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プロローグ

✡


 現世とあの世の狭間。


 時間の概念はなく、幾千、幾万の世界とも繋がっている。


 どのような魂でも、その場所を通り過ぎていく。そして、そこは死神達の通り道でもある。


 現世からあの世へ行き、新たな命として生まれ変わる魂もあれば、あの世に閉じ込められる事もある。


 どちらになるかは、その魂がどのようにして生きたのかが重要になるようだ。


 ただし、例外は存在する。


 例外の一つ。それは狭間に留まる魂があるという事だ。


 その魂は現世……自身がいた世界に未練があった。


 それだけではない。加えて、謎を持ち合わせている必要がある。それが事件関連であれば、尚良し。


 その場合、奇特な死神に見初められ、ある場所へ招かれる事に。


 そうすれば、死神が好んで謎解きを始め、未練を断ち切ってくれるのだ。


 それは何度も続けられていた事だが、ある出来事により、状況が変化した。


 変化した状況化で、初めての未練と謎を持つ来訪者が流されてきた。


 それも特殊な存在。人間ではなく、生物でもない。


 人間のような姿をしているが……

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