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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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部活4

「お前スゲーヤツだったんだな」


と試合が終わってすぐに時行が肩を抱いてきた


「俺なんかあの一振りで一撃で試合が終わったんだぜ」


「そうですよ、東郷部長へ一矢報いたのは貴方だけですよ。和田以外に戦った人はほとんどが辞めていったですよ」


「そうなんだ、まぁ負けたんだけどな」


と言って苦笑いをして言った。


『負けた』


だけど部長へ一矢報いた喜びや負けた悲しみに悔しさ、怒り、それらの感情の矢印が向かないもので心の穴が出来た。それがなにか俺自身でもわからない。


そんな事、いや大事な事を考えていると


「痛っって」


「あっ、ごめんなさい」


「あぁ、大丈夫。考え事をしてて敏感になってただけだから」


「なら良かったです」


「てか、ごめんな治療させて」


「大丈夫ですよ、いつでも手当をしてあげますから」


「、、えっ、それってどういう」


「家が一緒なのでいつでも出来ますからね」


と微笑みなから言ってくれたが少し悲しかった。


「じゃあ戻るか」


「そうですね」


と話して体育館に向かうと質問の嵐に合って練習があまりできなかったのだった。

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