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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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神隠し

何事もなく一日が終わればよかったのに事件が起こった

『夢子が誘拐された』

風邪引いた状態で買い物に行ってから三時間以上経っても帰ってこないから優子さんが商店街に行くと誰にも会ってすらなかった。

そして裏路地に夢子の財布を発見した


それを家に帰る前に先生から伝えられた

急いで帰ると虚ろな目をして財布を見る優子が居間にいた。

実感すると込み上げる怒りを発散したくなる。


「ざけんなや夢子がなにしたんや、犯人見つけたら脳天かち割って臓物で絞め殺したる」


と顔からは見えない激しい怒りが自分に燃え移り、下唇を噛んで滴る血の味が感じない。

発散しようと外に出て空を飛ぶが減るどころか増えるばかり



娘が誘拐されて一週間が経っても悲しみと怒りは廃れることなく真新しく増えていく


「あの人になに言うたらええんや」


と言っても涙を流すが意味はない。

明日になったら謝って帰ってくると思うても現実にはならんことを長年生きててわかってる


「まだ伝えれてないことがあるのに...夢子...」

(なんであの時私が買い物に行ってたら)


とたらればの思いをするたびに自分を恨んでしまう。


だけど情報得た時は誘拐されてから1ヶ月だった

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