表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/7

家に帰っても


「ただいま戻りました」


両親、兄姉は仕事やら部活やらバイトやらで大抵私1人だ


(この時間が唯一の安らぎの時間なんだよね)


1人で家事をしなければならない


それはとても大変な事だ


けど、家に〝誰もいない〟それが私の唯一の安定剤のような時間だ



♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢



夕方


⎯⎯⎯⎯⎯ガチャ


「ただいま~はー疲れたぁ」

「おかえりなさいお兄様」

「お前しかいないのか?」

「はい」

「チッ、なぁおい、姉貴は?」

「アルバイトです」

「んだよ、じゃ夜までお前と2人かよ」

「そうなります」

「家事とかやったのかよ?」

「まだ、やってる最中です」

「本当におせーなお前は」

「すみません」

「俺部屋いるから、うるさくすんなよ」

「かしこまりました」



(前はあんなんじゃ無かったのに……)



♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢



「……よし、全部終わった」


なんとか全ての家事を終らせる事が出来た


⎯⎯⎯⎯ガチャ


「今戻ったぞ」

「あ、お父様おかえりなさいませ」

「他の皆は?」

「もう、皆さん帰っています」

「そうか……後で俺の部屋に来るように」

「ッ……はい……」

(……また、始まるのか……)


♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢⎯♢



「澪桜、こっちに来い」

「はい」


父に呼び出され父の部屋に入る


「失礼します」

「最近ストレス溜まってたからなぁちゃんと発散させてくれよっと!」

「ッ!…グフッ!……ハァハァ」

「もう、息が上がったのか?」

「いッ……ッハ、ガハッ!」

「ったくいちいち声を上げるなよ」

「ッ…クッ…!」

「……今日はこのくらいにしとくか下がれ」

「……失礼、しま、す……」


(もう、やだっ!)


「あれ~もう終わったんだ、もっと長くなると思ってたけど」

「あ、お姉様」

「てかさぁ、今日の夕飯魚だったでしょ、何で肉じゃないわけ?」

「す、すみません……」

「マジありえないんだけど、こっちはバイトで疲れてるんだよ?」

「すみません……明日はお肉にしますから」

「唐揚げにしてよね」

「はい」

「そうだ、お風呂入って来よっと」


(今日の夕飯肉が良かったなら朝言ってくれれば良かったのに……)


「澪桜!!」

「な、何ですか、お母様」

「なんなの、この洗い残しッ!」

「あ、す、すみません……!」

「本当に信じられないわ!……ってなによその傷!」

「あ、これは先ほどお父様が……」

「なんで、そのままにするのよ!家が汚れるじゃない!」

「ごめんなさい……」


(本当に、こんな生活やだよ!)


学校ではいじめられ家では虐待される毎日


いつになればこれは終るの?


どうすれば終わらせられるの?


だれか教えてよッ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ