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2部1章25話

お待たせしました〜

翌日、何でも屋「カギヌマ」でのんびりしていると


「あの依頼したいんすけど…」


「あれ?昨日のカフェの店員さんだね?どうしたんだい?」


「えっと…俺は姉ヶ崎伊織って言うんっすけど…」


「じゃあ伊織っちだね!」


「ノリいいっすね」


「ゴホン!奏ちゃん」


「ごめんって鹿嶋っち」


「えっとご依頼とはなんですか?」


「信じてくれるかわからないんすけど…実は夕方18時〜朝の6時までの間記憶がないんすよ…」


「え?」


「自宅で寝てたのでは?」


「カフェが閉店するのは17時で、いつも早めにご飯は少し食べるんすけど…どうしても何故か朝6時になると目が覚めるんすよ…ちなみに住み込みっすよ店長とシェアハウス的な」


「そうだったんだね…こちらで調査してみるから記憶がなくなると言われる時間の前に伺わせてもらうよ」


「うっす!よろしくお願いします」


そう言い事務所を出ていく伊織



「あの…どういうことでしょうか?」


「二重人格だったりしない?」


「とりあえず見てみないことには判断できないよ…」


「俺は一緒に行った方がいいか?」


「響君とルナちゃんは留守番…」


「えぇ〜」


「もし何かあれば動いてもらうよう」


「任せろ!/任せてね」



そして約束の時間に訪れる鍵沼達


「どうも〜」


「あれ?確かあんたらは…来てくれたお客だな!えっと何しに来たんだ?」


「店長さん…」


詳しく説明すると


「申し訳ないが帰ってくれないか?」


「えっと何故?」


「店長!あ、何でも屋さん!来てくれたっすね!」


「君、伊織じゃないね」


「はぁ…バレていたか何故バレた?」


「ちょっとぎごちなく感じたからかな?」


すると伊織のふりをした男が凛々しい男性の姿に変わる


「伊織君はどこに?」


鍵沼達は警戒する


「あのバカなら、2階でテレビ見ている」


「そうなんですね…」


「色々と某が説明しよう」


「まず某は大天狗の鞍馬と申す…この店の店主が隠神刑部で人間の時の名は松山と言う。」


「儂は自分で自己紹介ができるわい」


「次にそこの棚の上にいるのはメリーさんと言う都市伝説の子だ…伊織が拾ってきた」


「え?拾った…」


「修復もした」


「修復もするんだ…」


「住居は2階にいるのが座敷童子の千代…そして同じく2階にいるバカは…また今度ちゃんと説明しよう」


「色々と驚きだけれど…」


「伊織に嘘をつかせて貴様ら管理局をここに呼び出したのだ」


「なるほど…」


「それと貴様らは生まれ変わりを信じるか?」


「…」

「信じていないようだな…例を話そう…玉藻だ」


「玉藻…」


「生まれ変わり、言いやすく言えば転生的な奴だな…転生を繰り返しては転生した先で力を取り戻し暗躍し続けているんだあの女狐は…儂は気に食わんがな」


「それがそうなら…大昔に討伐されたと記録がある妖怪は…」


「もれなく転生してる…前世の記憶がないだけだ…前に来てた二人組は多分茨木童子と鬼童丸だ」


「それ本当かい?」


「狸が見たと言うからな…見間違えていたら」


「怖いこと言わんでくれ」


「あの…ボク達がその転生した妖怪の人たちを助けることできますか?」


目を見開く鞍馬


「小僧よ…優しすぎても正義感強すぎても後で後悔することになるぞ」


「…それでもボクは助けられるなら助けたいです」


「せいぜい足掻くといい」


「もし、うちらの知り合いとか転生した子がいたら戦わなくちゃいけないのかな…」


「場合によってだがな」


「そんな…」


「おそらくだがな…そのブレスレットの機能にある武器は転生した奴には効かないかもしれないぞ…」


「そうなことが…」


「このことを管理局に伝えた方がいいのでしょうか?」


「…別に構わぬが…混乱しても某は知らんぞ?」


「悩むね…」


「本題に入るけど君達の目的は何だい?」


「今日は遅い…儂らが後日話すから今日は帰れ」


そう言われ後、いつのまにかお店の外にいた鍵沼達


「大天狗か、隠神刑部の力だね…仕方ないから帰ろうか…」


「はい…」


「この空気の中ごめんだけど…店長さん狸だよね…店の看板深く考えてなかったけど…名前隠れ家カフェ「たぬき堂」だね」


「あ、本当だ」


いつもありがとうございます♪

次回の更新は9月18日です!

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