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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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決勝戦

決勝戦は沼田対東郷になった。


俺は運悪く初戦から東郷との対戦だったのでいい気分ではなかった。


「どっちが勝つと思う魂壊?」

と隣で観ている魂壊に聞いてみる。


「どうでしょう、2人とも互角の強さだから結果は分かりません。でも先輩のトンボと響香くんの反射神経が鍵だと思います」


「そうだね、長期戦にならないから見やすいかな」


「そうですね」


と嬉しそうに相槌を打つ。


俺からしたら親友が勝って欲しい気持ちと異常な強さの沼田が勝って欲しい気持ちが戦っている。


(まっ、見てからの楽しみだな。そういえば聞いておかないといけない事があったな)


「ねぇ魂壊、沼田のことどう思っているの?」


「響香くんですか、とてもかっこよくて強い人だと思ってます」


「好きかどうかは?」


「友達として大好きですよ」


と嬉しそうに答える。沼田が不憫でならないが俺は応援するぞ


とそんなことより決勝戦が始まる。2人の威圧感は観ているこっちまでくる。そして構えて開始の合図がなる。


まずは2人ともすぐに間合いの戦いを始めた。


2秒が経った時にどちらも詰めて木刀を交差させて離れると同時にトンボからの最上段で叩き込むが間一髪で受け流しした斜めから斬りあげる。


まさに攻防一体の激しい戦いが次で終わりそうになる雰囲気が漂う、その戦いは全員が息を忘れるかのような光景だった。


そして、東郷のトンボが出る瞬間に沼田は距離を詰めて面打ちした。


一戦目は沼田の勝利だ。

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