30/140
夏休み4
今日は夏休み最終日に私は霊弥に呼ばれた。
霊弥の家に来てそうそうに近づいてきて言い出した。
「ねぇねぇ夢子、夏課題を手伝ってくれない」
「ちょっと用事を思い出したからちょっと待ってて」
帰ろうと後ろ向くと足を掴まれて動けない。
「待って待って、お願いだから」
「わかったから離して、痛いから」
「ごめん」
(まあいきなり帰ろうした私も悪いけど)
ため息をつきながら霊弥の家に入って聞いてみた。
「で、また課題を最終日までやってないの」
「さすが夢子ちゃん私の大親友なだけあるね」
毎年大型休みの課題を持って来なかったから誰でもわかるわ
「そういえば理華は来てないの?」
と聞くとあっさり答えた。
「魔法の研究に忙しいってさ、海外の魔大に行きたいからってね。だから夢子に頼ったの」
「そうだったね。ところで課題はどこまでやったの?まさか一つもやってないとか言わないよね」
と言うと目を逸らした。
(何で学習しないんだか)
その頃和田家では
「すまんが課題を終わらすのを手伝ってくれ響香!!」
と時行に頼まれていた。
「いいけど、進捗は?」
「ゼロ!!」
「よし、諦めよう」
と言い放って帰ろうして捕まり手伝わされたのだった。




