信玄との対面
1573年1月20日
三河の空は低く、冬の雲が流れていた。
場所は岡崎近郊、街道から外れた林の縁にて、一行は静かに合流した。
旅僧の姿で戦線を離れていた桃慧と補助要員として選出された柚は、その場で足を止めた。
既にそこには、京より下向してきた一団が整然と控えている。
年季の入った朝廷の使者、その供回り、高身長の祈祷師とその弟子、そして荷を担ぐ者たち、いずれも京風の衣に身を包み戦場の気配とは隔絶した空気をまとっていた。
その中に、一人。
淡い色の装束に身を包み、静かに立つ男がいる。
「お初にお目にかかります。」
その眼は穏やかでありながら、ただの祈祷師ではないことを思わせる深さを湛えている。
桃慧と目が合うと、わずかに会釈した。どこか爽やかで落ち着きのある若い男。
見た目に合った落ち着いた声で言う。
「倍部弦明にございます」
桃慧もまた両手を合わせ、僧としての所作で応じる。
「琳と申します」
短い名乗りであったが、それで十分であった。
弦明は一歩だけ距離を詰め、静かに続ける。
「道三様より、話は聞き及んでおります。仕組みで病を診る方と」
その言葉に、桃慧はわずかに視線を返す。
「こちらこそ曲直瀬道三様よりお話は兼ねがね。道三様の教えの通りに気で病を測るお方と聞き及んでおります。」
弦明は微笑した。
「ふむ、神と仏に仕える身分ではございますが、同じ道にございますな」
「えぇ、手段は違えど人を救う道、お頼りいたします。」
それ以上は言わず、そのやり取りだけで互いの立ち位置は理解された。
柚はその横で、小さく息をつく。緊張が完全に解けたわけではないが、少なくとも“敵ではない”と感じられた。
やがて、朝廷の使者が一同を見渡し、すこし枯れた声を上げる。
「これより武田方へ向かう、装いを整えよ」
その一声で、場が動き出した。
翌、1月21日。
一行は完全に姿を変えていた。
琳も柚も、もはや旅僧の格好ではなく、京の医僧とその従者として、整えられた衣に身を包んでいる。
頭は剃っているものの、その佇まいは粗末な僧ではなく、明らかに“都の人間”であった。
弦明もまた、陰陽師としての装束を整え凛と佇んでおり戦場に赴く姿ではないのが少々場の馴染みに欠ける。
戦場にふさわしくない雅さを感じるその一行が野田城近郊へ差し掛かった頃前方に、武田の兵の列が見え始める。
整然として待ち焦がれたかのように一向を静かに眺めていた。
その中央に二騎が前へと進み出た。
一人は、鋭い眼差しを持つ壮年の武将。
もう一人は、それよりは若いものの歳若くは無い、だがどこか底知れぬ静けさをまとっている。
「甲斐武田家家臣、小山田信茂にございます」
先に口を開いたのは、壮年の男であった。
その声は硬く、余計な感情を挟まない。
「朝廷よりのお越しくださいました御一行とお見受け致す。」
朝廷の使者の男が一歩前へ歩み出て受けて立つ。
「如何にも、当一行は天子様より遣わされた甲斐守公見舞いの一行にございまする。」
「確かに、よくぞ遥々御出下さいました。」
続けて、隣の男がわずかに頭を下げる。
「武田家家臣、真田昌幸にございます。」
柔らかなだが深みのある声音であった。
「道中、ご苦労にございました。これよりは我らが皆様を主の元へご案内致します。」
同じ言葉でも、響きが違う。
昌幸は一行を一瞥する。
その視線が、桃慧で止まった。
一瞬、わずかに眉が動く。
(若い……女僧?)
そして、その全てが警戒に変わる。
「……失礼いたしますが、その方が御医者様でしょうか?」
使いの者が答える。
「その通り、曲直瀬道三殿の御弟子様でございます。」
それ以上は言わない。
昌幸はじっと見ている、朝廷からの使者とは言え疑念を隠さない、そんな反応であった。
数秒の沈黙を破ったのは、桃慧より目を離した昌幸である。
「随分お若い方とお見受け致す。失礼ながら道中にて、少し話をさせていただいてもよろしいか」
穏やかに言う。
「御館様が楽しみにお待ちしておりました故、取次の世間話としたく思い立った次第、詮索はいたしませぬ。」
琳はわずかに頷く。
「えぇ、こちらこそ。天下に名高い甲斐守様にお会い出来るなど夢見心地にございますれば、天命にかけまして全力で事に挑ませて頂きたく思います。道中よろしくお願いいたします。」
深々と頭を下げる桃慧。
「立ち話も何でしょう、御館様のご静養中であります長篠城まで赴きましょうぞ。」
一行はゆっくりと歩き出す。
武田の兵が左右に開き、一行を包み込むように動く。
その中を、進む。
「この辺りは敵方の徳川勢がはびこっております故、少々物々しいですがご容赦くださいませ。」
昌幸は物怖じせず布陣の中を歩む琳を眺める。
昌幸が口を開いた。
「随分と場慣れしておられますな。まるで常に戦場を見ておられるようだ」
唐突であった。
だが、その声には探りがある。
琳は前を向いたまま答える。
「えぇ、師である曲直瀬道三に弟子入りする前から戦場にて人命を助けて回っておりましたので兵に捕まる事も、罰を受けることも、切りつけられそうになる事も慣れております」
昌幸の目が細くなる。
「ほう失礼な事をお聞き致しました。お許しを。」
「いえ、なんということではございません。」
「では金瘡だけではなく馬の打ち所も診れるのですかな?」
琳は静かに言う。
「はい、その通りです。命は斬られるだけでは失われません、飛礫傷に鉄砲傷、矢傷は私の得意とする医術にございます。無論、戦場にて身体の理を知るのに必要な経験もいたしました。疫病や流行病の事もおまかせくださいませ。」
それだけであった。
だが、昌幸は口元に、わずかな笑みを浮かべた。
「それは面白い、医の理で戦場を覚えるとは。故に出家し僧となられたのですな。」
「はい、戦場が一番人を見るに良いところであり、供養しなければいけない者が多い場所です。」
その時。
信茂が低く割り込む。
「……妙なことを言うではないか。医者が戦場を語るとは、ただの小娘ではなく将軍様や天子様に担がれるだけの腕ということか。」
空気が、わずかに張る。
「小山田様、小娘とは失礼な。」
昌幸が少し気まずそうに話し目線を琳へ移す。
「申し訳ございませぬ、少々戦が長く気が立っておられる。ご容赦を。」
そこで。
弦明が一歩、前へ出た。
「琳殿は我が師、曲直瀬道三様が仰るに、気を“形”で捉える医にございます」
静かに言う。
信茂の視線が向く。
「……何だと」
弦明は淡々と続ける。
「我らが気を巡らせ、気の流れを読み、言霊と自然の気で穢れを取り除くようにこの方は、それを傷と脈という現に現れている形を取り除くのです。人体の理を探り穢れに合った処置を下すその腕前は長年腹の呻きに苦しんだ従四位下、蔵人頭の大鷹原胤貞様を僅か二週間で癒したほどの腕前。道は違えど、同じく命を整える術にございます」
信茂はしばし弦明を見つめた。視線を逸らすと鼻で息を吐く。
「…ほぅ、ならばよい」
完全に納得したわけではない。
だが、切り捨てるほどでもない。
昌幸はそのやり取りを横目に見ながら、静かに言った。
「掴めぬな」
琳へ向けて小さく囁く。
「だが、その言葉と自信を見るに偽りではない、そう見える」
琳は何も答えない。
ただ前を見て歩く。
その姿を見ながら、昌幸はわずかに目を細めた。
(これは……面白い)
一行はのんびりと流れる冬の雲と共に歩みを進めると開けた場所に出る。
そここそが長篠城である。
山あいから抜ける豊川と宇連川を外堀として堅固に築かれたその城は決して巨大ではない。
だが、周囲の地形と相まって、外からは内を容易に窺わせぬ、堅牢な気配を漂わせている。
幾重にも巡る曲輪と柵、そして控えめに見えて計算された防備。狭間や枡形小口が要所要所に取り入れられ侵入者を阻む。戦国乱世を戦う城がそこにはあった。
一行が近づくと、門前の空気が変わる。
番兵が槍を正し、視線を鋭く向ける。
その目は、朝廷の使者に対する礼と、異物を測る警戒とが、同時に宿っていた。
「朝廷よりの使者、一行只今到着いたしました。」
小山田信茂が前へ出て告げる。
「門を開けられよ!」
門が、ゆっくりと開く。
軋む音が、静寂の中に低く響いた。
琳はその門を見上げる。
木と鉄で組まれたその構造は、無骨で、飾り気がない。
だがそれがこの城の性質をよく表していた。
実を取る城、そういう印象であった。
すでに城内の通りには、武田の兵が整列していた。
ただの迎えではない。槍は垂直に立てられ、足並みは揃い、声一つない。
だがその静けさの中に、明確な“迎えの形”があった。
武田の陣太鼓が鳴らされ兵たちが一斉に頭を下げ一行を出迎える。
法螺貝が戦のような荒々しいものでは無くゆっくりと力強く鳴り響く。
譜代、国衆関係なく家臣一同がその場に整列し、膝をつきながら頭を下げる。
「遠路遥々良くぞお越しくださいました。家老の馬場信春にございます。御館様はこの上の廓にてご静養中でございます。どうぞお進みくださいませ。武田家一同、心より歓迎いたしまする。」
その言葉は柔らかいが、確かな重みを持っていた。
朝廷よりの使者を筆頭に一同は返礼しつつその場から前に進みだす。
馬場信春は振り返ることなく、ゆるやかな足取りで先へと進んだ。
その背は大きく、揺るがぬ。だがその歩みには、どこか慎重さがあった。
案内するというよりもこの先へ通すことの重さを測っているかのようである。
一行は、その後に従った。
主郭の奥へ、さらに奥へ。
廓へ至る道は、長くはない。
だが短いとも言えぬ距離であった。その間、誰も無駄な言葉を発さぬ。
やがて、信春が口を開いた。
「……ここ数日」
低く、抑えた声である。
「御館様は、食をほとんど取られておらぬ」
琳は前を見たまま、わずかに耳を傾ける。
「水もわずかに食むばかりで熱があるようにも見えるが日によって違います、起き上がることもあれば、丸一日床を離れぬこともあります。」
その言葉は簡潔であったが、要点を外していない。
弦明が静かに問う。
「寒気はおありになるのですか?」
「……かなりあるようで火鉢が欠かせません。いくら火をくべても寒い寒いと震えております。」
信春の声に、わずかな虚しさが混じる。
「背が痛い、腹が痛いと寝返りを頻りに取りたがるものの、寝返りする力もないことがあります。」
「背が痛い?」
琳の歩みが、ほんのわずかに変わる。
そして続けて問う。
「……脈は」
信春は一瞬だけ言葉を選び、
「脈は乱れております。医ではないゆえ、詳しくは分からぬが当家の医者に聞けばかなり深刻との事。」
それで十分であった。
桃慧と弦明の間に、言葉なき理解が生まれる。
やがて、廓へ至る。
そこは他の場所とは明らかに違っていた。
静かである。
だが、それだけではない。
南に面したその場所には、冬の柔らかな日差しが差し込んでいた。冷えを押し返すような、穏やかな光である。
風も穏やかで、空気が澄んでいる。
選ばれた場所、そう思わせる空間であった。
信春が足を止める。
「ここより先、御館様の静養所、履物を脱ぎお上がりくださいませ。」
一行は無言で頷く。
履物を脱ぐ。
揃える。
その一つ一つの所作に、自然と緊張が宿る。
廊下へ上がる。
板はよく磨かれている。
足音が響かぬよう、誰もが歩みを抑える。
ただでさえ静かな場所であったが、さらに音が消える。
そして一行が止まったのはとある一室の前。
そこに、若い小性が一人、座していた。
だがその顔には、疲労と緊張が刻まれている。
信春が目で合図する。
小性はすぐに理解し、音もなく立ち上がると、障子の内へ声をかけた。
「……御館様」
声は低く、抑えられている。
「京よりおいで下さいましたお医者様が到着にございます」
わずかな間。
室内から気配が返る。
布が擦れる音がはっきりと聞こえ場の雰囲気がピンと張り詰める。
小性が一歩退き、信春が静かに口を開く。
「……しばしお待ちを。」
馬場信春が一足先に部屋の中に入る。
一同は耳を傾けることなく外の景色へと目線を移す。
室内では信春と小性がなにやら支度をしているようで少し騒がしくなる。
そしてやがて信春の声が廊下に響く。
「どうぞ中へ」
一行は互いに目配せをし朝廷よりの使者達はその場から離れ外へ向かう。
一行のうち、中へ入るのは限られた方が良いとの判断である。
室内に入る者たちは琳、柚、倍部弦明、そしてその弟子のみ。
弦明が障子を開けると室内は、外と変わらず静かであった。
薄暗いというほどではない、だが光は柔らかく、すべてを包み込むように落ちている。
そしてその部屋の中央に武田信玄が横たわる。
その姿は、戦場で語られる猛将のものではなかった。
肉は落ち、顔色は悪い。
呼吸は浅く、そして重い。
まるで三途の川に片足をかけているかのような、危うさ。
だが。
その場に満ちる気配は、只者の気配ではなく、目の光だけで空気を威圧するかの如く、強く研ぎ澄まされている。
衰えているはずの身体とは裏腹に、そこに在る“存在”は、依然として場を支配していた。
その時。
信玄が、わずかに動く。
腕に力を入れ畳へ手を付き、起き上がろうとする。
小性が慌てて支えに入る。
「御館様……!」
だが信玄は、それを制するように手を上げる。
わずかに震える手であった。
だが、その意志は明確である。
「……よい」
声はかすれている。
だが、確かにはっきりと発音された言葉。
ゆっくりと身体を起こす。
震えながらも力強く。
それでも、座を正す形を取る。
そして深く、頭を下げた。
若い女で本来なら蔑まれるであろう医へ。
正体も分からずまだ信頼をおけぬ己を診るために来た者へ。
それが、今できる最大の礼であった。
室内の空気が、わずかに張り詰める。
その姿に、誰も言葉を発することができなかった。
室内には、静かな緊張が満ちていた。
武田信玄は、わずかに身体を起こしたまま、呼吸を整えている。顔色は悪く力は明らかに衰えている。
だが、その眼はなお鋭く、琳達を見据えていた。
その視線を受け止めるように倍部弦明が、ゆっくりと一歩進み出た。
音を立てぬ所作で座し、深く一礼する。
「京より参りました、陰陽の流れを汲む、倍部弦明にございます」
凛とした声でゆっくりと清流のような声で挨拶をする。
一拍間を置き続ける。
「此度は、甲斐守様の御身案じ、祈祷並びに気の巡りを整える役として参じました」
柔らかい声色だが、その響きには確かな芯があった。
信玄の眼が、わずかに動く。
「……倍部……もしや安倍の流れでしょうか」
掠れた声で絞るように声を放つ。
弦明は頭を低く保ったまま答える。
「末の者にございます」
信玄は、わずかに息を吐いた。
「なんと……畏れ多くもったいないことっ……!」
だが、それで十分であった。
弦明は静かに身を引く。
続いて、琳が進み出る。
同じく音もなく座し、深く頭を下げる。
「一向宗の医僧、および京にて医を預かる身でございます、琳と申します」
簡潔であった。
余計な飾りはない。
「曲直瀬道三様より遣わされました。天子様の推挙の医者としまして甲斐守様のお力になりたいと思います。」
それだけ。
その言葉に、室内の空気がわずかに変わる。
信玄は、じっとその姿を見つめた。
若い女。
だが、その所作には迷いがない。
しばしの沈黙。
やがて信玄が、ゆっくりと口を開いた。
「……そなたが....一向衆と.....」
言葉を選ぶように、間を置く。
「天子様の推挙……」
「はい」
桃慧は短く応じる。
信玄の眼が、わずかに細められる。
「……若いのに…努力なされたのですな」
その言葉には、疑いでも嘲りでもない。
ただ事実を見た感想であった。
琳は顔を上げぬまま、静かに返す。
「医術に年は関係ございません。それに師が優れているからにございます。」
室内の空気が、わずかに張る。
だが信玄は、それを受け止めた。
「……ほう」
かすかな吐息とともに、言葉が落ちる。
その一言に、興味が混じる。
そして。
信玄は、ゆっくりと背を正した。
だが、その姿は明らかに“将”であった。
信玄が、ゆっくりと息を整えた。
小性が支えようと身を寄せるが、信玄はわずかに手を上げて制する。
「……よい」
かすれた声であった。
だが、その一言に、明確な意志が宿る。
自らの力で。
その姿勢を、保とうとしている。
ゆっくりと、背を起こす。
だが、ただ横たわる病者ではない形を、あくまで崩さない。
膝を正し、上体を立てる。
その動き一つ一つが、重い。
やがて、形が整う。
その瞬間、室内の空気が変わる。
そこにいるのは、もはや病に伏す者ではない。
武田の当主であった。
信玄は一行を見据える。
その眼は、衰えていない。
深く、そして鋭い。
やがて。
ゆっくりと、頭を下げた。
「甲斐守信玄にて候」
声は弱い。
だが、確かに響く。
武家としての名乗り。
その一言に、己の立場と誇りをすべて乗せる。
「此度は、朝廷よりの御心遣い」
一拍、息を整える。
「忝く存ずる、遠路よくぞ参られた」
顔を上げる。
その動きにも、無駄はない。
「戦の最中にありながらこの信玄の身を案じ、医を遣わされるとは」
わずかに目を細める。
「まこと望外のことに候、武田の名において」
声が、わずかに強くなる。
「礼を申す」
深く、もう一度頭を下げる。
信玄が頭を下げる度に他の武田家の者たちも深く、深く頭を下げる。
それは形式ではない。
本心からの礼であった。
室内にいる誰もが、その重さを理解する。
そして話終えるとゆっくりと、顔を上げる。
呼吸は荒く身体は明らかに限界に近い。
それでも、その姿は崩れない。
「……さて」
かすかに息を吐く。
「医に生きる御方らよ」
視線が、桃慧へ向けられる。
「この身、そなたらには如何に見える」
試すような問いであった。
だが同時に。
すでに、委ねている問いでもあった。
ここより先は、言葉ではない。
命を巡る対話が、始まる。
桃慧〔15歳〕
役職:織田家御医頭 医務衆筆頭 陣医頭
桃慧とは戒名であり俗名は琳
真面目で凛としているが、年齢相応の柔らかさもある。僧なのだが頭を丸めていないのは毛髪を縫合に使う場合があるためである。人を救うことへの情熱が強く、信長からも寵愛されている。善人に見られるが母の遵慧を信仰するもの達を事実上殺めている事になる。少々狂人気味。
潜入工作の為今は剃髪している。よく琴や柚に頭を撫でられている。
柚〔22歳〕
役職:治癒長
普段はしっかり者で穏やか。
技術は繊細で正確。桃慧の指示を一言一句逃さず守り、他者が少しでも軽んじると静かに怒る。
没落商家の生まれで路頭に彷徨う寸前の所を御用畑の政策で桃慧に救われる。
その為か桃慧を崇拝に近い絶対的忠誠心を持つ。琴とは年近く仲良し。




