二十三話
お久しぶりです。眠いです。ネットフリックスで水曜どうでしょうのユーコン川下り編が配信されました。楽しいです。皆さんも見ましょう、水曜どうでしょう。以上、与太話でした。二十三話目です。
コンラートと起きる時間が合わないため、俺は先に朝食を取った。朝の鍛錬もしたいが、それまでやると出勤時間に間に合わない。明日からはもっと早く起きることにする。
正門を出ると、一台の馬車が待機されていた。どうやらこの馬車で職場に向かうらしい。俺は荷物を持って馬車に乗り込んだ。すると、馬車が動き出し始めた。
俺は改めて街の様子を確認する。街は近代ヨーロッパ、特にイギリスを思い浮かばせるものだった。建物の殆どが煉瓦で作られていて、道を舗装されている。時々青い軍服のようなものを着た人を見かけるのだが、警察なのだろうか?
ある程度馬車に揺らされると、いよいよ停止した。窓を見ると、そこには門が構えており、御者に何かを聞く軍服を着た一人の男性がいた。周りを見ると、なにやら門に小屋らしきものがくっついている。衛兵所のようだ。おそらく検問なのだろう。
御者といくつか言葉を交わすと、軍服の男性はすぐに一歩下がり、敬礼をする。それと同時に馬車が再び動く。確認ができたようだ。通りすがりに俺も軽く敬礼をした。
動き始めたと思うと、すぐに馬車が止まった。今度は御者が扉を開いてくれた。職場に着いたらしい。御者に礼を言いながら馬車を降りると、そこには、今度は俺の顔面年齢に近い年齢の軍人が待ち構えていた。
「お待ちしておりました、オミン憲兵隊長殿!」
敬礼をしながら俺に語りかけた。勿論、ハキハキした声で。
「貴殿の案内役に任命されました、ハルン中士であります!」
俺も敬礼をし、手を下ろすと、前の軍人も敬礼を終えた。
「こちらにどうぞ!」
「あぁ、よろしく頼む、ハルン殿」
ハルンが案内してくれたここは、王都憲兵隊本部と呼ばれる施設で、憲兵の部隊だ。管轄は王都全域であり、王都で犯罪を起こした軍人は全て、所属がどうであれここに来る。留置所の施設が存在するらしく、処分が決まるまでここにいることになる。規模は実質師団で、ここに所属している軍人も多種多様である。憲兵は勿論、軍法務士や警備兵力などが存在する。実をいうと、ここに所属憲兵は、千人程度で、他は全て憲兵以外の軍種になる。総勢は六千人。
俺はハルンに隊長室、要するに事務室に案内され、ハルンは課業に戻った。
さてと、俺は椅子に座り、デスクの上を確認した。サイン用の万年筆以外は何も置かれていない。何をすればいいんだろうかと思っていると、ドアがノックされた。
「どうぞ」
誤字脱字、間違い等ございましたら、教えてくだされば幸いです。




