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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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戦争からの帰還

目覚めたのはあれから三週間後だった。


「久しぶりだな響香」


と入院したら毎回いる伊勢先生が気になる。


「なんで満州に先生がいるんですか?」


と聞くと笑いながら答えた。


「逆だよ君たちが日本に帰って来たの。まあ日本に帰ったのは二週間前だけど」


「えっ?どうやって」

「それは俺のおかげだよ」

と被せるように織くんが答えてくれた。


「僕の能力は[入れ替え]とそのままの能力、君が戦艦に乗ってるときに対象を作っておいたんだよ。まあ朝鮮の港までしか無理だったし跡を付けた物体しか無理ですけど」


となんかめっちゃ説明してくれた。


「ありがとな、おかげで死なずに済んだ」

「それを聞くために今日来たんですから。あとで魂壊さんが来ると思いますが泣きじゃくると思うので頑張ってください」

と告げて出ていった。


「いいダチを持ったな」

「ダチかどうかは知りませんがいい人なのは変わりません」

「その匙加減はお前ら次第だが、あとでアホ理事長に何があったか知らせとけよ。大事なことだからな」


と伝えることがもう無いのか出ていった。


(なんか久しぶりだな〜この感じ)

と寝台に寝そべって天井を見上げる。久しぶりの天井であみだくじをしようとするとガラッと扉が開いて、反射的に起き上がる。


「響香く〜ん、生きててよかった〜(泣)」

と見て言いながら抱きついてくれた。

心臓の鼓動が物凄く速くなり、めちゃくちゃうるさいし顔と頭がが熱くなる。離したくもないからずっと止まる。

するとすぐに離したので顔を見てみると目尻が赤かった。それも嬉しかった。

「元気ならよかったです。動けるようになったら早く帰って来てくださいね」

と言って出ていった。

(顔が赤かったような....気のせいか)


と勝手に納得してまた寝そべった。

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