2部1章20話
お待たせしました!
「すまないね響君にルナちゃん研修に連れて行かないとだから僕たちは出かけるね」
「あ〜わかった俺は少し書類とか書いたら帰るから」
「私は猫仲間とお喋りしにいくわ」
「じゃあ、すまないね」
「行ってきます響さん、ルナさん」
「行ってくるね〜」
「ほーい」
そして現場に向かう途中の車
「今回はきついから覚悟してね…超常現象管理局はたまにこういう現場に行くから」
「はい…」
「安心してね!遺体はないから」
「社長フォローになってませんよ?後、武器の使い方も教えないといけませんからね?」
「あ〜そうだった…現場見た後、管理局の施設に行って少し稽古しようね」
「わかりました。/わかった。」
海斗と奏は緊張と覚悟が混ざり合っていた。
現場に到着すると管理局の事務員が待っていて案内してくれた。
「ここが事件現場のタワマン最上階です。」
「緊張して周り見えてなかったけど詐欺やってたのに最上階ってなんか複雑に思えるんだけど」
「ボクもそう思います。」
「はい!調べるよ?」
「何を調べるんですか?」
鹿嶋が取り出したのは2つの機械
「これは怪異の仕業か見分けることができる探知機です。もう一つはまだ亡くなった方の魂があれば見れるようにする機械です。」
「え?すごいじゃん!」
「名付けて探知くんとお喋りちゃん」
「なんかダサいんだけど」
「ネーミング誰が考えたんですか?」
「開発した人だよ?」
「なるほど…」
探知くんを動かしてみると
〈ピピピ!怪異反応あり、怪異反応あり、〉
「やっぱり怪異反応ありか…」
「社長次は話聞くんですよね?」
「うん」
お喋りちゃんを動かすと
〈魂あり!会話できるようにしますにゃん〉
(にゃん!って喋るんですか!?)
そこに映ったのはあの時の男性
「答えてほしいことがあるんです。どんな怪異でしたか?」
『あ、お前らか…あの時は悪かった…私を襲ったのは狐の面を被った浴衣姿の男が急に現れて、拝めるように座らされてそれで死んだ…あいつは、あいつは』
と言いながら消えてしまった。
「重要な証言だね…」
「なんか怯えてましたよね?」
「うちも感じたよ…」
「社長…当時の状況を警察の方々に詳しく聞く必要がありますね」
「そうだね…海斗君、奏ちゃん行こうか…」
場の空気が悪い中
超常現象管理局のことを知っているベテラン刑事さんに会い行った。
「鍵沼君久しぶりだね…今回の事件のことだったね」
「お久しぶりです東さん」
「この2人は初めてみるね?」
「前川海斗と言います。」
「柚原奏と言います。」
「辛いのに来てくれてありがとうね」
「いいえ…」
「当時の状況は、正座な後、お辞儀して、手のひらを差し出すかのような状態で、首はその手のひらの上に置かれていたよ…なんの侵入形跡も指紋も靴跡もなんも無かった」
その状況を想像してしまい、海斗と奏は気持ち悪くなる
「無理しないで…少し休むかい?」
「大丈夫です鍵沼さん…ボクは覚悟して超常現象管理局に入ったんですから」
「うちも覚悟して入ったんだから覚悟はしてるよ」
「強い子達だな…鍵沼君」
「はい」
「あの…東さん」
「どうしたんだい?柚原さん?」
「響さんには内容言わないで…秘密だから」
「響?」
「東さん、夢島響君のことだよ?」
「夢島響は30年前に殉職してる」
「殉職?いや、響っちとうちら働いて…」
「夢島響は当時…私の上司だった人だ」
「え?同姓同名なのかな?」
「奏ちゃん多分本人だよ」
東が当時の写真を見せてくれる
響だった
「嘘…」
「どんな事件で殉職を?」
「響さんは口が悪くて当時不良警官って呼ばれてた。敵を作りすぎたんだろう…家に帰る帰り道恨みを持った人たち(犯罪者)に襲われて死んだ。
私たちが通報を受けて着いた時には、首から血が流れていた。残酷だったよ…不良警官だったけど正義感強くて…」
「今回殺された男は響さんの死に関わった1人だよ」
「え?」
理解ができない状態に陥る。
「稀に自分が死んだのに気づかず、普通に生活する人もいる。その影響で周りもその人を認識して普通に喋ったり、普通のことをする…もし、響君がその怪異なら」
「待ってください!響さんは響さんです!口が悪いけど優しくて…」
「そうだよ!超常現象管理局の人も響っちと話したりして、助けてくれたりしたじゃん!」
「気づかないほど馴染んでた可能性もあるんだよ…」
「響さんに聞いてみましょう!」
確かめるために響を人気がない公園に呼び出す。
「なんだお前ら?呼び出して?」
「響さん聞きたいことが…」
「俺が怪異だってことだろ?」
「え?」
「自覚していたのかい?」
「してるよ最初から…」
「経緯を話してくれるかい?響君」
いつもありがとうございます!
次回の更新は8月29日予定です。




