↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/83

戦闘の記録

「冗談に決まってるだろ。欠陥品じゃなければ、それぐらいの判断は06にでも出来るだろ」


 博士達のパートナーのロボットであれば、攻擊の判断を認識するのは当然であり、それが出来なければ欠陥品。


 アーメンの02はそれが可能。出来なければ、ドナテルロのロボットが欠陥品だと言っている。


「それも状況次第よ。私達が助けを求めれば、06も動かざるを得ないかもしれない。ロボットの判断だけで動くのは危険だわ」


 モリーもアーメンの考えを批判する。06が01を破壊した場合、それをマスターであるドナテルロのせいにも出来てしまう。


「02を外そうとしたのも、そのためなら最悪だわ」


「なわけないだろ!! 冗談だぞ。お前等がいるんだ!! 無理な話だ」


 同行するのが06になったのは全員が決めた事であり、アーメンが言い出した事ではない。


 他のロボットだとして、側にマスターがいる以上、アーメンの声に耳を傾ける事はないはずだ。


「分かってるわ。こっちこそ冗談よ。私達には分かるけど、01や06にはどうかって話」


「……問題ありません。ワタシは博士達に攻擊を仕掛ける事はないので」


『君は06……パートナーのロボット達と戦闘する事になったのか?』


 アダムは博士達全員殺害の容疑がかけられていた。


 その映像も残されていたらしいが、パートナーのロボット達はどうなったのか。当然、破壊されているはずだが、アダムの体も無事に済むものなのだろうか。


 マスターであるエヴァがいなければ、修理も難しいはず。その間に博士達はアダムをどうにか出来たはずなのではないか。


「……戦闘の記録あり?……ロボット達は無抵抗……残された記録は不完全なのかもしれません」


『面白いな。それはロックされていた記録の一つなのか。はたまた、人間にある夢や想像か?』


 アダムがロボットながらも曖昧に答える。彼自身、記録と言いながらも絶対とは言い切れていない。


 あったかどうかも分からない。それは人間でいう想像や夢の中での産物なのか。


『無抵抗というのなら、仕掛けたのは君だろう。マスターを狙う相手なら、君を壊す事も厭わないのでは? 無抵抗だとしても、映像には残るはずだ。その時、側にロボットのマスターはいたのか?』


「……ロボットだけです」


 マスターとパートナーが別行動をしている時に狙った。それなら、先にマスターを狙ってもおかしくはないはずだが。


『そうしようとした理由は』


「分かりません」


 博士達を殺害した記録はないが、ロボット達と戦闘した記録はある。それもある意味矛盾はしている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。