第27話 推しの推しは、友達?
連の変化と海斗の友達思いの別な一面
山本勇次が配信を始めると、
大抵ミサキが3番目以内に来ていたが、
最近では5番目くらいに連(勝利)が来るようになっていた。
しかも、大西直也とのバトルが始まると、
連が真っ先に高額ギフトを投げるのだ。
初めは戸惑っていた勇次だったが、
他のリスナーと同じように接するようになる。
みんなも少しずつ蓮を受け入れていった。
「連くん、勇次くんのことも推してるの?」
他のリスナーに茶化され、
連が少し照れながら応援してると
コメントをすると、
勇次は「あははは! 面白いじゃん、お前!」と大笑いした。
海斗はももかの配信に行ける時は行くようにしていた。
最初は連が来なくなった寂しさと怒りがあったが、
海斗が優しく応援するようになり、
ももかも少しだけ落ち着いてきた。
「……今日も来てくれたんだ」
ユリとして連の枠に通う仮面を被りながら、
ももかは静かに配信を続けている。
海斗はそんな彼女の言い回しと、
ユリのコメントの仕方を比べたりして、
優しい仮面を貼り付けながら連を守ろうとしていた。
ある時を境に、連が山本勇次にも
「推しに対して贈るギフト」を投げ出した。
ミサキも含め、みんな驚く。
「……え、俺も推してくれるの?」
勇次が笑いながら聞くと、
連は『2人とも推してる!』とコメント。
コメント欄は笑いとツッコミのコメントで湧き上がった。
勇次はお礼を言いながら大笑いしていた。
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次回もお楽しみに♡




