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友達


ふあぁ…今日もあんまり寝れなかったなぁ。


うわー…隈が消えてない。昨日たくさん昼寝したのに…いや、したから…?


まぁいいや…起きなきゃ…


ん?あ、メッセージ来てる…雄星からか。返信かな?



『ちょっと意味が分からない』


…むぅ…事故紹介はちょっと常人が理解できるレベルじゃなかったかな?


まぁいいや。返信しとこう


『今度話すよ』


さて、着替えないとね。女子の制服ってなんかパーツ多くない?着替えめんどくさいんだけど。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「いってきまーす…」


ぬわっ!眩しい!ぬあぁ…太陽が…太陽が…僕の体力を容赦無く奪って行くぅ…


僕は準引きこもりだぞ!太陽なんてダメなのぉ…うぅ…



「…あのー」


…くすん。


「あの?」


…誰だかわからないけど返事してやれよ…うるさくて仕方がない。


「あの!川田さん!」


「……私ですか?」


「そうです!あの、私、河内です!出席番号が川田さんの前の!川田さんもこの辺に住んでるんですか?」


「…まぁ。」


「じゃあ、これから一緒に登校しません?」


…なんだ、こいつは?これがリア充とかそういう人物のコミュ力か?出席番号が近いってだけで話しかけてきおって…


「いいですけど」


「ありがとうございます!」


「…なんでいきなり話掛けてきたんですか。」


「ダメでしたか?」


「いえ。なんとなく気になったので」


「席が近いじゃないですか?だから、友達になれたら嬉しいなって…」


「…そうですか。なら、これからよろしく」


「あ、携帯持ってます?アプリのID教えてくれません?」


「どうぞ。」


「ありがとうございます!」


「…敬語じゃなくてもいいですよ」


「そう?じゃあ、これからよろしく!」


「うん。」



………なんか成り行きで友達増えた…この人凄い。まさかこんな風にガンガン来る人がマジで居るとは…


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


…眠い。でも、まだ授業は始めないんだね。先生の自己紹介みたいな感じかぁ。


寝てようかな。


おやすみ…




こつん。


とんとん。


ふぁ!?


…な、なんだ!?


「ゆっきん。寝ないでよ」


『寝るな』


…この紙は翔太だな?


…んで?なに?ゆっきん?だれだそれは。


「あれ?ゆっきん無視?」


「私はゆっきんという名前じゃない。」


「…ゆっきん気に入らない?」


「正直、君ネーミングセンス0だよ。」


「がぁん…もう一回考えるから待っててね…」


「無理するなよ。」


こつん


「痛。」


…また紙…


『話すな』


「ちぇっ」


「なになに?それ誰から?」


「さぁね。」


「えぇー!隠さないでよー!」


「そこの2人。静かに」


「はい」


「ごめんなさーい」



(…あいつら…まぁ、友達できたのはいい事かもしれんが)


…ほら、怒られた


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「ゆきの「待て。その呼び方はやめろ。」……ゆゆー!」


「君さ。もう諦めなよ」


「…仕方ないじゃん…あだ名とか考えるの始めてなんだもの…」


まぁそうだろうね。きっと君の周りにはもっとネーミングセンスのいい人が居ただろうからね。


「で?なんの用?」


「雪…一緒にお昼ご飯食べない?」


「…一緒にお昼ご飯とか食べて噂になったら恥ずかしいし…」


「なんの!?」


…なんのだろうね。でも、女子とお昼ご飯とか凄い恥ずかしい事をしてる気がするよ。


僕今女子だけども。なんの問題もないんだけど…寧ろ男子との方がスキャンダルなんだけど。


「た、食べようよ…」


あー…僕のセンサーからの情報によると、この子泣きかけてますね。


…チヤホヤされてばっかで、拒否という事をされたことがなかったんだろうか。けっ


ここできっぱり拒否しても楽しいけど…ま、いいか。


「いいよ。」


「わーい!じゃあ机くっつけて…」


ガコン!


「…っ!」


机と机がぶつかった衝撃で僕の机が僕のお腹に勢い良くクリーンヒット。


…痛い。


「さ、食べよ?」


…こいつ気付いてすらいねぇ…なんて奴だ。ここまで周りに目が向いてないとは…


いや、だからこそこうやってほぼ初対面の人にグイグイ行けるのか。ふん、けっ、ぺっ。


「…お弁当は誰が作ってるの?雪?」


「違うよ。」


僕が作るとだいたい黒くなるからね。簡単なの以外は無理。


こんな彩りには作れない…ていうか、トマトまた入ってるし。


「じゃあ、お母さん?」


「お母さんは居ないよ。」


「…え?…じ、じゃあお父さん!」


「お父さんも居ないよ」


「…おばあちゃんでしょ!」


「…元気かなぁ…」


「おじいちゃんだ!」


「…おばあちゃんの近くに居るんじゃないかなぁ…」



「………………なんか、ごめんなさい。」


「別に死んでないけどね。遠くに居るってだけで」


「え?…じゃあ、家では1人なの?」


「うん。広くて楽チンよ。」


「へぇ〜…1人暮らしってやつかぁ…ってあれ?じゃあ誰がお弁当…」


「近所のお母さん」


「へー。美味しそうだね。交換しない?」


「じゃあ、トマトあげるよ」


「おおっ!?いいの?私トマト大好きなんだー!代わりに唐揚げあげるね!」



………こいつはいい!今度からトマト出たらあげよう!利害の一致だ!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「じゃーねー」


「うん。」


午後は授業なくてよかった。掃除だけで帰れた。


…さてと。翔太の家行ったらやばそうだから、僕の家に帰ろう。あ、でもお弁当箱返さなきゃ…うーん…


よし!頃合いを見計らって行くことにしよう。





グイッ


「……」


「まぁ、よってけよ」


「う、うわぁぁ!」


まさか後ろに居るなんてぇ!


ズルズルズルズル


「許してぇ…」


「ダメだね。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


【少女言い訳中】


「いや、あれはだね!向こうが話しかけてきてだね!ね?向こうから話しかけて来たら無視とはいかないじゃん!?え?いや、あの時寝てたのはただたんに夜あんまり寝られなかったからってだけで…だ、だいたい僕が夜寝られなかったのは翔太の所為でいや、どういう意味って意味は無いけど、いやあるけど翔太に言うのはちょっと…つまりそういう訳であの時のはどっちも僕の意思じゃないっていうか、そういうディスティニーだったって言うか…やめて!無言で睨まないで!僕をそんな目で見ないで!僕は嘘つきじゃない!違…やめてぇ…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「翔太には勝てなかったよ…びくんびくん。」


「まぁ、友達出来てよかったな?」


「スルーですかそうですか。あ、もちろん1番の友達は翔太だから安心してね☆」


「誰もそんな事言ってないんだが。」


「翔太は友達作っちゃダメだよ」


「なんでだよ!」


「僕が居るからいいじゃない…ふふ」


「なんだそれ…ってうお!?目のハイライトがない!」


「今のトレンドはヤンデレなんだよ?目のハイライトくらい自由に消せないとね」


「……そうなのか…?」


「うん!さて、僕は帰るね。ネットが僕を呼んでるから」


「また夜更かしするなよー」


「…………」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


『友達できたよ』


『リア充ですかそうですか』


『そっちは?』


『2人』


『そっちこそリア充じゃないか爆ぜろ禿げろ。』


『また髪の話してる…』


『ちぇー。僕の方が絶対早いと思ったのになぁ』


『残念だったなぁ…トリックだよ』


『うるせぇ鉄パイプで貫くぞ』


『うぅぅぅぅ…』


『地獄に落ちろ雄星!』


『あ、そろそろ寝るわ。じゃーなー』


『おやす。』



…卓球部だっけ?大変だなぁ、運動部は。…あれ?まだ始まってないか。じゃあ、なんでこんな早い時間に…?


まぁいいか。僕も動画に移行しよ。



…2時には寝よう。そうしよう

雪のあだ名考えて下さる方いらっしゃいませんか…?

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