過去-杉山幸編-
これは俺と万輝の過去だ…
中学生になった俺たちは、部活で忙しくなっていた
なのに…万輝だけはそんな中でも、笑顔でいた
部活と勉強で忙しく生活しているのに万輝だけは元気でみんなを元気づけようとしていたのに俺たちは迷惑だと思っていた
俺たちはなにも考えないで万輝に向かって
『うざい』『お前、なんでヘラヘラできるの?』『疲れてるんだよな!』
毎日のように、万輝とすれ違うたびに言っていた
それからかな…万輝が空元気になった
そんな事も知らない俺たちは学年があがり、2、3年ではこの生活にも慣れてみんな笑顔だったのに、万輝だけ苦笑いだった記憶
それから卒業式で、その日の万輝はみんなから離れて、涙を流していた
それを俺は見ていた、その時に気づいたんだ…
笑顔で、元気いっぱいの万輝が好きだと…
高校生になってからは、部活はせずに帰宅部で過ごしていた
俺は初恋を実らせないからか、高校で彼女・彼氏をとっかえひっかえしてみたが、やっぱり万輝が好きだと感じ、すぐにそいつらと別れるが、告白してくるやつは絶えなかった
だから、俺はそんな奴らと付き合っていく中で、俺に取り巻く奴らが多すぎて、派手な印象になっていた
俺は毎日そんな生活を送っているのに、万輝は暗い生活を送っているなんてあり得ない
だって、俺らを元気づけてくれてた奴が…
俺はふと思った…原因は俺たちだ!謝りに行こう!
そう思ったらいてもたってもいられずに、次の日の放課後に俺は翔月を誘って万輝の高校へいった
翔月 「なあ、幸?」
幸 「ん?なんだ?」
翔月 「俺、中学の時に1回だけ万輝に謝ったことあるんだ」
幸 「えっ?マジで!」
翔月 「うん、でも万輝さ、その時無表情でさ怖くなって逃げたんだ…」
「あの時のことも謝りたい!」
翔月はずっと後悔していたんだな、万輝を傷つけたことを
俺も、今すぐにでも、謝りたいよ…




