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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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入部

放課後

「よし行こうぜ響香」


と呼ばれて一緒に体育館へ向かいながら話しをした。


「そういえば時行以外に一年の剣道部はいるの?」


「お前を入れて三人」


「少なくね、何かあったの?」


「最初は二十、三十人いたけど心折れて辞めてった。部長が1年の経験者をボコボコにしてして下手くそとか言って心も折ってきたし俺もボコボコされたし一番ボロクソ言われた気がするけど」


なんて軽く言ってて心のそこからドン引きしてると


「それはそうとさ」


「なに」


(面白いことか?)


「遅刻したら死ぬほど練習させられるから気をつけてろ、比喩じゃないから」


「てことはお前遅刻したの?」

「おう常習犯だぜ、ちなみにこのまま歩いて行くと遅刻扱いになるから次からは気をつけろよ」


と言ってすぐに走り出した。


「おい馬鹿、まてどうゆうことや」


と聞いても何も言わず走り続けた。

体育館前

「はぁはぁ、遅刻してないか時行」


「部長いないから多分大丈夫だ」


と仰向けの状態で言った。


ガラガラと奥からドアが開く音がすると二人組の男が入り

「おい遅刻だぞ和田、罰として特別練習に行くぞ」


と短い青髪に青色の目をした時行とおなじ巨躯をした男が引きづって外へ出る。その後にもう一人来て


「やあ君は新入部員かな、よろしく」


と青白い短髪の色男からドスの効いた声で爽やかに言って手を出したので握り返して


「沼田響香と言います。よろしくお願いします」

と返した。

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