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ダンジョン講座(衝撃波編)

 ダンジョンに憧れる老若男女に大人気の動画「ダンジョン博士のダンジョン講座」。

 小学生っぽい見た目だけど、なぜかダンジョン探索をしているタカシ君(見た目は子ども、だけど大人の都合で設定年齢18歳)と爆発白髪頭と大きな白いヒゲが特徴的なダンジョン博士。

 ふたりがダンジョン探索に必要な知識をたのしく教えてくれる動画だ。

 今日のダンジョン講座は武器に追加できる特性・衝撃波についてだった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


タカシ:ダンジョン博士、特性っていっぱいあってわけわからないよ。ダンジョンで「衝撃波」って特性がついてる剣がでたんだけど、これは何? レアなすっごいチート特性だといいなぁ。


ダンジョン博士:衝撃波は武器を振った時に風圧で遠距離攻撃できるんじゃ。距離や威力はもっぱら筋力のパラメータに依存するといわれているぞ。


タカシ:かっこいい! これで長剣装備でも遠くにいるモンスターを倒せるね。


ダンジョン博士:ノンノンノン。衝撃波は筋力100の人でも1メートル先くらいまでしか届かないのじゃ。だから実はゴミ特性なんじゃよ。


タカシ:えー。せっかくでたのに、これ、ゴミ特性だったのかぁ。でも、筋力がとっても強ければたくさん遠くにとばせるんだよね? 筋力1000とかあったらすごいよね?


ダンジョン博士:ムリムリ。100階層に行ける探索者でも筋力が100を超える人はほとんどいないのじゃ。でも、数十センチでも敵には見えない攻撃じゃから、使いようによっては強力なんじゃ。


タカシ:どうやって使うのがいいの?


ダンジョン博士:対人戦での隠し玉じゃ。ダンジョン内で開催されるバトル大会で、ここぞというところで出すと有効じゃぞ。


タカシ:よけた、と思ったら、衝撃波でバシャーッて切られちゃうんだね。さすがダンジョン博士!


~~~~~~~~~~~~


この動画のコメント欄


~~~~~~~~~~~~


“タカシ君には言えない事実。ダンジョンの対人戦って、負けた奴はほぼほぼ死ぬってこと” 

“正規の、レフェリーが早くとめちゃうバトル大会ならワンチャン負けても生き残る”

“たまに巻き添えくったレフェリーが殺されるけどな”

“対人戦やるやつって、自分が負けた時の想像はしないんだろうな。もっと小学校で想像力のばす教育した方がいいと思う”

“ダンジョンで対人戦やる奴はアホといいたいけど、実際は装備狩りに襲われるから、生き延びるために対人戦は避けられない”

“だから、たぶん一流の探索者で一人も殺してない奴って、いないよな”

“ダンジョンの闇が広がる、それが対人戦”



“動画つくっといてゴミ特性って。あいかわらず辛口ダンジョン博士”

“でも、衝撃波がゴミなのは同意する。ついててもついているのかわからん”

“非力な探索者にとってはゴミ”

“実質、リーチがちょっと伸びるだけだから、それならもっと長い剣もてばいいって話。だからゴミ特性”


“みんなゴミゴミ言うけどさ。もしも裏ダンの、推定筋力神レベルな暗黒騎士が衝撃波もってたら?” 

“そりゃ悪夢でしかない”

“暗黒騎士に遭遇した時点で悪夢でしかない”

“でも誰も暗黒騎士が武器を使ってるの見たことないだろ。いつも素手だろ。素手じゃ特性つけられない”

“いや、画像をよく見ろ。暗黒騎士様、剣持ってるから。ザコへのお仕置きには使わないだけで”

“ザコじゃないぞ。素手で手足もがれてるのは、国内トップエリート探索者たちだぞ”

“そもそも剣をつかわずに、100階層クリア探索者の手足を引きちぎれるってのが、どういう筋力してるんだっていう”

“ま、まぁ、暗黒騎士様の話はすべてネットの作り話だからな (;'∀')”

“暗黒騎士なんてないさ 暗黒騎士なんて嘘さ” 

“((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル”


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