失恋-杉山 幸編-
俺たちは万輝が学校から出てこなくて、二人でもう帰ったのかと話している時に、俺の携帯がなった
相手は…那月だ
俺は中学の時から那月が苦手で嫌いだったが、中学の思い出として那月の連絡先を聞いていた
珍しく、那月からメールがきたから、その内容を見てみると…
那月:〇〇にあるラブホの前に来てくれ!面白いものが見れるぞ!ちゃんと来いよ!
俺は行きたくなかったが…万輝も現れないから、翔月と一緒にラブホまで来ていた
翔月 「なあ、幸…どうしてココに来たんだ?ん?」
幸 「那月が面白いものが見れるって…」
翔月 「幸さ、那月のことそんなに好きじゃないだろ、てか、嫌いだよな?」
幸 「うん、嫌い!でも、中学の時、あいつが一番一緒にいただろ?万輝と!」
翔月 「あっ、そうだったな」
俺たちはそんな会話をしていたら、ラブホから誰かが出てきて、俺と翔月はそちらの目を向けたら……万輝が出てきた
俺たちは驚いた、だってあの時、待ち焦がれていた万輝がココにいるんだから…
翔月 「…佐野だよな?」
万輝 「……そうだよ、久しぶりだね」
無理に笑っている万輝がそこにいた
幸 「万輝…ココでなにしてたの?」
万輝 「…ちょっと休んでたんだよ、僕疲れたから帰るね!」
そう言って逃げるように帰っていた万輝
なんで、ココに万輝がいる事を那月が知っているんだ
俺は疑問にふと思ってしまった
ラブホに入っていたとしても、特定はできないはずだ…なんで…そう思っていると、
那月 「やあ、幸くん、翔月くん!」
そう言って現れたのは那月だ
幸 「那月…なんで…」
那月 「ん?万輝のことか?それはな、俺とあいつがセフレだからだよ!」
幸 「はあ?意味わかんね!」
那月 「だ・か・ら、俺と万輝は中学の頃、セフレで時々、ヤってるの!意味わかった?」
ニヤニヤしながら言ってくる那月に俺は腹が立った
そして、俺の中で何かが壊れた
俺はその場に崩れ、泣いていた
万輝が那月のもので、俺の恋が崩れていき、俺が万輝に描いていた物は、壊れていった
そんな俺を翔月が那月から逃げるようにラブホ街から出て、翔月の家に行った
翔月 「幸、大丈夫か?」
幸 「あっ、ああ、落ち着いた、ありがとう!大丈夫だ」
翔月 「あの二人がセフレだっなんて、知らなかった…」
幸 「そうだな…」
翔月 「幸、万輝のこと恋愛対象として好きだったよな?」
幸 「えっ、俺、翔月にこの事話したか?」
翔月 「ううん、話してない」
幸 「じゃあ、なんで?」
俺は何も考えれない頭で疑問に思ったことをそのまま、言葉にしていた
翔月 「そりゃあ、気づくよ」
「だって中学の時、ずっと万輝のこと目で追ってたよ?幸は!」
ああ、そうだったか…俺はもう既にその時から万輝が好きだったのか、無意識って怖いな
そう思いながら、ボーッとしていた
俺は翔月に、万輝を好きだと知られてしまった…でも、嬉しかった!
こんな俺でも受け入れてくれて、翔月には感謝しているし、こんな俺でも友だちでいてくれたことに安心した
だからか…俺の心が温かくなった




