二十二話
お久しぶりです。えぇ、1週間ぶりですかね?弁明をすると、学校のオンライン講義が始まって、課題も出されて、いろいろあったんです…まぁ、できる限り更新していきたいと思いますので、よろしくお願いします。二十二話目です。
俺は夢から目覚めた。寝巻きやベッドは汗でびしょびしょに濡れ、額にはまだ汗が残っていた。呼吸も荒く、脈も早い。さっきまでのことが夢であったことを確認した俺は、深く深呼吸をした。
まただ。
俺はいつもどおりの時間に起きた。とりあえずこんな服では体を冷やしてしまうため、メイドさんに替えの服を準備させた。
メイドさんに準備を頼むと、メイドさんが心配そうな声で大丈夫ですかと聞いてくれた。どうやら寝ている時にかなりうなされていたらしい。
俺は戦争が始まって以来、さっきのような夢を見るようになった。日が過ぎることに、夢の中の悲惨な姿はより酷くなり、其の頻度もまた狭くなっていった。終戦後も、週に一回はこの夢を見ている。
ドアがノックされて、メイドさんの声が聞こえてきた。服の用意ができたみたいだ。俺は服を受け取った。
あれ、これなんだ?
「こちらは、昨日測らせていただいた寸法に合わせた軍服でございます」
軍服?はやくね?そういうのって、オーダーメイド制だろ?一夕でできるか?あ、魔法かな?魔法でなんとか間に合ったとか。
俺は新しい軍服を受け取った。メイドさんはついでに、温水が入った桶と拭き布を渡してくれた。今の俺汗まみれだもんな。メイドさんの心遣いにありがとうの言葉を告げて、部屋に戻った。
軽く体を拭き、俺は新しい軍服に袖を通した。軍服の外見は、カーキ色の上下スーツみたいな形になっていて、ジャケットの最右には胸ポケットが存在し、右側に俺の名前が入った名札があった。シャツの色はベージュ色で、ネクタイは深緑色になっている
ベルトはジャケットの上から締める仕様となっていて、サムブラウンベルトも準備されている。こちらは剣を使うものに支給されるのだろう。俺はバスタードソードを左腰に下げ、サムブラウンベルトを左腰から右肩を回るようにした。
左腕の袖の肩下には、何やら部隊マークのようなものがあり、其の下には、左右の袖、同じ高さに金色の金属でできた薔薇の形のものが二つあった。おそらくは階級を表すものなのだろう。
帽子もカーキ色で、よく学生帽って言ったら思い浮かぶ形だった。昔の英国陸軍の制服に非常に似ている。靴は黒い革靴を用意された。これまた豪華な仕上げになっている。先っちょはとんがってはなく、丸く収まっており、艶消しが施されている。
着替終えた俺は、部屋を出た。脱帽歩行は軍規違反になるため、勿論、帽子をかぶる。
誤字脱字、間違い等ございましたら、教えてくだされば幸いです。




