光のその向こうには
光が収まる
私は恐る恐る目を開ける
「……え?」
目を開けて飛び込んできた光景に呆然とした
「ここ、どこ?」
大きな建物の大きな部屋にいるというのは理解できる
けど、その部屋の中にいる者が!
「体が……透けてる!?」
まるで幽霊のように体が半透明に透けていたのだった
「ま、まさか…ここあの世!?」
「そうではありませんよ」
「え!?」
まさかの返答に声の主を見る
「え!?」
また声が出る
けど、それは仕方がないと思う
だってその人の姿は銀髪のロングヘアーに黒に近い紺色の地に桜の花弁を散らした着物を着た(もちろん体は半透明)女性が目の前に現れたのだから
「だ、だだ誰ですか!?」
「私はスファル・クオーンズ」
「え、外人さん?」
「違うわよ、ここではそーゆー名前を付けるのよ」
「???」
「にしても、日本のしかも東京から来るなんて珍しいわね」
「え…どうして私が東京に住んでるって分かったんですか?」
「体に書いてあるからに決まってるでしょ」
「え?」
言われて私は自分の体を見下ろす
(何、これ……!?)
そこには〝JーTー5〟と書かれていた
「これは……?」
「これはね、この人はどこから来たのかって分かる番号なんだよ」
「これを見たたけで?」
「えぇ、あなたの場合は日本の東京の5人目って読むんだよ」
「……5人目?」
「言い忘れてたね、君がちょうど日本から来た5人目なんだよ」
「え、こんなに沢山いてそのうち日本人はたったの5人!?じゃ、一体ここにいる人は一体何人なんですか!?」
「う~ん、外人が1番だけどその中でもアメリカ、イギリス、ドイツが1、2を争うの」
「あんなに国があってそのうち争ってるのはたったの3ヵ国だけ!?」
「そうなるね」
ピピッピピッ
「え、何の音?」
「チッまたかよ」
「え?また?」
「ちょっと待っててね……はい、あぁ分かった今行く」
「あの、どうかしたんですか?」
「別に、あ、そうだついでだし一緒に行こうか」
「え、あ、はぁはい」
「はぐれないように付いてくるんだよ」
「はい」
(一体どこに連れていかれるんだ?)
そんな疑問を抱えたまま私はスファルさんに連れられる事になったのだった




