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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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第二次日露戦争6

なぜか一人で突っ込んでいった沼田は置いておいて、死体を積み重ねて土塁の代わりの壁を作り銃で迎撃する。死ぬとは一切思っていないが惹きつけるために撃つ。

和田の『破壊光線』で一気に片づけるために

(もし無理なら俺の能力で.....)

ぼやっとしていたら50mもない距離にまで走り近づいてた。

「よし、全部一発で撃て!」

「待ってました」


[20日分開放]『破壊光線』


その威力により今までのよりすさまじい轟音が近くで鳴り響く。その分絶大な被害を出していた。目視100mは人の形が無かった。まさに『破壊』と言わざるを得ない才能が少し怖い。


「よくやった!魂壊は刀を作って備えろ、織はそのまま銃剣を戦うぞ」

「「はい」」

と気持ちの良い返事を聞いて嬉しくなる。

(老けたような思い出はないがな)




敵の大将と俺は共に構える。戦争中なのにまるで喧嘩を始める不良のようとしか思えない。

(規模が大きくなっただけだがな)

すると左右に足を出して低い姿勢で近づくので左斜めに上半身を下げて右腕で顔に向けて振ると直で当たり、避けた場所に拳が突きつけられていた。そのまま吹っ飛ばそうとするが動かず、ニヤついて余裕な顔をしている。なんなら俺の拳が悲鳴をあげている。


『思ったよりやるな、だがそんなパンチでは俺を倒すなんざ100年早いぞ。だが気に入った名を名乗れ』

(マジで何言ってるかわかんねぇ)

『俺はトリレス=フォーレン、ロシア軍本部大佐にしてアメリカの英雄を目標にする男だ』

(なんとかトリレス=フォーレンとは聞こえたが多分名前か?)

「俺は沼田響香だ」

『そうか、キョウカと言うのか。惜しいが俺の糧となり死んでくれ』

と言って先ほどより早い速度で拳を振いまくるがなんとかギリギリで避ける。

(多分本気を出してきたな)

と思考はよぎるが間一髪で避けるのが俺の現状でしかない。今まで無かった恐怖が手繰り寄せてきて、夏なのに背中が寒い。

一旦距離を離すため爆発で数十m離れる。そして夢子がくれた刀に炎を纏い構え、魔力を体に回す。するとすぐに尋常じゃない速度で迫り拳を振り下ろすので横に跳んで避けると大きな穴が作られた。

(さっきよりヤベーじゃねぇか。跡形も無くなるぞこんなの)

だが生まれた隙を突いて刀を七度振うが薄皮を斬るだけ、いや斬れただけましなのか?

(死なないために命を賭けるか)

そう思い今までよりさらに出力を上げる。一年間鍛えた魔力操作のお陰で10000℃にまで引き上げた炎は体をほんの少しだが刀が炭化していく。

『やっぱり隠してたなペテン師、男どうしの闘いでなぜ隠すのだ。来るなら本気で来いキョウカ!!』

叫んでいるが無視して現時点での最高速度で近づき、型のまま刀を振るう。わざと隙を作り殴りかかるのを避け、縦回転斬りによる逆裂斬りで血潮が舞う。

『油断した、次はしない』

となんかずっと語りかけるのが少し不気味だ。だが斬った部分が炎でドロけてるのが気持ち悪い。いや少しずつ治り出してる。

(まさかの治癒系能力なのかよ、千日手じゃねぇか)

『なんだ、そんな驚くことか?覚醒すればお前でもできるぞ。だがこのステージに上がる前に殺す』

と言ってさっきよりさらに早い速度で殴るのを刀で受け止めるがもう一つの拳で横腹を殴られ吹き飛ばされ、受け身をとるが血反吐を吐く。

頭がクラクラしてきた。意識が朦朧としてくる。

(やばい死ぬ)

『よくやったニホンの若き英雄よここで眠れ』

と言って拳を振り下ろした。

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