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エラー発生?


「レオ。エヴァ博士はどうしたのでしょうか? キャメロン博士は03と共に中央塔に向かったようですが?」


「エヴァ博士は死にました。僕達は彼女の後ろを追い掛け、一緒に中央塔で監視カメラの映像を確認します」


「……分かりました。エヴァ博士のロボットは?」


「01はモリー博士の研究室へ行く事になりました。……どうしたんです? 質問ばかりしていますよ」


「……同じロボットとして気になりました」


「なるほど……今からでもモリー博士と一緒に行動しても構いませんが?」


「……問題ありません。当初の指示に従います」


「分かりました。すぐにアーメン博士達も来ますが、急ぐ必要はないです」


「……了解しました」


 レオが中央塔へ向かうのを、05……LE05機は横並び……間を置いて、レオの半歩後ろに付き、歩き始める。


「エラー発生? 様子を見ましょう」


 05は決まった行動を取る事が出来ないようだ。レオは少し疑ったような素振りを見せたが、追求する事はなかった。05はパートナーのロボットであり、エラーが発生したのなら、修正、更新は容易いのだろう。


「中央塔の場所は分かっていますよね?」


「問題ありません。地図は記録されています」


 レオは確認するように05に尋ねた。アダムだけでなく、05にも地図の記録はあるようだ。パートナーとなるロボット全てが把握してそうだ。


「彼女達の動きはどうですか? 地図上に表示されていますか?」


「……表示出来ています。キャメロン博士と03は中央塔へ向かっています。他メンバーはボク達がいる、この場所に」


「エヴァ博士の表示は?」


「……消えています。彼女の表示が消えた事に気付くべきでした」


「構わないです。その機能も問題なさそうですが……」


 レオの05への質問は体の故障を調べるためのようだ。05はレオの質問に答え、機能もちゃんと使用出来ている。だが、彼は05に対して、腑に落ちないところがありそうだ。


「チンタラ歩いてると、奴に怒られるぞ」


「そこまで奴も厳しいくないだろ。体の大きさは其々だ。俺が抱えていってやろうか」


 アーメンとドナテルロが二人の横を通り過ぎていく。


 大人と子供の歩幅の差はある。二人の方が早くなるのも当然だ。


「大丈夫です。先に行ってください。ドナテルロ博士が行ってくれると安心です」


「聞こえてるぞ!! こっちはアイツと言い合うつもりはないんだから」


 アーメンはレオの声が聴こえていたのか、弁解する。


「アイツが一番嫉妬深そうだからな。ロボットの中だと一番下だろ」


 博士達のパートナーであるロボットの中で、どれが一番下という事か。


 もしくは、アーメンの前を進むAM02が一番だと自負しているのだろうか。

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