監視
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「ドナテルロはレオ達の動きを追わなくてもいいのですか?」
中央塔。レオ達四人はエヴァの研究室に向かったが、ドナテルロはアイの補助のため、監視カメラの確認をする必要がある。
彼は四人の行動を追うため、監視カメラによる追跡も可能。どの映像を見るかまでは、アイからの指示を受けていない。
だが、彼はそれをしなかった。別の箇所を順番に調べている。むしろ、避けているまであるかもしれない。05はそれが不思議でならないのだろう。
「必要ないからな。追いたいのなら、アイに頼んでも構わないぞ」
「必要ない……ですか?」
「逆に05 が気にするのがおかしいぞ。むしろ、そちらの方が興味が出てくる。アイがエラーがないと言ったわけだから」
「……僕の役目はドナテルロの監視です。怪しいと感じた事をレオに報告しなければなりません」
05だけではなく、アーメンのパートナーである02もドナテルロの監視役として置かれている。
それというのも、ドナテルロのパートナーである06がアーメン達に同行して、エヴァの研究室に向かっているからだ。
エヴァの研究室に向かう際、同行出来るのはロボット一体のみだと条件付きになった。
04と03はマスターとは別行動を取っているようだが、彼女達の動向にも、ドナテルロは注意を向けていない。
「何もしないぞ。中央塔はアイの管理下にあるからな。05の目を盗んで、何かが出来るわけでもない。アーメンの02も見ているのもある」
02は05とは違い、一言も話す事はせず、ドナテルロを監視している。とはいえ、ドナテルロが協力を求めた場合、06の代わりに手を貸すようにと、アーメンから指示を受けてはいるようだ。
それと同時に05の動きを見ているかもしれない。人間の目とは違い、ドナテルロと05も視界の範囲内に入っている可能性もある。
ドナテルロが興味を持ったように、アーメンも05の様子見を含めて、02を中央塔に配置してもおかしくはない。
「ドナテルロの言う通りです。互いに隙を見つけ、何かをするのは私と02の目があります。監視カメラの映像を見るぐらいなら、問題はありません」
アイは05に監視カメラを自由に見る許可を与えた。監視カメラを見るだけなら、アイの手伝いともなるわけだが……05がどう動くのか。
レオがドナテルロの監視を指示していたのなら、02のように黙々と見続ければいい。
命令もなく、自由に動くのは難しい。何をすればいいか判断が付かず、フリーズする可能性があるからだ。
ただ、今回はドナテルロの監視もそうだが、協力する事もある。そして、監視カメラの使用をアイから許可された。




