表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/49

第34話 バトル・オブ・モンスターズ

サラの驚きとターゲットロックオンする為の戦略


モデルイベントが始まって数日。

ミサキは相変わらず高額なギフトを投げ続けていた。


勇次は彼女にお礼を言いながら

叫ぶように古参リスナーたちに言い放った。

「前も言ったよな! ミサキにばかり頼るなって!

ミサキが投げなくなってからは投げてくれるけど

ミサキが投げ出したらこのザマかよ!」


かつて大西直也とのバトルで

ミサキが投げるのを止めた途端にギフトが止まったことを

引き合いに出したのだ。


(……え、あのミサキって子が、以前は一人で投げてたの?)


姫宮サラは驚愕した。

あの圧倒的なギフト量をミサキ一人で支えていたなど

信じられない。


モデルファンたちは

ミサキを「同じ山本勇次のファン」として認め

神のように崇め始めた。



その時

大西直也から勇次にバトル申請が届いた。

時間は3分。


イベント中なので遠慮してくれたのかと思いつつ

勇次は申請を受けた。


『いつものバトルじゃないよ。

俺のリスナー、全員送り込むから!』


直也が号令をかけると

一斉に直也のリスナーが流れ込んできて

特大ギフトが飛び交った。


「いいねぇ、いいねぇ! 押し上げてくね!

……よし、これで2位だ!」


直也に一番投げているトップリスナー、レイコが

特大ギフトを10連発。


その間も

ミサキを筆頭に山本勇次枠のリスナーも

必死にギフトを投げ返す。


唖然と画面を見ているサラは

2分割で映っている大西直也が

有名なピアニストであることに気づくと同時に、

(ライバー同士って、敵じゃないの!?)

と、その異様な絆に驚いた。



モデルイベント最終日。


直也のリスナーの助けもあり

勇次はなんとか1位をキープしていた。

80万コインの差をつけている。


最終日は終了1時間前に配信を開始する予定だった。


前日

勇次はミサキに「無理すんなよ」と言ったが

「無理してでも1位取らせたい」と返されていた。


配信開始10分前。

連がランキングを見ると

2位が30万コイン差まで縮めてきていた。


ミサキが無理をすると読んだ連は

50万コインを用意した。

そこへ、山本勇次推しの男性リスナーから

『80万コイン用意したよ! 山本枠の意地見せようぜ!』

とDMが来る。

『おう! 山本枠の意地、見せてやろうぜ!』


イベント終了5分前。

2位の枠のリスナーがコイン数の開きに唖然とし、

2位のライバーは配信を「ぶち切り」した。

そのまま勇次が1位で終了。


サラは唖然としつつも

所属するモデル事務所のコネを使って

撮影現場に行けないかと画策し始めていた。


直接会ってアプローチしてやる!

そんな意気込みがあった。




お読み下さりありがとうございます

次回もお楽しみに♡

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ