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転移の間

「ーーーというわけ!!」


ふんす、と俺の鼻先で鼻を鳴らす芋ジャージ。息がかかる。

いつも通り、人体実験に送られ、文字通り死んだように寝てた...はずが、起きてみれば神を名乗る芋ジャージが目の前に...やたら質のいいソファに座っており、ぐっちゃぐちゃのヒキニート仕様の部屋...本人曰く”神域”らしいが...で講釈を垂れ始めた。


一応身に纏う雰囲気は本物で、...それも神としての力なのか、女が神であることを疑うことはできなかった。

故に最初の三分くらいは敬いの態度を見せていたが...途中で急にヲタクトークが挟まったあたりでやめた。

こいつ神としての威厳がない。


...確かに美人だけど、これは、なんというか、そう、残念美人というやつだな、うん。


ぶぎゅる、と神に対する態度としてはあるまじき行為ではあるが。俺はおもいきり平手を顔面に押し付けてどかした。うむ~!とか言っているが気にしない。


「その手の事情って言っちゃっていいのか」


「別に禁則事項もクソもないし」


クソとか言うなよ女神様...。


「ええと、つまり...どうやっても人類が滅ぶから俺に何とかして人類を導いてくれ、ってこと?」


「そうですね」


後ろに控える極東美人風の女..”月”の女神が肯定する。同でもいいけどあんたその恰好このヒキニートハウス空間に合ってないぞ。


「いや無理だが」


「なんでぇ!?」


拒否するとは思ってもみなかった!という顔で芋ジャージ某がひっくり返る。

なんか話の中の印象とはかけ離れてるレベルでテンション高いな。


「ずっと鬱みたいな感じだったから躁なんだよ!」


落ち着け女神。


「いや、よくわからんが俺別にコミュ力強いわけじゃないからな?」


ええーー、と明らかに落胆する女神×2。おいおい。


「じゃあなんだ、悪の秘密結社立ち上げさせて世界征服でもしろってか。もっと無理だわ」


「いやぶっちゃけ手段問わないからそれでもいいんだけどさ」


いいんだ...。


「お前人類ラブ、みんな幸せになってね!なアレじゃないのかよ」


「それは次善!存続しないと何にもならない!」


そこらへんは神っぽい視点か?個人をなんとも思ってない感じがする。街づくりシミュレーションで、住民の幸福度の数値が高いとうれしいな!みたいな。


「まあ、うん。多分人類の関門(グレートフィルター)の解決で...例えば君が王様(キング)である必要は...あまりないかも。主人公(ヒーロー)である必要はあるけど」


ため息を吐くと、表情を苦笑いに変えた芋ジャージがつい、と指を一本立てる。


「...どういうことだ」


人類の関門(グレートフィルター)ってのはね、つまり悪魔のことなんだよ」


「は?」


悪魔。俺の世界では...俺が生まれた数百年も前に絶滅したらしい”魔物”その親玉のことを指す...はずだ。


「ま、便宜上悪魔に関係しないのもカウントしてはいるけどね。私が苦戦してるのはそこ。具体的に言うと三つだね」


芋ジャージに似合わない、無駄に優雅な動作で立てる指を二本増やした。


「まずは魔物。たしかそっちでは悪魔関連のことで一番有名なんじゃないかな。あれは悪魔から出てくるものだからね」


いちおう頷いておく。疑問は尽きないが、まずは話を聞いておこう。


「二つ目は、病気。ぶっちゃけ言ってね、あんなもの神々(わたしたち)は生み出してない。まあ、なんというか、すごく小さな魔物なの、アレ」


...まじかよ。えげつない真実じゃないか?...そもそも神の実在が証明された時点で大事件か。


「疫病=神の試練みたいな通説は」

「しらそんってやつだね!」


真面目だった、勤勉で、神々でも一二を争うほど偉大な神だった...などと”月”の女神が言っていたが...ほんとか?少なくともノリは元からこうだったんじゃ...。


まあいい。話が進まん。


「三つめは?」


言うと、芋ジャージがにやり、と笑った。


「わかってるんじゃない?他ならぬ君ならば」


ああそうか。そういえば個人情報は筒抜けだったな。


「...じゃあ一つ質問。俺の世界ってあとどんぐらいで滅ぶ?」


「代替わりはしないと思うよ。少なくとも、”確定”するまではね」


おーけー。すぐわかった。


「宇宙か」


「正解!」


だがそうなると余計疑問なのが。


「ああ、君の疑問はよくわかるよ。宇宙進出と悪魔になんの関係があるか、ってことだよね」


心を見透かしたかのような発言に、少々業腹だが直に頷いた。


「簡単な話さ。つまり連中は宇宙の存在なんだ」


「話がでかくなったな」


「そうかな?まあ宇宙規模で人類が大嫌いなはた迷惑な種族と思ってくれればいいよ。...ああ、なんで生まれたのかとかは聞かないでね。誰も知らないから」


誰も知らないのか。


「...え、なんで?」


「さあ。ぶっちゃけた話、神々(わたしたち)は生まれた理由も、なんで世界の管理をしてるのかも、何ならなんで生命円環(ウロボロス)が世界そのものの成長につながるかも知らない。神とは言っても全知ではないのだよ。どちらかというと、ゲームのプログラムが歌って踊れる、みたいな存在」


「管理AI的な?」


「そそ。だから余計な知識はインストールされてない。よって悪魔たちが敵なのは間違いない、ってことしかわからない。あとは宇宙に本体があることと、普段は宇宙空間に溶けるようにして潜伏してる、ってことくらいかな。あ、連中に意思というか、考える頭がないのは間違いないよ。でっかいウイルスみたいな感じ」


宇宙規模の存在で、人類を嫌っている...となると観測できそうなものだが。少なくとも今の人類が観測できていないのは宇宙に溶けているからか。そっから漏れ出た体液あたりが魔物になってたりするんだろう、たぶん。


「っていうか意外と知識出て来るな」


「一応宇宙進出しかかって悪魔に叩き落とされた試行も何度かあるからね。あとはまあ...星の資源を食い尽くしてGAME OVER」


「ぞっとしない話だな...」


宇宙コロニー建設とか、他惑星への入植とか、それをどう維持管理するかを考えていたら横から唐突にぶん殴られるわけか。物理的に。


「ま、私が君を利用する前提で考えた方法は二つ。とはいっても両方やってもらう必要があるとおもうけどね」


芋ジャージが腕を組む。もにゅっとでっかい胸が形を変えた。...だぼだぼの芋ジャージだったから太ってるように見えたが、こう見ると、おお...


...アッすいません”月”の女神様。色目とか使ってないんで睨まないで...え?巨乳が憎い?いやあ貧乳もステータス...ごめんなさい殺さないで死なないけど。


おほん。


「まず一つは...異能(ゼノ)が関係ない方。つまりは君の前職を生かす方。ね、宇宙工学博士君?」


ぽり、と後頭部を掻く。今となっては昔取った杵柄だがな。一応は天才博士としてやらせてもらってはいた。少しくらいは名は通ってたんじゃないか?


「つまるところ宇宙で戦えるデカいロボットなりなんなりを作れと」


「そそ。機動な戦士でも勇者な王様でも、ロボットに頼らなくても宇宙な戦艦とかなんでも」


たぶん知らん文明の創作であろう作品を並び立てる。SFで俺が知らんタイトルなんてあろうはずもないからな。知らないってことは別文明の作品だ。


「いやまあ作りたいものではあるから頑張るけど...無理じゃね?俺だけじゃジジイになっても難しいだろ」


反論すると、芋ジャージは数秒ピンと来てなさそうな顔をし、後ろの”月”の女神と顔を見合わせて、ぴこん、と頭に電球を浮かべた。

古いぞそれ。


「ああ、そっか。ごめん気付いてないことに思い至らなかったよ。君おじいちゃんにはならないから大丈夫」


...えッ!?


「確かに年齢に対してガキっぽいとはさんざん言われてたけど!!」


「見た目が17で止まってるんだから、そりゃあね。っていうか起きたら”完全な状態”に戻ることは知ってたのに、老化が戻るとは思わなかったの?」


「不死だけでも常識の外だってのに不老まで付くとか考え付くか!」


「ああ、まあ、そっかあ...」


思わず頭を抱える。


「...なあ、もしかして、この話断ったら...」


恐る恐る尋ねると...芋ジャージの奴、気まずそうに視線をそらしやがった。


「ああうん、文明が滅びても君だけは生き続けるね。資源全消費ルートだからたぶん生物の復活もないだろうし、蟲一匹いない惑星で君一人...」


「嫌過ぎるわ!!」


ええい選択肢ねえのかよ!!!


「つーかこれ思いつかなかったらどうするつもりだったんだテメー!!」


「その時はたぶん天使にしてたかなあ。あ、断っても天使にはしてあげられないよ。今回無理通すためにいろいろ準備してる都合で天使にしてあげる余裕ないから。文明規模で”例外処理”に組み込む必要があるから、その...未来永劫、ね?」


畜生め!


「ああもうわかったよ...、んで、もう一つは?」


「君がめっちゃ強くなる」


少年漫画か!


「いや、うん、考えてることはわかるよ。君顔に出やすいね」


やかましいわ。


「まあ、そこが君の能力、というわけさ」


「...どういうことだ?」


「つまるところね、通常あり得ない人間になれるってこと」


....?


「うん、端折りすぎたね、絵にかいたような宇宙猫だ。ちょっとかわいいね」


「殴るぞ」


「ごめん。ええと、君の異能(ゼノ)は...あの組織が考えてた”不死”でも君の予想した”不誕”でもない。けれど、そうでもある。”矛盾存在(ありえぬもの)”。それはつまり矛盾を許容するんだ。生きているから死ぬ、と生きていないから死なない、が両立する。なんでも貫く矛となんでも防ぐ盾の両方を君は持てる。生物が持つはずの成長の限界もない。相反する性質の話だけじゃないよ。おおよそ普通の生物に存在するあらゆる制限が存在しない。正しく”なんでもあり”だ。今日日創作でもなかなかないやっつけチートといってもいいかもね」


「呆れたように言うなよ、お前が創ったんだろう」


「どんな能力が出て来るかは私にもわかんなかったよ。君とは違うやっつけチートもいっぱいいたはずさ」


それがどうしてみんな捕まったんだ...とは、いうだけ無駄か。


異能(ゼノ)の強さは本人の精神や発想に依存するからね。観測即逮捕な世の中じゃ、ああいった組織に対抗するのは難しいと思うよ」


嫌な理屈だが納得だな。Lvが上がれば最強キャラでも1Lvなら簡単に勝てるってわけか。


「君も”望みさえすれば”努力次第でいくらでも思い通りの存在になれる。...新世界の神になるとか言い出さなきゃね。君の進路は文字通り無限大だ。君の発想=未来の才能さ。どんな些細なことでもね。例えば、金持ちイケメン文武両道なのにまったくモテないなんて荒唐無稽なキャラ立てだってできる」


なるほどなるほど。...ん?


「まて、もしかして俺が未だに童貞なのって...」


「まあ、何割かはそのせいだね。その能力を隠したいって君の無意識な願いが...存在感の塊みたいなスペックをしといてあほみたいに影が薄いっていう状態に持って行った。君自身、好きだから博士になっただけで別に自己顕示欲はなかったでしょ?」


まあはい。


「話がそれたけど、とにかくまあそういうこと。何度も言うけど、あくまで君の努力次第ってことは忘れないでね。望んだらなんでもそのとおりになるっていうなら」


「わざわざ違う星に派遣されるわけがないか」


「そ。君一人で解決できちゃうからね」


まあだろうな、と。


「それで...あ、転移は了承、てことでいい?」


「選べないだろ」


「まあね。 “I’m gonna make you an offer you can’t refuse.”だよ。...ああ、滅んだ言語でいってもしょうがないかな」


何を言っているかはわからんが、断れない提案ということは間違いない。何を言われてもだ。


「たぶん...いや、確実に君は何百年生きても耐えられる。保障しよう。それもあって、転移先は...文化レベル的には、そうだねぇ、中世、に当たるかな。剣と魔法と魔物だらけの世界だね」


「転生、というかタイムスリップものとしては定番っちゃ定番だな。...まあ、確かに”準備”には時間がかかるだろうが」


「大体1000年くらいの猶予といったところかな。まあ数年で石器時代から月にたどり着いた漫画もあることだし、何とかなるでしょ」


それは何とかなるんだろうか。つーか漫画じゃねえか。


「ま、小難しい話は別にして、君には異星...異世界ライフを満喫してもらいたいかな。ハーレムでもなんでも作ってね。人類の存続が第一とは言え、君の幸せも私にはだいじだから。...ほら、迷惑もかけるしね」


にこりと笑う芋ジャージ。こういう表情だけしてれば正しく女神なんだがな。



「...で。話は変わるんだけど」


ぽん。”その話はおいておいて”のポーズをする芋ジャージ。


戻してみた。


「”お約束”だけどよく知ってたね!?」


「いや普通に疑問尽きてねえから!」


言うと芋ジャージはにやりと笑った。


「ああ大丈夫。後で説明するけど、疑問は持ってて大丈夫」


もう一度同じポーズをする芋ジャージ。まあ、そういうなら流してやるか。


「説明パートは短くね。もう十分長いような気もするけど」


やれやれと首を振りやがる。端折っても複雑なせいで余計疑問が山積してる気がする。


「で、だ。君には、そうだね、転生特典みたいなのを授けよう!」


「ああ、所謂チート転生ってやつか。...転移だけど」


そういうこと、と芋ジャージは満足げに頷く。


「主に二つ、というか二種類だね。まず一つは、君が決めていい」


........。


「なんでも一つ持ち込める、みたいな?」


「いや、なんでも、好きなだけ」


...ええ。


「とは言っても限界はあるけどね。ちょっと詳細は詰める必要があるかも。だけど...大概のものは用意できると思うよ?あ、神とか天使とか使途にして、とか異能(ゼノ)をもう一つとかは勘弁してね。魔法の才能とかなら...ああ、自前の異能(ゼノ)があるから要らないか」


「最初から高レベル状態にしてくれるなら欲しい気はするが。自分で実現できるならもったいないか」


まあ、その辺は後回しかな。


「もう一種類は?わざわざ分けるんだから、何かとんでもない特典が付くんだろ?」


「私がついてくるよ」


..............................。

............................................は?


「私がついてくるよ」


「いや要らんが?」


ぴしゃりと言い放ってやると、ガーン!と露骨にショックを受けた顔をした。


「なんで!?自慢じゃないけど空前絶後の美少女女神様だよ!?」


「いや芋ジャージヒキニートにしか見えねえよ!!」


侃々諤々、喧々囂々。売り言葉に買い言葉というか、姦しい言い合いというか。

終いにゃ涙目で縋り付いてきやがったので思い切り押しのける。


「うえっ...うう、こんなことならジャージ以外の衣類処分しなければよかった...」


「なんで処分したんですか...」


へたり込む芋ジャージを月の女神がソファへと引っ張り上げる。ついてくるならこっちがいいな...。


「そんな目で見られても、”役割”上”人”でないといけないので」


「ごめん、転移するときはちゃんとした格好にするから。ほんとに傷つくからその目は勘弁して」


...まあ、しょうがないか。


「...役割って?」


「私との連携。ついてくるといっても、なんというべきかな。分身みたいなのをついていかせる感じ。本体(わたし)はそれに合わせて君のフォローをする。世界の改編でね。...とはいっても、細かいのは無理だけど」


....ふむ。


「あと、分身自体でのフォローも結構大きい。分身とは言っても私は(わたし)だから、知識面でのサポートは結構できると思う。過去の人類のやったこととかね。あとは...分身自体にも能力がある」


びしっ!

精一杯の威厳を取り繕い、きりっとした顔をした芋ジャージが俺を指さした。


ださい。


「君を主人公(ヒーロー)にすること!」


ふふん、と決まった!と言うようにドヤ顔をするが...だからださいって。

わけわからんし。


「端折りすぎたかー。ええとね。なんていうんだろ。外付けの主人公補正とか、歌って踊る幸運のお守りとか。そんなイメージ?女神の傍にいる人間が普通の人生なんか送れるわけないじゃん!っていう。天使たちに言わせれば”ギリシャ神話的人生論”っていうらしいよ」


「知らない固有名詞だが碌な事にならなさそうだな?」


「ああはさせないよ。...まあそういうこと。いると便利だよ?一応神の体だから大体の人間より強いし。体側は扱いとしては”月”ちゃんの使途に近い存在になるから、ちょっとなら”月”ちゃんの権能(ちから)をつかったフォローもできる。月に替わって大成敗!とか」


古い女児向けアニメでそんなのあったな。


「まあわかった。...だがほんとに芋ジャージはやめてくれよ」


「ごめんってば。...ええと、ちょっと待ってね。...”月”ちゃん、なんかない?」


「貴女の駄肉を納める服はありませんね」


「急に辛辣!?ええと...しかたない。救世主君の士気のためだし、作るしかないか」


すこしでも無駄は削りたいけど、と言いつつ。

立ち上がり、指揮棒の様に指を振るう。

すると。


ふわりと光がその身を包み。


その光が消え。


そこには女神が立っていた。白金(プラチナ)の髪は柔らかく光を放ち、柔和な顔は”優しさ”の概念(イデア)をそのまま貼り付けたが如く。この世に存在する宝石が路傍の石に見えるほどの碧い瞳。すこし垂れ気味の目じりが柔らかな印象を助長する。


豊満な体つき。エロいが美しい。もう語彙が吹っ飛ぶ。真っ白は肌はむこうが透けるのではというレベルだ。


そんな肢体を覆うのは純白のナイトドレス。胸の谷間や背中、太ももが惜しげもなくさらされて。煽情的な様で、しかし清楚な雰囲気をもはらんでいる。


いや、月の女神も美しい。それはもう美しい。だが...なんというか。俺の好みというべきだろうか。それとも”変身”のギャップなのか。


俺は彼女から目を逸らすことができなかった。


「...ふう。こんな感じかなぁ。...どう?」


ーーーっと。


「好感度上げたらルート入ったりする?」


「え?それで言うならもう既に好感度マックスだよ私。困難な、それはもう困難なミッションを受けてくれる人だもん。(正直相性もよさそうだし)もう大好き、ラブ!だよ?」


思わず言った言葉にことのほか真面目に返された。


いや、冗談だ、と慌てて流そうとしたら。



「それで士気が上がるならさ。...なんなら、今からでも?」










男には。


バカな行為。即物的な行為だとわかっていても。


やらねばならぬときがある。

大体ここまでに来た用語はとりあえず忘れちゃっていいです。しばらく出てきません

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