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夏休み2
夏休みのお盆に山を登り墓の前に立って言う。
「久しぶり爺ちゃん婆ちゃん」
「久しぶりだな、ジイさんとバアさん」
と後ろから付いて来ていた優子さんが言った。
「母さん生きてたら家を任せれたんだけどな」
元々あった実家は俺が引っ越す時には売っぱらったから長野には家がない、別に悲しいわけでも無いから良いけど。
「てか、何で来たの?」
「親友とその親に会って何が悪い」
「でも墓だろ、実際に会えるわけでもないし」
と言うとええ〜と言いたそうな顔で
「だったらお前もそうだろ」
「俺は挨拶だから(シンボルに対しての)」
「変わんないだろ、だったら死んだらここに来い。自分の墓は一番目立つからな」
「どういう事だ?」
と、首を傾げるそんな事を言われる筋合いは無いが
「とぼけんな、寿命が無いんだろお前」
と言われた時は夏と思えないくらい涼しかった。




