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恒河沙  作者: 佐瑠未亜綺
第1部 死者が語る戦争
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番外編 祖父母と地元の思い出

沼田響香が埼玉県に移動してるときに振り返った思い出です。

あれは小学3年の秋だった。

その時は学校に帰っては地元の友達と遊んでた。


「響ちゃんはなにをしてあそぶ?」


「鬼ごっこしよ」


「えーやだ」


「だったら〜〜ちゃんはなにがしたいの?」


「私は戦争ごっこしたい」


「じゃあ〜〜公園であそぼ」


「だったらみんなよぼうよ」


「そうしよー」


と3人で話しては各家に行っては呼んで遊んでた。

あの頃というか小学校に通ってた頃は泥だらけで帰ってよく叱られてた。


世間のことは何も知らず兵隊さんが戦って、勝って、新聞やラジオで流れるのが当たり前そんな中でみんな貧しくても元気にはしゃいで遊んでた。


小学4年の誕生日に爺ちゃんと婆ちゃんが二切れ買ってきた鰻の味は今でも覚えてる。

でもその年の秋に爺ちゃんが心臓発作で死んだ。

滅茶苦茶に泣いてずっと婆ちゃんに縋っていたのを良く覚えてる。


中学に入っては剣道部に入って夜遅くまで練習していた。入った理由は友達に誘われてだけど楽しかったなと今でも思える。


そして三年生になって持病を患い先に引退した。

みんなには内緒にしたからずっと聞いてきたけど言わなかった。だって婆ちゃんにも言ってなかったから


そして元旦に年賀状と一緒に届いていた紙があった。

それが黒川学園の推薦書。それのおかげで学費免除となって負担をかけずに高校に行けるようになった。


だけど2月に婆ちゃんが倒れた。末期癌だった

だから3月はずっと病院にいたからよく叱られた


卒業証書を受け取ってすぐ病院に向かったがその時に死んでいたらしい。

荷物をまとめて、埼玉県にある母さんの親友の人の家に送るよう頼んだ。


そして別れの挨拶をして、能力を使って移動した。

それが最近のことである。

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