発してまでももかを助けて欲しいと
言って来たんや。
イベントに出た事ないのに
ミサキの小説ドラマ化イベントに出たいらしんやけど
海斗以外のリスナーが乗り気やなく
ももかが泣きそうやったんやと。
オーディション権を取らせたいと相談して来たから
偵察に行かせてる。
偵察部隊がOK出せば応援部隊を送り込む予定だ」
とコメントをした。
勇次が
「はぁ? 普通はアプリ内の小さなイベントから
慣れてくもんやろ」と呆れ顔。
連も「ももかがイベント?
しかもミサキが関わってるのに?」
ミサキも「海斗くん、ももかを応援してるの?
クリスタルさんに頼み込んでまで?」
ミサキは画面を見ながら困惑した。
連が「海斗がももか推しって噂聞いたけど
本人に聞いたら『俺のためならなんでもやる』とか
言ってたんだよなぁ。どういう意味だろ?」とコメントする。
勇次が
「ミサキ、ももかがオーディション権取ったらどうするの?」
と聞くが
「みんなと同じように審査するだけだよ。
ももかが嫌いだからって理由で落としたりしないよ?」
とコメントした。
リスナーたちが「神がいる!」とコメントし出す。
吹き出す勇次がいた。
リスナーたちがミサキを神だとコメントしている中
クリスタルが
「俺も出るねん。王者『スターダスト』役やりたいねん」
とコメントをした。
勇次が大笑い。
「スターダストって
絶対クリスタルがモデルって分かった上で
自分役やりたいんでしょ」と笑い転げる。
ミサキが「まぁ、クリスタルさんが出るなら
スターダスト役は確実ですね」
リスナーが「モデルにした本人が通過したら、
本人役になるの?」と聞く。
ミサキは「それはないけど
スターダスト役だけは
クリスタルさんがいない場合しか
違う人にはしないつもり。
だって言い回しとか
誰が見てもクリスタルさんがモデルって分かるでしょ?
クリスタルさんが違う役やりたいなら話は別だけどね」
とコメントした。
クリスタルは「確定やな!」と画面を見ながらニヤリ。
まふたふと彩美を本人役で起用する予定だとコメントしたら
クリスタルが「やっぱりミサキは神や!」とコメントをし
笑いのコメントで溢れた。
勇次の枠を抜けて
リビングでくつろぐクリスタルのスマホが鳴った。
偵察部隊専用のグループチャットが動いたのだ。
『偵察完了』の文字。
「お疲れさん」とクリスタル。
『確かに危なっかしい子ですが
あの海斗ってやつの言うことは
素直に聞いてるみたいです』
と偵察部隊が打ち込む。
「ほお、で?」とクリスタル。
『イベント開始まで時間あるから
様子見しながら教育してみるのもありかと』
クリスタルはニヤッとすると
「海斗に協力してもらって
俺直々に教育するか」と打ち込んだ。
『事務所の後輩だから、直々に?』
「ほぼ俺が社長みたいなもんや。
所属ライバーたちは知らんけどな。
今の社長は飾りみたいなもん。
スターエイト所属らしくしてもわらんと困るからな」
コメントせずに見ていたメンバーも含め
偵察部隊全員が
「この人怖っ! 噂は本当だったんだ!
怒らせたら消される!」
と震えたのはクリスタルは知らない。
お読み下さりありがとうございます
次回もお楽しみに♡




