家に帰っても
「ただいま戻りました」
両親、兄姉は仕事やら部活やらバイトやらで大抵私1人だ
(この時間が唯一の安らぎの時間なんだよね)
1人で家事をしなければならない
それはとても大変な事だ
けど、家に〝誰もいない〟それが私の唯一の安定剤のような時間だ
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夕方
⎯⎯⎯⎯⎯ガチャ
「ただいま~はー疲れたぁ」
「おかえりなさいお兄様」
「お前しかいないのか?」
「はい」
「チッ、なぁおい、姉貴は?」
「アルバイトです」
「んだよ、じゃ夜までお前と2人かよ」
「そうなります」
「家事とかやったのかよ?」
「まだ、やってる最中です」
「本当におせーなお前は」
「すみません」
「俺部屋いるから、うるさくすんなよ」
「かしこまりました」
(前はあんなんじゃ無かったのに……)
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「……よし、全部終わった」
なんとか全ての家事を終らせる事が出来た
⎯⎯⎯⎯ガチャ
「今戻ったぞ」
「あ、お父様おかえりなさいませ」
「他の皆は?」
「もう、皆さん帰っています」
「そうか……後で俺の部屋に来るように」
「ッ……はい……」
(……また、始まるのか……)
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「澪桜、こっちに来い」
「はい」
父に呼び出され父の部屋に入る
「失礼します」
「最近ストレス溜まってたからなぁちゃんと発散させてくれよっと!」
「ッ!…グフッ!……ハァハァ」
「もう、息が上がったのか?」
「いッ……ッハ、ガハッ!」
「ったくいちいち声を上げるなよ」
「ッ…クッ…!」
「……今日はこのくらいにしとくか下がれ」
「……失礼、しま、す……」
(もう、やだっ!)
「あれ~もう終わったんだ、もっと長くなると思ってたけど」
「あ、お姉様」
「てかさぁ、今日の夕飯魚だったでしょ、何で肉じゃないわけ?」
「す、すみません……」
「マジありえないんだけど、こっちはバイトで疲れてるんだよ?」
「すみません……明日はお肉にしますから」
「唐揚げにしてよね」
「はい」
「そうだ、お風呂入って来よっと」
(今日の夕飯肉が良かったなら朝言ってくれれば良かったのに……)
「澪桜!!」
「な、何ですか、お母様」
「なんなの、この洗い残しッ!」
「あ、す、すみません……!」
「本当に信じられないわ!……ってなによその傷!」
「あ、これは先ほどお父様が……」
「なんで、そのままにするのよ!家が汚れるじゃない!」
「ごめんなさい……」
(本当に、こんな生活やだよ!)
学校ではいじめられ家では虐待される毎日
いつになればこれは終るの?
どうすれば終わらせられるの?
だれか教えてよッ!




