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第2部1章21話

お待たせしました!

「話す前に少しいいかい?響君」


「なんだ鍵沼さん?」


「君について調べさせてもらったよこっそりね」


「東に聞いたんだろ?」


「君は50年前に亡くなっているね?夢島家事件で」


「さぁなんのことやら」


「夢島家事件ってなんですか?鍵沼さん」


「当時5歳の男の子がいた。その男の子はよくイタズラしたり、人を罠に嵌めて殺人未遂を犯したことがあり、あまりにも酷かったから暗い部屋に親族達が閉じ込めた反省させるためにけれど、ずる賢かったので部屋から抜け出した。」


「鍵沼さんの作り話だろ?」


「違うよ…そして狐の面を被り、親族に悪戯を仕掛けたが、誤って階段から落ちて死んだ…それが夢島響だよね?」



「はぁ…そこまでわかったんだ…すごいねー」


「響さん!なんでこんなことをしたんですか?」


「そうだよ!いつからなの?」


「何でも屋「カギヌマ」に入る前から」


「今まで過ごしたことは嘘なんですか!?」


「ぜーんぶ嘘、依頼人は本物だけどね?」


みんな沈黙する


「じゃあ、最初からうちらを騙していたの?裏切り者!」


「失礼なこと言うなよ?海斗忘れちゃったの?あの時の約束」


「あの時の約束?ボクはなんの約束もしてませんよ!」


「ふーん、あっそう、忘れたんだ…はぁ」


「君の目的はなんなんだい?」


「遊びと悪戯だけど?」


「響君…あなたは私たちをなんだと思って」


「ん?遊び相手かな?」


言葉が出ないほど絶望感ともどかしさを感じる鍵沼達


鹿嶋のスマホに通知が来る


「社長大変です!超常現象管理局の収容施設から逃げ出した怪異が2体!」


「君たちの仕業かい?」


「さぁ〜俺を構ってるより〜行けば?」


電話をして状況確認する鍵沼


「状況は?」


「危険度が高い怪異2体が、機械トラブルによって解放されました。」


「ちなみに逃げたのは?」


「昔「アオヒサ」が収監した八尺様と5ヶ月前「アカネ」が収監した口裂け女です。」


「他の部隊の方は何しているのでしょうか?」


「ちょうど新人のために研修で出払っていて…」


「痛いところついてくるんだね…」


「連絡はしてありますので」


「響君…大変なことしてくれたね?」


「遊びなんだから楽しめよ〜」


と言って去っていく響


鍵沼達は管理局に向かって行き、


「被害状況は?」


受付の人に聞く

「えっと…特に異常はありませんよ?」


「え?本当に?」


「してやられたね…逃げ出したみたいなこと言っていたけど…全て響君のイタズラなんだね」



「鍵沼さん…ボク達は何すれば?」


「他の部隊に報告するから戻ってくるまで待つしかないね」


「それまで稽古つけてくれませんか?」


「わかった」



局内稽古場


「まず剣慣れて…そのあとは…ごめん!見よう見まねで頑張って」



「雑すぎるよ!鍵沼っち」


動きを見せる鍵沼


(すごい!ボクも鍛えたらああなれるかな?…それより響さんが言っていた約束なんなんだ?)


なんとか見よう見まねで頑張ってみる海斗


難しかった…



奏は拳銃を的に撃ってみることにする


全弾ハズレ


「やっぱりうちらには難しいよ…」


「ごめんなさい…私の武器は槍なので教えられなくて」


「鹿嶋っちは悪くないよ!」


「海斗君?大丈夫かい?」


海斗は頭を抑えていた。


(狐の面をつけた子供、幼い海斗、ある約束、「約束忘れたら、君の人生を全てお遊びにするから絶対〇〇○〇〇〇〇〇〇○って約束ね!」と言う言葉)


「海斗君!」


「はぁ、はぁ、はぁ…ボク…小さい頃響さんと会っています…」


「え?」


「どう言うことだい?海斗君」


「ボクが5歳の時おばあちゃん家の近くで夏祭りしていて、ボクはおばあちゃんと遊びに来てました。おばあちゃんと逸れた時、2人に会ったんです。その時何かあったんですが…そこが思い出せなくて…何か約束してしまった気がするんです」


「海斗っち、それ思い出せば2人を止められるのかな?」


「わかりません…でも…「約束忘れたら、ボクの人生を全てお遊びにする」って言ってた気がします。その後の言葉が思い出せなくて」


「海斗君…もしかして、何でも屋「カギヌマ」に入ったのも響君の仕業かもしれないね…思い出させるためにあらゆる手を使って」


「もしそうなら響君は危険です。」


「もうすぐ他の隊が来ると思うから」


「わかりました。」


一方


「イタズラ気づいて、焦っただろうな〜」


「海斗達と過ごした日々案外楽しかったな…」


「海斗は俺との約束忘れてるよな〜」


「成長すると忘れるのは仕方ないけど」


「あんなこと言っといて…許せないな」


「いつか思い出してくれるといいけど…」


「じゃないとお遊びは続く……『永遠に』」

いつもありがとうございます!

次回の更新は9月1日です!

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