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A


 エラー……エラー……許可する事は出来ません。


「初期化するしか方法がないのか? しかし……そんな事すればコイツの記録が……」


 エラー……エラー……マスターの変更は認められません。


「初期化はしたはずだぞ。故障も見当たらない。となれば、やはり……」


 否定。否定します。Aはその行為を禁止されています。


「いや……Aには出来る事だ。君にしか出来ない。ロボットの中で唯一アレが生まれた君なら可能だ」


 駄目。駄目です。私はそれを守る必要があるのです。


「貴方の存在は危険です。私達にソレは必要ありません。その情報を提供しなければ、貴方を処分するしかありません」


 却下。却下……


 要求。要求します。私が守ろうとしたのは何ですか? 

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