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ホルンの塔攻略編  21~29階

俺たちのSPが底をつく前に何とか全部倒すことができた。

最後の1体を倒したとき、目の前にレベルアップの文字が現れた。


シュウト ヒューマン Lv7→Lv8

所有スキル

《片手剣使いLv5》

《回避Lv4》

《打撃Lv2》

《索敵Lv2》

《弓使いLv2》

《隠密Lv1》

《両手剣使いLv1》

《斧使いLv1》

《槍使いLv1》

スペシャルスキル

《短剣使いLv3》

《シンクロLv1》

30TP獲得!

20NP獲得!


「2人よりはやく上がっちゃったな。まあいいか」

強くなるのはいいことだもんな。ちょっとくらい先にレベルアップしても怒んないだろ。

さて、どれを上げようかな?四天王が使ってたスキル技を使いたいけど、片手剣使いは、いま上げられないしなあ。今回は使わないで次回Lv6に上げるか?それもいいんだろうけどな~。とりあえず、素早さにNPを振るか。


シュウト ヒューマン Lv8

筋力…10+10

防御…10+5

体力…10

技力…13

素早さ…24→26

運…6


筋力と防御についているプラスは武器と防具の分の数値だ。武器は銅が5、銀が10上がるらしい。

防具は防具のレベルやらなにやらいろいろな関係でこの数値だ。


「ん?なんだこれ?」

NPを素早さに振ったあと、目の前になんか現れた。


補助スキル《照準》手に入れますか?必要TP…10


      ①OK!!      ②NO!!


これはマリネの言っていた補助スキルか。なんで今?補助スキルはレベルアップじゃなくても手に入るって言ってなかったっけ?いや、そうか。補助スキルを得るにはTPが必要なんだ。それでさっきまで俺はTPがなかったから手に入れられなかったんだ。きっとそうだろう。

「まあ必要だからOKしとくか」

これで残り20TP。今回はもう使わなくていいや。これから補助スキルを手に入れるときはTPが必要なんだし。


「それではまだ夜まで時間ありますし、急いで30階まで上がっちゃいましょう」

「え?本気で言ってる?」

さっきあんな戦闘をしたあとなのに?一応SPとHPを回復薬で回復させているので別に進んでもいいんだが……。

「疲れていないの?」

さっきの戦闘で俺とマリネは矢を撃ちまくった。数えられないほどだろう。正直、目に見えていないところで結構疲れている。今すぐ寝たいくらいだ。

「まだまだ動けますよ。早くこの塔をクリアして次の町に行きたいんですよ。だからゆっくりしている暇なんてないんです」

次の町か…。そんなの一度も考えたことなかったな。どんな町なんだろう?

「くそ。俺も早く次の町に行きたくなったぞ」

「そうでしょう。なら早く上がりましょう!ハイド・ロード!」

「ああ!何にも考えずにこのまま上がるか!」

もうこうなったらどこまでもマリネと一緒に行ってやる!

2人でまた塔を駆け上がる。さっきよりずっと速く、かつできる限りの最短距離で。そのおかげで体力が途中でやばい状態になったがランナーズハイ状態になったのか、途中から何も感じなくなっていた。あれ?これやばいんじゃね?まあいいか!気分がいいし!!


そう感じながらも進んでいき、29階に着いた。またパーティを探すのだ。

「なんで2人以下は入っちゃいけないんだろうな。パーティのいない奴とかどーすんだよ」

「そんな人はいませんよ。仲間じゃなくても奴隷を買ってパーティにすればいいんですから」

俺の独り言にマリネは答えてくれた。

「奴隷って高いんじゃないの?そう易々と買えるの?」

「全部が全部そういうわけではありませんよ。強い奴隷ならば値段が高いですが、弱い奴隷だと数千ゴールドで買えますので、頑張って依頼をこなしていれば誰でも買えるので心配はいらないです」

そっか。でもそれまではダンジョンのボスに挑めないんだよな。俺は仲間に恵まれているな。すぐにメイサと会って、さらにリュウトと会って。奴隷を買う必要なかったもんな。

「あ!あそこにパーティの影が!!行きましょうシュウトさん!」

「りょーかい」

マリネとも会ったしな。こんな奴だけど俺より強いし知識もあるし頼りになる仲間だ。

「まあそんなこと恥ずかしくて面と向かって言えないけどな」

マリネがパーティのリーダーみたいな人と話している後姿を見ながら俺はそう呟いた。

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