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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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夏休み3

「なっ何を言って」


いきなりそんな事を言われ焦る。


「図星か?墓はどうせ最後の挨拶だとかしょうもないことだろ」


と余裕そうな顔で言う。


「そんな証拠ないだろ」


「証拠を聞いてる時点で黒だろ。まあ言うとしたら病院だな。あの時に先生が言ってたんだよ、魔力過剰症らしいな」


“魔力過剰症”

魔力を過剰に作ったり消費したりする身体の症状である。魔力は生物のエネルギーと言っても過言では無いため過剰に作ることは寿命を早めることになる。10万人に1人になるが個人差がある。


「一応聞くがあと残りは」


「何もしなければ約7年、能力を使えば約5〜3年だと思う」


「てことは最長でも23歳には死ぬのか」


「はい」


そう答えると沈黙が流れる。


「お前だけ秘密をバラすのは癪だから私も言ってやる。絶対に言うなよ私も言わないから」


「わかった」


と答えると言ってくれた。それは『今』いや、本人以外から言ってはいけない内容だった。

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